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巨大通信ベンチャーの軌跡 ブロードバンドをめぐる攻防
湯崎 英彦 (日経BP社 2009年10月15日)
ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語 (アスキー新書)
佐々木 俊尚 (アスキー・メディアワークス 2009年10月09日)
今後のコンテンツ(放送・通信)業界のゆくえを考える (TUKAさん 2009-10-24)
まず、面白いか面白くないかは二分される書籍だと思う。著者自身もTwitterにてつぶやいていた。
ニコニコ動画でも有名なドワンゴの成り立ちから、ドワンゴに関わった・関わっている人々のことが記載されており、ドワンゴという会社を知ることができる。特にコンテンツ業界といった日本の一般業界と比べたらある意味で「怪しい会社」であることは間違いないが、「怪しい会社」であるからこそ「魅力ある会社」でもあるかと思う。
また、ドワンゴ会長の川上氏を中心に先進的な著名人が集まるのも、その怪しさ故の魅力かと考えさせられる。
ドワンゴは今現在も進行形の会社であり、この本にも今後のドワンゴについては記載されていない。
しかし、今後のコンテンツ(放送・通信)業界のゆくえを考える上では、この本を読むことは価値観を一つ増やせ、価値があることだと思う。
創業メンバーでもある森氏について、後半から全く記述されなくなったのは少し残念であった。
web人・ネットゲーマー・プログラマー必見 (狭間さん 2009-10-21)
ドワンゴの創業から今までを、それに関わる重要人物を網羅した上で記述している。
例えば現在ニコニコ動画などを製作している技術者の生い立ちを
廃人ネットゲーマー→同人ゲーム製作集団→仲間の一人がドワンゴ創立→仲間の廃人を次々とドワンゴに誘う
というように紹介している。
一つずつのエピソードを端折らずに、綿密な取材により開発の細部に至るまで記述している。
その細部が、WEB人やゲーマー、プログラマーならば「えー!あれもドワンゴだったのか!」と驚くことだろう。
またその一見ゆるそうな環境ながらも尖ったサービスを作り続けられる理由もこれを読めばなんとなく分かる。
著者の著作でここまで徹底的な取材を感じたのはこの本が初めて。新聞社出身で尚かつWEBに明るい著者ならではの著書になっていると思う。
新書にしてはやや値が張るが、ハードカバーの値段分の価値はある。
何かと出たがりなあの人達が (さかみちさん 2009-10-19)
ニコニコ動画の運営が出演する生放送なんかを見ていると、「こんな大人でいいのか」と思ってしまうようなぐだぐだぶりですが、実はそんな人たちがそれなりに仕事をしていたのだということにまず驚かされます(笑)。
この本を運営側の誰かが書いたとしたら、おそらく内輪受けで自慢くさい本になったんじゃないかと思いますが、第三者の目を通すことで、その当時の流れを俯瞰しながら、その中でニコニコに関わるようになった人たちがどのように歩んできたのか、ということが分かりやすく描かれていると思います。
確かに値段は少し高いかな…。
インターネットの歴史の一場面の記録 (hamachobiさん 2009-10-17)
最近、乗ってる感のある佐々木俊尚氏の新刊は、ニコニコ動画の開発元であるドワンゴという会社の成長を追ったドキュメント。
ゲーム好きの人間が集まって創設したときから、着メロで当てた時、そしてニコニコ動画の爆発的なヒットという時系列で、非常に人間臭いプロジェクトXのような興奮を覚える話になっている。
着メロもニコニコ動画もヘビーユーザーというわけではないけど、ドワンゴという会社については興味を抱いていたので、面白く読めた。こういうプロジェクトものが好きなせいもあるが、何かを作り上げていく人たちの話って、ワクワクする。
また、インターネットの歴史の一場面を記録するいい本だと思う。きっと何年後かには、当時を知るための本として、引用されることあるのでは。今、読むだけでなく、何年後かに振り返って、webの歴史を思い起こすのもいいかもしれない。
若いって良いですね (yunta7さん 2009-10-16)
ニコニコ動画や着メロで注目されつつも、あまりメディアに露出のない株式会社ドワンゴの歴史が書かれています。
若い人たちが七転八倒しながら、いろいろな人たちと出会って大きな仕事をしていく様子がとても面白い。
面白いことをやっている人たちがどんなことをやってきたか、知りたい人は必見です。
時を20年ほど戻せば、アスキーという会社を中心に、当時もたくさんの若者が楽しいことをやっていたものです。
そのアスキーの名を持つ会社からこの本が出たというのも感慨深いものがあります。
ニコニコ動画が始まったところで物語は終わっていますが、何年か後にこの本の続きを読めることを今から楽しみにしています。
情報通信の政策分析―ブロードバンド・メディア・コンテンツ
依田 高典、根岸 哲、林 敏彦 (エヌティティ出版 2009年08月27日)
デジタルサイネージ革命
中村 伊知哉、石戸 奈々子 (朝日新聞出版 2009年06月05日)
今、立ち上がりそうな新しいコミュニケーション手段。。。 (tamadamさん 2009-11-08)
デジタルサイネージを理解するための、はじめの一冊です。
ITを利用した新しいタイプの広告媒体が、これまでの広告の概念を変えていくようです。
新しいコミュニケーション手段として育てば、なかなか面白いと思いました。
デジタルサイネージ事例集としても有用 (川島文さん 2009-09-09)
デジタルサイネージの理念、事例、現状課題など、入門書としてベストな一冊だ。特にポイントを調べ上げた海外を含む多数の事例は、深くはないが市場とテクノロジーの現状を分かり易く解説してくれている。本書で「費用対効果を明らかにする広告効果指標の開発が重要」と述べられているのだが、羽田空港女子トイレ、福岡街メディア、インターネット最大級利用の自動車教習所など、本書の幾つかの具体的事例からこの指標を導き出して、デジタルサイネージの現時点での広告媒体としての有効性をその範囲で示してくれているとありがたかった。ここが満点にならなかった理由で、続編として本書の事例から幾つかをピックアップして、固有の評価・課題・特徴などを掘り下げた姉妹本を期待したい。
ザ・グーグルウェイ グーグルを成功へ導いた型破りな戦略
ベルナール・ジラール (ゴマブックス 2009年04月27日)
この本を読んで,特に何かを発見するということはなかった。 (長谷川 純一さん 2009-10-01)
グーグルという企業について,これまでの経営戦略について説明した本。グーグルについて深い考察が述べられていることは理解できるが,それ以上のことは何も書かれていない。つまり,グーグルという企業を題材にし,詳細な分析を加えているにも関わらず,それを踏まえた著者の意見というものが,まったく存在しない。したがって,読む側にとっても,「あぁ,そうなのか」と事実関係を認識するだけに留まり,だから,著者はどう考えるのかという意見は述べられていない。また,そのように感じるのは,内容が専門的すぎるからなのかもしれないし,あるいは翻訳本ということもあり,読みづらいということもあるかもしれない。
いずれにしても,この本を読んで,特に何かを発見するということはなかったし,よく悪書にあることだが,読んでいて苦痛を覚えた。もちろん,内容は決して嘘が書かれているわけではないし,著者の詳細な分析が述べられていることは間違いない。しかし,それ以上の内容はない。非常に意地悪な言い方をすれば,グーグルのことについて書けば,それなりに売れるだろうという安易な思惑が感じられる。
最近の「グーグル」と名の付く本には,何が言いたいのか,わけのわからない本が和洋を問わず多々見られる。少なくとも,私にとって,この本はその部類に入る。
激動の時代を生き抜く経営スキルを学ぼう (zicoさん 2009-06-01)
この本はグーグルの経営体制や社内の仕事ぶりや、どうやってプロダクトが
リリースされていくのかがリアルに記載されています。
私が参考になったポイントは以下の部分です。
・経営陣がビジネスはもちろん、技術を理解している。
・ビジネスがうまくいくチームメンバーは3人であること。
・同僚を同僚が評価するシステム。
大規模な会社が成功するには、少人数単位で活動させることです。
なんだか矛盾しているようですが、グーグルはそれをやって大成功しました。
もちろん優秀な社員が多くいるからなのですが、この激動の時代を
生き抜くためには小規模単位で生産と淘汰を早いスピードで繰り返していく
必要があるのです。
私はしがない自営業ですけれども、この本には企業の規模に関係なく多くの
生き抜くヒントが書かれてあると感じました。
この不況でグーグルはどう動く? (やましたさん 2009-04-26)
類書がいろいろと出ていますが、
最終章に、昨年末からの金融不況にグーグルがどうするのか
分析しているところが参考になりました。
また、勤務中に自分の好きな研究・仕事ができる20%ルールや、
同僚が同僚を査定するユニークなシステムなど、すべてが
とてもシンプルで合理的な考えのもと企業が動いていると感じました。
どの企業にもグーグルの経営戦略が当てはまるものではないと思いますが、
個人的にはいくつも参考になる情報が掲載されていたのでおすすめです。
ITソリューション企業総覧―ユーザーのためのソリューションガイド〈2009年版〉
(日刊工業新聞社 2009年04月)
理工系学生のための情報科学概論
乙部 厳己 (プレアデス出版 2009年04月)
この1冊ですべてわかる ITコンサルティングの基本
克元 亮 (日本実業出版社 2009年03月26日)
ITコンサルタント以外のビジネスマンにも良書 (Giriさん 2009-09-05)
本書は、ITコンサルに関ろうとする人向けへの書籍である。
専門的な用語など、業界外の人間では難しい部分もあるが、説明が丁寧で、とても分かりやすい。IT業界の枠に関らず、コンサル系の書籍は幾つか読んだが、本書は一番分かりやすいと思った。
私自身、MBAを学ぶ大学院生であるが、経営視点でも参考になる点が多く、一般ビジネスマンにもお勧めできる良書であると思う。
ITリテラシーの向上を目指す人は、一度手に取ってください。 (タチバナさん 2009-04-29)
モノクロでカラフルではありませんが、全体を通して大変わかりやすい説明です。また、ITコンサルタントを目指す人(本格的にITスキルを高めたい人)のために各章末に「参考文献」が挙げられており、さらに巻末には「用語集」が付されているなど、読者への便宜が図られている点も嬉しいですね。
本書の前半は基本概念・用語についての解説、後半はスキルの向上、キャリア開発(転職など)について手ほどきがされています。無味乾燥な知識の詰め込みではなく、実務に役立てることを重視して書かれているので、経営戦略やマネジメントのセンスを磨く上でも有用です。必ずしもITコンサルタントを目指す人ではなくても一読の価値はあると思います。内容的には「ITサポート」などIT関係の受験対策としても役立つものです。
NTTの深謀~知られざる通信再編成を巡る闘い
日経コミュニケーション 編 (日経BP社 2009年03月05日)
ドコモの「ひとり負け」は、実は演出かも?! (丁三さん 2009-07-24)
かなり衝撃的な内容である。
NTTは業績不振が著しい。持ち株会社は既にFTTHの普及目標を3000万から2000万に下方修正し、今はそれすらも達成が絶望的だ。ドコモはシェアを減らし続け、ここ数年「ひとり負け」が続いている。東西会社は毎年数千億円規模で売上が減少して目を覆うばかり、期待のNGNも鳴かず飛ばずだ。しかし本書は言う、それら業績不振はすべてNTTの「深謀」なのだ、と。
NTTは、KDDIやソフトバンクの強い要望により来年(=2010年)再分割が検討されることになっている。それをなんとしても阻止したい。そのためには業績を伸ばしすぎて分割論議に火を注ぐよりも、業績不振を演出したほうが得策だ、というのが本書の見立てである。
NGNに対するキャリア各社の温度差も気になってはいた。KDDIもソフトバンクも以前から積極的には「NGN」という新世代のサービスを喧伝していない。実質的には設備のIP化は進んでいるのに。これはおかしい。
これこそ、目からうろこが落ちる、というものである。今まで気がつかなかった方が馬鹿だといわれても仕方がない。ともかく業界関係者は必ず読んでおくべき。必読。
NTTのしんぼう? (ふれーむういんどさん 2009-06-02)
NTTの深謀というタイトルのようにNTTの不思議と見えるここ数年の行動が、2010年の組織問題の議論にむけて、規制を強化されないために実施している深謀であるとして、その詳細についての分析である。
章毎に執筆者が違うため、NTTの海外展開についてはインフラ企業が海外で成功する可能性があるのか、ないのかについて若干の矛盾を感じるが、NTTをめぐるここ数年に発生した議論の変遷が思いだせる良書。
このようにまとめるとNTTが「FTTH3000万回線!」と理想に燃えるときと、「やっぱりできません」と現実に戻るときの行ったりきたりやら、総務省も「規制するぞ!」「失敗しちゃったから今度は失敗できない!」という心の揺れが見えて面白い。
最終的にはNTTは現在は2010年のために全てを停滞気味にさせている間にこのままでは世界から取り残される。NTTはグランドデザインを構築して日本国内の戦いではなく、日本の国益を考えて世界で戦えるように全力で進むべきという提言につながる
まぁ、どちらかというとNTTは辛抱しているの時期らしい…
2010年問題を控えたNTTの動き (wave115さん 2009-03-29)
毎年おなじみの日経コミュニケーションの通信業界辛口批評の本です.帯には「組織防衛に力を注ぎ,課題を先送りにする旗艦企業.このままでは日本の通信がダメになる!」とかなり厳しいことが書いてあります.これは言うまでもなくNTTのことなのですが,中身は割とNTTに好意的だったりします.つまり,この世界的な不況の中で,NTTを弱体化してしまうと日本の国際競争力は立ちゆかなくなる,そして,NTT自ら通信業界のグランドデザインを描くべきだと.
NGNに対する批判はおなじみのものですが,iPhoneやクラウド・コンピューティングの動向なども交えて昨今の通信業界の動向をうまく整理しているのではないでしょうか.
NTT再編議論の再開という2010年問題を控えた通信業界の動向を知るのには非常に良い本です.
クラウド グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図
小池 良次 (インプレスR&D 2009年02月26日)
クラウドと一口にいっても (パンでもニゥムさん 2009-10-25)
本著のいいところは、Googleを取り上げたことでも、歴史的な背景をひもといたことでもなく、
「クラウド」という言葉を、インフラ、アプリ、デバイスで分けて説明していることだ。
この本を読んだころに、日経でもNewsweekでも記事がのっており、
基幹業務にSaasやPaasの導入をしている例がどんどんでてきた。
だいたい本のタイトルは呼びこみ的に大げさに振る舞うものだが、
2015年というのは、あながち間違いでもなさそうな気になっている。
Googleの戦略が見える (デザイン子さん 2009-10-09)
クラウドをキーワードにGoogleがどのようなITの将来を見据えているかがよくわかる。
ローカルのデータからモバイル+クラウドへの変貌。
この分野の変化のスピードはとほうもないと実感。
クラウドの全貌というよりかはクラウド時代までのいきさつになっている (マタドールさん 2009-05-05)
クラウドコンピューティングについての詳細、またこれからのIT産業がどのように変わっていくかという現在から未来にかけての記述よりも、クラウドコンピューティングが到来しようとしている現在までの過去の変遷の記述に重きが置かれています。
現在クラウド関連書籍は多数出ていますが、過去の変遷に関しての記述の充実度では随一かもしれません。
クラウドの過去〜現在までを知りたい方はお手にとると良いと思いますが、現在〜未来を知りたい方は物足りなさがあると思います。
ICT業界のマーケター向きかなと思います。 (Sosuke73さん 2009-04-26)
私は、通信キャリアでマーケティング職(販売戦略系)に携わっています。
クラウド関連では、雑誌やWeb記事以外の単行本を初めて手にとりました。
結論的には、かなり上質です。
ただ、技術職の方が読むとちょっと平易すぎる感と夢物語を語っている感を
受けるかもしれません(『これを実現するには為にはここが課題』と言い
ながら、技術的な解はあまり具体性が無い箇所もありましたので。)。
マーケターや先進的なことが好きなユーザを担当する営業担当者が、2-3年先
のフォーキャストとして頭に入れておくには大変有益な本です。
良い本だと思います。 (カスタマーさん 2009-04-19)
この本を読む人は複数の同テーマの本を読んだりすると思われるので、他のレビュアーの批判が正しいかは各自が判断出来ると思う。私は、門外漢だが、他の肯定的コメントの通り、色々な発想・想像をかき立て、わくわくする本だと思う。(勿論一応このタイトルや、ついでにコンピューティングの関連書籍、関連していないが基礎となる本も芋づる式に読んでみたが、所詮門外漢なので、それ以上のコメントは出来ないですかね。)。
できるポケット+ クラウドコンピューティング入門
小林 祐一郎、できるシリーズ編集部 (インプレスジャパン 2009年02月13日)
クラウドに関する書籍がすくないなかで購入したが (わんわんさん 2009-11-04)
クラウドコンピューティングという用語が日経新聞やニュース番組で取り上げられるのなか、クラウドコンピューティングとはなにか?を調査しているときに手にとった本。魅力は電車で読みきれる分量、カラーがあるので読みやすく感じる点。
ただ、よく読むと重要なキーワードがありクラウドコンピューティングってなに?という疑問をもった会社の経営者やコンピュータとは無縁、もしくはよくわからないという方に説明するときにヒントになる。
とりあえず使ってみたい人向け (wave115さん 2009-06-07)
本書の冒頭で「サービス(『接客』『奉仕』ではなく『供給される機能』といった意味)」などと分かり切ったことが書いてありましたので,「一体ターゲット読者はどんな人なの?」と我が目を疑ってしまいましたが,クラウドが普及するための課題として,セキュリティやコンプライアンスの問題,サービスレベル・アグリーメントの問題なども挙げており,それなりのレベルの本でした.
特に,本書は何はともあれ使ってみたいという方にはぴったりでしょう.GmailやGoogleドキュメントの使い方,Windows Liveの導入方法,Salesforce CRMの申し込み方などが懇切丁寧に書かれており,とりあえず試してみるという使い方ができます.
カラフルだし,値段も安いのでよいのではないでしょうか.
Dropboxを紹介してくれただけでも価値があった (東淀川大学雑学部雑学科さん 2009-05-21)
Dropboxという、非常に使いやすいオンラインストレージサービスを紹介してくれただけでも、この本の価値はあったと思う。Dropboxを使うと、通常のストレージのような、アップロードしたり、ダウンロードする手間がかからない。単に、自分のコンピュータのDropboxフォルダをいじるだけでいい。Dropboxのファイルはオンラインとローカルの両方に保持されており、オフラインでファイルをいじっても、コンピュータをオンラインにするだけで、最新スタンプのものに自動的に更新される。また、更新履歴が残っているから、誤って編集してしまったり削除してしまった場合でも、データを復元することができる。
ユーザの視点からクラウドを知る (新井宏征さん 2009-03-25)
「できるシリーズ」と「クラウド」というのも、最初はすぐに結びつきませんでしたが、読んでみると、とてもわかりやすく現在起きている変化の流れがまとめられていました。
内容は「クラウドコンピューティングとは何か」から始まり、GoogleやWindows Azure、アップル、ソニー、Salesforce、VMwareなどの取り組み、最後にセキュリティと今後の展望について触れられています。
この本の良いところは、取り扱っている範囲は幅広くて、クラウドコンピューティングの現状を押さえるのに十分な内容を取り扱っていながら、解説が非常にわかりやすいという点。
自分で読むのはもちろん、経営者など、日頃、あまりこの分野に触れていない人に理解してもらうために、この本を渡してしまうというのもありかもしれません。
個人として利用できるクラウドサービスを実際に試してみる手順が豊富に載っているのも良いところだと思います。
クラウドが図解つきで解説されている初心者向けの書 (tcueさん 2009-03-14)
クラウドコンピューティング入門とあるように、多くの図解が掲載されており、クラウドコンピューティングの基本をおさえるのには最適の本。実際の利用方法も示されているところも良い。しかし、多くのクラウドコンピューティングの本が並んでいる中では、網羅性はあるものの概要が中心でやや物足りなさを感じるかもしれない。
世界一わかりやすいIT(情報サービス)業界の「しくみ」と「ながれ」
イノウ (自由国民社 2009年02月)
マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方 (新潮新書)
トム佐藤 (新潮社 2009年01月)
私記・Win世界標準への道 (歯職人さん 2009-05-28)
マイクロソフト社がPCの標準OSを握る過程を当事者の一人として激動の現場にいたトム佐藤氏による私記「日米欧での戦いの記録」といった趣の一冊です。
「事実上の世界標準」=デファクトスタンダードの作り方的なビジネス本としての読み方も可能なのであろうが、この本で展開された「ノウハウ」を使い読者が各自の業界で戦いを演じようとしても、それは適わぬものであろう。
私が本書で注目した点は、トム佐藤氏が本書冒頭で指摘する、氏が学んだユニバーシティー・カレッジ・ロンドン創立の象徴である哲学者ベンサム(「最大多数の最大幸福」でおなじみ)とビル・ゲイツの思想の類似性である。
私は、ベンサムとビル・ゲイツこの部分だけを取り出し論じた一冊を読んでみたい。
当時の当事者が書いた本 (エパメイノンダスさん 2009-05-09)
デファクト・スタンダードの作り方ということでいえば、あまりこの本は役にたたないんじゃないのかしら。マルコム・グラッドウェルの「ティッピング・ポイント」を敷衍してるだけともいえるし。
MSXの挫折からWindows3.1(海外だと3.0)による制覇とOS/2を巡るIBMとの決裂にいたるプロセスは、脇英世氏などが昔から書いていたことではあるが、内部にいた人間が内幕を書いたということにこの本の価値はある。あくまで歴史的な史料価値だけどもね。だから、他のレビューを読んで年代のギャップというか隔世の感があるなぁと思ってしまった。
当時を知る人間にとってのノスタルジーと懐かしさを喚起させる読み物として★三つ。
OS/2からWindows3.1のリリースとほぼ同時期に、D・カトラー率いるチームによるWindowsNT開発も始まってる。ビル・ゲイツが最も「アイスピックを突き立てたくなる(IBMのJ・キャナビーノ談)」ビルだった頃のマイクロソフトを知りたいのであれば、本書と一緒に「闘うプログラマー」を読んでほしい。
マイクロソフトの憂鬱 (あうさん 2009-04-12)
マイクロソフトが「標準」になるまでの顛末を描いたもの。
私の知識不足なのか、コンピュータの機種名ばかり出てきて読みずらかった印象。
とりあえずマイクロソフトが今のかたちになるまでに、相当苦労したことはわかった。
マイクロソフトを例に、一般的な世界標準の作り方まで言及するとあるが、
それについては最後の数ページでしか触れられていない。やや物足りない。
昔のコンピュータに詳しい人ならもう少し感想は違ってくるのかもしれない。
世界標準の作られ方 (大吉さん 2009-04-08)
様々なGUIのOSが台頭してくる中、どのようにWindowsをデファクトスタンダードにできたのか?圧倒的な技術力・営業力やマーケティング力だけでは成し得なかったマイクロソフトならではの「もの」が書かれています。
ただし、パソコンを起動したらマイクロソフトのベーシックが立ち上がった世代には分かりますが、Windows95以降からパソコンを始めた人には、本書のビジネススキルを読み取る前に飽きてしまうのではないかと思って、評価3としました。
草創期のパソコン産業に興奮 (TIMEWINDさん 2009-03-06)
草創期のパソコン産業をマイクロソフトおよびその盟友だったアスキーのサイドからつづった回顧本。どういう会社でもそうですが、産声を上げたばかりのベンチャー企業ならではわくわくする雰囲気が濃厚です。
ただ文章はやや拙劣。しかも90年ごろまでの5年間の動きだけなので、いまから見ると内容がやや古すぎます。
「モバイル」を極める 広告・集客・サイト運営の大原則 (BOOKMARK 002)
(翔泳社 2008年12月16日)
『IT産業 再生の針路』 破壊的イノベーションの時代へ【IT産業 崩壊の危機・続編】
田中克己(日経BP社編集委員) (日経BP出版センター 2008年12月04日)
読んだほうがよいかも (わんわんさん 2009-11-04)
IT産業に従事するものとして、興味深いので購入しました。
評価できる点は読みやすいという点です。時間があまりない人、自分と関連のないIT企業について軽く知るというニーズには
あっているかと思います、また、このような書籍が少ないなかで出版されたことはすばらしいと思います。
ただ、IT産業における会社の網羅性がすくない点、紹介された会社に対する深堀とインサイトがあまりされていない部分
が多いと思います。
読んでいる間中、『で、どうなの? So What?』に答えるものもすくなかったかな?
あと、『再生の針路』というタイトルは大げさかなという感覚です。あくまでの個人的な感想ですが。
破壊的イノベーションとは? (hidenyさん 2009-01-14)
前作では、IT業界がいかにエンドユーザからの信頼を損ねているか、または中国、インドへの
オフショアの脅威について述べられていましたが、本作では、主にクラウド・コンピューティング
(SaaS、PaaSなど)が今後主流になるにつれて、IT業界のパラダイムが180度変わるだろうという
ことが述べられています。(このことで、破壊的イノベーションとなるようです。)
労働集約型から知識集約型への移行であり、上流に特化できないSIerは、淘汰されると
述べられています。我々中小ソフトハウスにとっては、大変な脅威であるとともに、
最大のチャンス到来であるとも思いました。
今後、生き残りをかけて、さまざまな選択肢の中から、適切な方策を選びたいとの思いを
強く持ちました。
IT産業の個性派企業15社―こんな会社で働きたい!
ブレインワークス (カナリア書房 2008年12月)
世の中そんなに捨てたもんじゃない? (二宮アキさん 2008-12-28)
IT企業なんて、この世知辛い世の中、ことに就職したくない!と思っていた昨今、この本を読んで少し考え方が変わりました。社会には、馬鹿な(失礼)会社ばかりじゃないんだなあ、と。人材を「人」として、大事にして、働きやすい、社員にも社会にもいいように試行錯誤している会社なんて、そんなにいない。
こういう会社だったら、働いてみたいなあ。
これから情報・通信市場で何が起こるのか―IT市場ナビゲーター〈2009年版〉
野村総合研究所情報通信コンサルティング部 (東洋経済新報社 2008年12月)
面白いことに似たようなトレンドの市場が多い (wave115さん 2009-05-16)
野村総研から毎年出ている本で,2013年までのIT市場を予測するというものです.野村総研の別の部署からはITロードマップ〈2009年版〉情報通信技術は5年後こう変わる!という本も出ています.「ITロードマップ」は技術中心の内容ですが,本書は市場動向をメインに予測したものです.
いろいろな市場の将来予測をしているわけですが,面白いことに,ほとんどの市場は緩やかに成長して2011年頃に成長が鈍化するという予測になっています.これとは異なった動きをするものとして,携帯電話,ワイヤレス・ブロードバンド,地デジ,VODなどがありますが,携帯電話とワイヤレス・ブロードバンドは競合市場になりますので,ひょっとすると加えると他と同じようなトレンドになるかもしれません.市場予測というものは,明らかな方向性が見えているものでないと,ドラスティックな予想はなかなかできないため,絶対値はともかくとして,どれも同じようなトレンドになってしまうのかなと思います.
本書はIT市場の方向性を知るのにはもちろんよいのですが,会社でいろいろな資料を作る時に,野村総研の予測ということにしておくとあまり細かいツッコミは入りませんので,この手の本は役に立ちます.
ゲームの教科書(ちくまプリマー新書)
馬場 保仁、山本 貴光 (筑摩書房 2008年12月)
ゲームの後ろ側が見える本 (rideさん 2009-10-21)
将来、ゲーム会社に入って開発に携わりたいと思っている人には本当にオススメです。
ゲームを作っているのはどういう人たちなのか、また、それらの仕事はどんなものなのか、どのような人に向いているのか、どんなことを学んでおくと良いのかなど、知っておいて損は無い情報がたくさんあります。
また、ゲームの企画から開発、完成までの工程も書かれているので、普段何気なくやっているゲームでも、実は完成までにはものすごい苦労があることがうかがい知れます。
今までぼんやりとしかイメージできてなかった夢が、この本を読んでとてもクリアに見えた気がします。
骨が喉に引っかかりやすい小魚 (諷気さん 2009-09-06)
まず、「ヴィデオ・ゲーム」「レヴェル」という表記に違和感を覚える。
慣例的にバ行で表記する外来語を、このような表記にしている意味が分からない。
「V発音はヴの表記が正しい!」と言わんばかりだ。
また、「他」や「全て」など、誰でも読めそうな漢字に余計なふりがなが振られていたりと、可読性に疑問を感じる。
細かいことと言えばその通りだが、作者は「文書をより正確に、より伝わるように作る努力が大切」と説いている。
この本自体に「役に立たない拘り」や「余計なお世話」が散りばめられているのだから、
作者自身がそれを怠っていると言っても過言ではないだろう。
ゲーム制作に関する内容は非常にざっくりとしたもので、それ自体は悪くない。
手頃に読めて、薄くても幅広い情報が手に入るのは利点だ。
ただ、これ一冊ではとても戦えないし、より詳しい書籍が手元にあれば必要無い。
「知ってて当たり前」のこと (motoさん 2009-06-22)
この本に書かれているのは、ゲーム業界を志すなら知ってて当たり前の事ばかりです。
ゲームとはなんぞやという考察から入り、ゲーム業界に就職するにはどんなことに気をつけて精進すればいいかという話に進みます。
最後にゲーム製作の実習(?)のページがあります。
薄い本ですが、内容は決して薄くないと思います。
文庫サイズということもあって、ゲーム業界本としては手頃な価格なので、ゲーム業界を志す人は一度読んでおくべきでしょう。
絵がもう少し多ければ… (ひろしさん 2009-04-21)
ゲームをつくる、という観点からは素人の当方にはわかりかねる部分があるものの、「仕事の仕方」と置き換えて読みとくと合点のいくところがいくつもある。
そういう意味では、自分の中に「仕事の方法論」を持ちえていない人々への「きっかけ」を与える書籍といえるかもしれない。
もう少し、挿し絵が多ければより理解度が深まったであろうと思うものの、良書だと思います。
遊ぶのは楽しいけれど (はにまむさん 2009-02-09)
げーむを作るのって、大変なんですね〜
とても興味深く、読みました♪
制作者さんたちのご苦労のおかげで、私達は楽しくゲームができるんですね。
やっぱりゲームは遊ぶに限ると、思いました。>笑
図解入門業界研究 最新コンテンツ業界の動向とカラクリがよくわかる本―業界人、就職、転職に役立つ情報満載 (How‐nual Industry Trend Guide Book)
中野 明 (秀和システム 2008年12月)
ベトナムIT企業100選
ブレインワークス (カナリア書房 2008年12月)
よくわかる情報システム&IT業界 (最新 業界の常識)
新井 進 (日本実業出版社 2008年11月13日)
視点が古くて退屈な本。 (Eye_of_the_Tigerさん 2008-12-20)
一言ずばり、退屈な本でした。
若い後輩がキャリアパスを考える指針になれば、と思い購入してみましたが、
期待はずれな内容でした。情報システムの業界に「所属していない」人に
広く浅く、業界の概要や代表的な社名を披露する、という意味では役に立つ
かもしれませんが、それ以上のものではありません。
実際に業界に従事し、自らのキャリアパスに悩む20代後半、30代にとって
は、情報が浅すぎ、網羅的すぎて参考になりません。
著者の年齢と、現場で活躍している20〜30代の年齢が離れすぎているせいか、
どうも、他人事のような記述が多く、具体的にどうキャリアを積んで行けば良い
のかピンと来ません。プログラマ35歳限界説が当たり前、という古臭い前提で
キャリアパスを記述している当たり、非常に退屈でした。
同時に購入した類書である、”世界一わかりやすいIT(情報システム)業界その
「しくみ」と「ながれ」”の方が、これからこの産業に入ってくる学生さんや、
就業間もない若い後輩に読ませる本としては優秀です。
ケータイ料金は半額になる! (講談社BIZ)
山崎 潤一郎 (講談社 2008年11月05日)
お勧め (のぶとんさん 2009-01-08)
本書は、月々のケータイ料金を半額にするテクニックを教えるためのマニュアル書ではない。しかし、オバマ大統領ではないが、ケータイ業界やビジネスの仕組みが「Change」することで、日本のケータイ料金はもっと下がる余地が残されていることを、読了後にひしひしと感じることができた。
情報サイトはもちろん、業界紙等では見ることのできない突っ込んだ取材と考察により、現状の携帯電話ビジネスが置かれる状況と今後の展望が語られている。特に、最近、朝日新聞の1面トップ記事で取り上げられた、事業者間の高止まりした接続料について斬り込んでいる点は大いに評価したい。他メディアが書けなかった業界の闇に包まれた部分をなんとかして暴こうというジャーナリストとしての気骨を感じた。
この著者は、かなり以前より通信業界の情報を各種メディアで発信しているが、常に、イノベーターや挑戦者を応援する姿勢にブレがないと思う。その姿勢が本書にもしっかりと注入されている。大手事業者には厳しい目を向け、その一方で、日本通信やふるさとケータイを推す論調が目立つのもそのためであろう。
ケータイビジネスのオープン化論者ではあるが、その一方で垂直統合によるメリットもしっかりと分析、記述されており、オープン論者にありがちな、一方的な垂直統合否定になっていないバランス感覚も読んでいて説得力のある部分だと思う。
大臣裁定にまで至った日本通信とドコモの"けんか"の内容については相当詳しく書かれているが、著者の推測も含まれており、これが何処まで本当かどうかはわからない。ただ、業界紙や新聞で追い切れなかった出来事をしっかりとした取材で赤裸々にしている点はこの筆者の取材力に負うところが大きいだろう。ドラマチックな展開の最後に出てくる、総務省官僚の「作文しました」というコメントに、カタルシスを感じた。
ただ、他の人もレビューで書いているが、オープン推進派の取材と比較してドコモなど通信キャリア抵抗勢力への切り込んだ取材があればもっと充実した内容になっていたと思う。そういった意味では、両論併記の脇が甘い論調になっているのは残念だ。というわけで、星4つにした。
ケータイ業界の人には目新しい内容はあまり無いかも。 (moshさん 2008-12-28)
・一般の人で、この手の問題に興味がある方であれば面白いかもしれません。
・ただ、業界の方で、日経コミュニケーションなどの業界紙を常日頃読んでいる方には
目新しい情報は無く、情報をまとめてある、だけの位置付けの本になってしまう
と思います。
・あまりケータイ料金については触れておらず、どうやって半額にするのかは
具体論含めて突っ込んだ記述がありません。私は個人的にキャッチーなコピーをタイトル
に付けておいて、内容はそれにはあまり関係ない本は好きでないです。
(時間を無駄にされた、という思いが出てしまう。)
・何故かこの人は極端なほどドコモなどのケータイ通信事業者を嫌っていますね。。。
それ故に、通信事業者へのインタビューなどが少ないのが残念。
私は、寡占状態によるデメリットが多いことは認めるものの、メリットも相当ある
と思うし、寡占状態になった後のオープン化への移行の難しさも理解できるので、
少々本書のスタンスのバランスの悪さが気になります。
ただし、アンチ携帯通信事業者をターゲットにしている、ということなのかもしれません。
温「今」知新の書である! (oyageneさん 2008-12-18)
PC中心の社会から携帯文化の社会になっていくのは、誰もが予測していることだろう。
現在、我々は「情報の海」の中で、熾烈なサバイバル戦争を強いられている。
玉石混交のコンテンツを取捨選択し、それを「いかに自分化するか」が成功の決め手であると著者はこっそり教えてくれた。
著者は音楽製作者であり、現役のミュージシャンでもある。
その文体は、まるで音楽を聞いている様に、私の感覚に入ってくる。
マッシュ・アップという言葉が、もともとは音楽用語であることからも納得できた。
携帯料金の卑劣さを私達は崩していける!
そんな勇気を与えてくれる「今」の書である。
ガラパゴスってこういうことだったね (さめさん 2008-12-18)
日本の携帯電話業界が置かれた状況とこれから進むべき道が、丹念な取材を通して奥深くまとめられた本だと思います。
とくに、今後のモバイル分野の舵取りについて総務省の考え方やロジックがしっかりとフォローされています。ただ、最近は、端末販売が落ち込んで、官製不況などという言葉も一部では言われてますが、本書ではそれを、垂直統合モデルとメーカーの甘えが生んだ当然の状況と切り捨てています。
MVNOについても多くのページが割かれており、MVNOとは何かから始まり、ふるさとケータイなどの例をあげて丹念に解説しています。大臣裁定をめぐる日本通信とドコモの丁々発止のバトルは、かなりディープな裏話もちりばめられており、引き込まれるように読んでしまいました。
これからのインターネットを語るときに、「モバイル」というキーワードは避けて通れないでしょうから、その未来を予測する上で参考になる本でした。
ITサービス 第2版 (日経文庫 業界研究シリーズ)
佐藤 博子 (日本経済新聞出版社 2008年10月25日)
IT業界への就職・転職をお考えの方にお勧めです (とみ2128さん 2009-05-02)
IT業界といえども、範囲は広く、また当然ながら企業格差(強みの違いを含め)もあります。
そこを業界全体、主要企業、将来についてまとめてあります。
この、業界について興味があるかた、まずは概要を調べようと思う方には最適な本です。
発行の時期により、サブプライムローン以降の状況や、SaaSビジネスについて深堀がもう少しあればと思いますが、それは他の書物や雑誌で補える範囲と思います。
スティーブ・ジョブズの流儀
リーアンダー ケイニー (ランダムハウス講談社 2008年10月23日)
狂気的な情熱 (hamachobiさん 2009-07-30)
ジョブズ本の中では、今まで読んだもので一番面白かった。
まさにカリスマだし、真にクリエイティブなモノを作り出すための狂気的なまでの情熱は、今のほかの経営者にはないものだ。
PowerBookとか欲しかったけど、高くて手が出なかった。唯一、持っているアップル製品は、初代iPod nanoだから、熱心なアップル信者というわけではないけど、アップルの製品はずっと気になっていた。
アップルが、どうして、ここまで復活できたのか、よく分かったような気がする。最先端の技術ではなく、新しいアイデアのもとに既存の技術を組み合わせること。そのアイデアこそが、アップルをここまでにした。
でも、これから大丈夫かな?
自分が、アップルのコンピュータに手を出さないのは、選択の自由度が少ないから。たとえば、今このブログを書いているWillcomのD4みたいのはないし、Netbookもない。今の流れはそっちだと思うんだけどな...
個性的な製品をだすアップルの秘密 (ユングベリさん 2009-07-24)
アップルはここ10年でiPhoneといいiPodなど個性的な商品をいくつも出してきました。他の大企業の製品が似たり寄ったりするなかで、同じく大企業であるアップルになぜ個性的な製品がだせるのか?というのが私のアップルに対する疑問でした。この疑問への回答の一端がこの本の中にあった気がします。
それは「ジョブズ自身がユーザーインターフェイスやクリエイティブのマネージャーのような仕事をやっているから」というがことです。商品の個性をもたせるためにCEO自身が強いコミットしているのです。
CEOって本来そいうことをする職業じゃない!ってサラリーマンの私は思ってしまいますが、若くして創業者となった彼のCEO観や人生観というのは実にユニークな部分が多いようです。
ジョブズのやり方が21世紀の新しいCEOの流儀にはなりえないでしょうが、ジョブズの流儀でアップルが復活したのも事実です。そういう意味では無視できない。この本は彼のやり方詳しく書かれた本として一読に値すると思います。
神楽ポイント (神楽さん 2009-02-11)
本書の中で印象に残った箇所を1点挙げるとするならば、
それは「ジョブズが考える物作りの姿勢」です。
本書を読めば、アップルの製品がなぜシンプルかつデザイン性に
優れているのかがわかります。
Macなんて使ったことないけど、使いたくなるような感じに
なってしまいました。
使っているiPodはさらに好きになりました。ありがとう。
ちなみに、星5や星1はほとんど付けない主義なので、星4です。
時代がスティーブ・ジョブズの思想に追いついてきた。 (長谷川 純一さん 2009-02-03)
この本は,スティーブ・ジョブズがこの30年間アップルをどのように経営してきたのかが理解できる。著者の様々なインタビューから,ジョブズの人間像というものが浮き上がる。中でも面白かったのは,マックブックのマグセーフ(MagSafe)電源アダプタが,日本の電気ポットからヒントを得ているという点。なるほどと思った。
そして,この本が述べていることは,30年前からスティーブ・ジョブズという人間は何も変わっていないということである。彼が一貫してアップルでやっていることは,「デザイン,マーケティング,使いやすさ」であり,そしてその根底にあるのは,顧客中心の考え方である。その思想を30年前のPCに当てはめようとした当時は,デザインよりも価格,マーケティングよりも法人向け販売,そして使いやすさよりも標準化が重んじられていた。そのため,Macは他のPCとは一線を画すものとなった。しかし,時代は成熟し,今ようやくジョブズが信じて疑わなかったものが,市場に受け入れられたのである。つまり,ジョブズは,30年先を行っていたのである。もちろん,今の彼は30年先の時代のことを考えているのだろう。そして,これからも新しいイノベーションを生み出すために,「世界をよりよくするために」生きていくに違いない。
そして,そのような彼の思想を僕は尊敬し,その人生に憧れる。
心が奮える一冊 (RLeadersさん 2008-12-09)
「天才か狂気か」
そんな言葉が合う稀代の経営者
スティーブ・ジョブスの思考プロセスに迫った一冊。
リーダーシップのひとつのカタチとしては、
非常に興味深い内容になっています。
そして、何よりも心が奮えるような感覚を味わえます。
ジョブスになることは出来ずとも、
ジョブスと働く感覚をイメージできるからでしょう。
怖いけど、近づいてみたい。
そんな麻薬のようなジョブスの魅力満載です。
自分に活かそうとしても難しいかもしれませんが、
ビジネスマインドを刺激する良書だと思います。
IT業界のための『工事進行基準』完全ガイド 基礎と事例と18の特効薬
日経コンピュータ・日経ソリューションビジネス 合同取材班 (日経BP社 2008年10月16日)
最新コンテンツビジネスのすべてがわかる本
コンテンツビジネス調査研究会 (日本能率協会マネジメントセンター 2008年10月01日)
コンテンツビジネス2.0 (パンでもニゥムさん 2009-07-17)
コンテンツビジネスでは、
「企画・制作」「流通・配信」「課金・ファイナンス」「人材育成・教育」「ライツ」
が重要であり、その中心にはコンテンツ自身がある、という考え方に基づき、
各メディアの現状と、これからの展望についてまとめてある。
ただ、冒頭1、2章の総論を読みだけでも価値があり、
・コンテンツビジネスはクリエイティヴ産業の中心
・上位構造(サービスやアプリ)、中位構造(ライツ、課金)、下位構造(流通、インフラ)
・ワンソース、マルチユース、マルチウィンドウ化が進む
・ネットワークの高速化による、ビジネスの変化
等の視点を得られて、非常にためになった。
マイクロソフト ビル・ゲイツ不在の次の10年
メアリー・ジョー フォリー (翔泳社 2008年10月)
After ゲーツ としてはよくまとまっている (勉強しなくちゃさん 2008-11-03)
私は月間誌I/O創刊のときからのパソコン小僧でしたので、ゲーツの引退後、MSがどうなるのか非常に気になっていました。
この本は、よくまとまっています。
付録の参考文献Bがとくに良いです。書かれているURLは一見の価値ありです。
日本人にはもう売るな!ネットで世界進出する方法 (PHPビジネス新書 70)
菅谷 義博 (PHP研究所 2008年09月19日)
ネット活用で海外市場が目指せる! (魯談サーリーさん 2009-10-03)
この本は、インパクトのある題名で手に取ったのがきっかけ。
日本は国際市場で以前ほど重要なポジションでなくなってきている事実を
分かりやすく説いている。
国内にしか市場を持たない企業は伸びないということも納得させられた。
しかし、この本は日本経済危機だけを伝えているのではない。
第2,3章ではネットで可能性が増えることを伝えている。
海外プロモーションが苦手な日本人に、
簡単にネット活用で世界進出が出来る術も詳しく教えてくれている。
英語とか、語学の壁や通貨は全く問題はじゃない!
この内容には非常に満足した。
何度でも読みなおして実践したいと思った。
売らずにキープしておきたい一冊。
かなり具体的な内容 (s・ハマーさん 2009-03-03)
菅谷さん自身の経験をベースに、インターネットを使って日本の商品を海外に売る具体的な方法を開陳している。正直、読んでみると簡単だなあー、とおもいつつも、ここまで調べられて実行されるまでは相当いろいろな失敗の経験を積まれているだろう事は想像できる。それをこの値段でだしちゃうんだから、すごいです。
個人向け海外取引ガイド (Iさん 2008-11-29)
個人向けの海外取引ガイドと言える本。
最低限の海外取引の知識がわかりやすく書かれている。
また前半の「海外取引のすすめ」の部分では、いかに日本文化が外国で受け入れられている
かが読み取れて面白い。
やるやらないは別にして一見の価値はあると思う
とても大切なことではないか? (アルチザンさん 2008-10-03)
日本は20年近く不況だ。にもかかわらず、大企業以外、日本から一歩も出ようとしない我々。学校の英語教育で、ちょっとでも間違うと馬鹿にされるという恐怖心を叩き込まれ、英語を口にしない我々。
このままの鎖国状態でいいわけがない。
著者は「そんなこと気にしててもしようがないから、ビジネスしようよ」と力づけてくれている。貴重なノウハウもいっぱい。本当にタイトルどおりだと思う。
この本が本当に評価されるは数年後だろう。
すぐにでも実践できるノウハウ満載 (hiroyoshiさん 2008-09-24)
実際に、海外向けECを苦労して実践している著者だからこそ、今日にでも使えるツールがたくさん紹介されている。
タイトルは刺激的であるが、閉塞感のある日本の企業人が一人でも多く手にとるべき本としてはピッタリだろう。
ケータイやアニメなど、日本が強いと巷間言われていたような分野の本質を鋭く評論し、代わりにJR九州、プラモヤオンラインなど各地で成功している事例を詳しく記載しているのも参考になる。また、欧米だけでなく、アジア市場への進出を意識して、中国や韓国の検索エンジンなどの実践的なネット活用法が紹介されいる。インターネットを多少利用している人であれば、難なく読みこなせるだろう。
Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方
Eric Sink、エリック・シンク (翔泳社 2008年09月11日)
最高のビジネス書、実証された独立独歩の経営術 (おひるねおさるさん 2009-01-22)
本書で書かれていることは著者の経験に裏打ちされている実践的なものである。いわゆる評論家や大学の先生、MBAなどの理論の机上の空論ではない。また、ソフトウェア開発企業に限った話題でなく、小さな会社を存続させるための戦術と戦略が具体的に述べられている。したがって、自分で会社を興し、差別化して、継続して運営し、発展させることを計画している人は熟読すると良いと思う。
開発者として成功するためのエッセンス集 (うりゆりさん 2008-10-14)
本書を読んでまず思ったのが、
小さなISV(Independent Software Vendor)にとって、ソフトウェア業界で得られ
るチャンスが無いなんていうことはなく。よく目を凝らして注意深く見渡してみ
ると、ISVにとってのチャンスはたくさん転がっているものだと思いしらされて
しまった。
それほど彼の書く文章には説得力を感じられ、彼の経験もまた、その内容を
確かにするほどの多くのエピソードを持っていた。
例えば、自分の会社を始めるには、「自分を知る」、「失敗したときのプランを
用意する」、「製品を何にするか決める」、「数字を足し合わせる」という4つの
重要な項目について、的確なアドバイスとなることが書かれている。
こういう経験に基づくアドバイスは、ISVを設立している人、またはこれから
しようとしている人に対して大いに参考になる内容でした。また、会社に雇われ
ている普段はコーディングとデバッグの事しか考えていない開発者も、ぜひ読
んでおいて損はない内容ばかりです。
ぜひ、自分は開発者だと自負している人たちには読んでほしい一冊だと思いました。
衛星通信ガイドブック〈2008〉
喰 始 (サテマガビーアイ 2008年09月)
プラネット・グーグル
ランダル ストロス (日本放送出版協会 2008年09月)
日本人では書けない本 (kentaさん 2009-02-06)
グーグルのこれまでの歩みを丹念にまとめた本。
グーグル社員に対して多くのインタビューを行ったこと、また筆者の親戚にもグーグル社員が
いたことが、訳者あとがきに書かれているように、関係者でなければ絶対に知り得ない情報が
随所に散りばめられている。
ここまで細かく、設立10年を迎えたグーグルの歴史をまとめた本はないだろう。日米同時
発売ということで情報も古くない。
読みものとして、素直に面白いといえる本です。
グーグルについて、比較的公平に書かれていると思う (ねじまき式さん 2009-01-31)
さまざまな革新をもたらしてきたグーグルを、一つ一つのテーマに基づいて書いている。しかし、それぞれが偶然の産物であったり、かつてのマイクロソフトのように買収により手に入れたものであったり、それほどグーグル党とはいえない私にとっては、その紆余曲折がなかなか面白かった。特に、完全にオープンな情報世界を目指すグーグルにとって、現在脅威となっているのが、クローズドな世界を形成しているSNSだという最初の件には結構衝撃を受けた。多分私たちは両方を望んでいるのだと思う。
ここに書いているのは、グーグルの全てのサービスではないにしても、書かれているいくつかのサービスについて、その背景を知った上で使ってみるのもよいだろう。実際私は「Google Docs」を使ってみて、「これを使えば今このNetBookで書いたデータを、デスクトップのディスクにコピーする必要が無い」ということに気づいて、最近購入したNetBookの使い道が広がったような気がした。但し、「Google Docs」に書き込んだデータが何かに利用されはしないか、少しだけ気になってはいるのだが。
Google と他社との協調と競争 (Kanaさん 2009-01-17)
Google を他のさまざまな Web サイトや企業との関係を中心にえがいている.つまり,ほとんどのプロジェクトが日の目をみることがないシリコンバレーのなかでどうやって成功し,どうやって同業他社に勝ち,どのように買収されたか,あるいは買収したか,などである.最初はメール削除ボタンがなかった G メールにどういういきさつでそれが追加されたというようなエピソードもおもしろい.
面白かった (通潤橋さん 2008-12-23)
グーグルの奇跡を追う本。たぶんITジャーナリストの中でもグーグル党の人が書いているのだと思う。
実際、グーグルの基本的な発送やサービスのあり方には大変すばらしいものを感じている私だし、グーグルのツールはかなり使い込んでいる。グーグルの検索サービス、 Gmail,analytics,adworda,document,splead sheet,i google,bookmark,note,reader,calender,youtubeなど、挙げればきりがない。
このオープンスペースでありながら、スケジュールなど個人情報を管理し、かつ、必要に応じて共有することができるグーグル。実にインターネット時代のサービスとして素晴らしい。結局企業は利益を追うものだが、グーグルは時に脱線しそうになりながらも、人々の指示を失わず、社会的に有為でありつづけているところに、この企業の創業からの10年間が賛美に値するのであろう。彼らへの批判はあまり書いていない。
しかしながら、タイミングと実力と絶妙なバランスで今日を迎えるグーグルという小さな巨人。今後は我々のそばにいてくれるのか、手の届かない、印象の悪い企業になってしまうのか、注意深く見守りたい。
そんなことを考えている間にも、グーグルのトップページの構成が変わっていたりする。これで完璧とはいえないのだろうが、常に成長する姿勢を持つとすれば、今は、グーグルに学びたい。これは個人的な意見だ。違うか。
開放性vs閉鎖性、アルゴリズムvs人間、正義vs自社中心の視点がおもしろい (XPさん 2008-12-14)
結構最近の出来事までカバーしているなと思って、確認すると2008年9月に日米同時刊行だったということです。変化が激しい世界なので必然なのでしょうが、翻訳者も大変だったでしょう。
すぐにこの本も古くなるんでしょうけど、結構この本の視点はいいんじゃないかと思います。例えば、
・グーグルはオープンであることを標榜しているが、実はアルゴリズムやハードウェアは秘密主義を徹底しており、限定されたオープン主義であること
・グーグルの最大の強みはアルゴリズムであるが、実は隠れた強みは自社生産したハードウェア郡だ。
・グーグルは、閉鎖的なネットワークであるAOLには勝ったが、同じくフェースブックの台頭には焦りを隠せない。
・グーグルは、アルゴリズム検索でヤフーなどの人間に頼る検索を駆逐してきたが、再びアルゴリズム検索と人間の英知を組み合わせた検索に負けつつある。
それと、グーグルが犯してきた、あるいは未だに続けている多くの失敗の紹介も興味深いものがあります。
個人的には、グーグルの各種サービスを積極的に利用しているのですが、あまりにグーグルを過信して、グーグルのサービスに依存しすぎのは危ないこともよく分かりました。なんといっても、無料のサービスにグーグルは一切責任をとらないんですから。
悪夢のIT業界ジョーク集 (中経の文庫)
世界ITジョーク研究会 (中経出版 2008年08月25日)
iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化 (アスキー新書 (073))
大谷 和利 (アスキー・メディアワークス 2008年08月08日)
未来の製品にも期待! (Felicityさん 2008-08-31)
iPodにはじまりiPhone、次に購入するパソコンはMacにする予定でAppleに興味があったので購入してみました。
Apple関連の本はこれが初めてだったんですが、簡潔でわかりやすくすらすら読めます。
会社、製品の歴史やジョブズのことを浅く広く書いてある感じだと思います。
知識としても勉強になりました。
いま持っているiPod、iPhoneにさらに愛着が湧きますね。
もくじを見て興味ある方はおもしろいと思います。
いま勢い、人気をもっている会社や人の本を読むのは楽しいです。
iPhoneとアップル社の紹介本? (ニャンゴロさん 2008-08-28)
iPhoneの話題性の高さや、未来を予感させる機能性など切り取り方によって様々なメディアで取り上げられている。
本書はそのiPhoneを作った会社の凄いところを歴史を紐解きながら、なぜiPhoneを作ることができたのか。その企業文化について触れられているのが特徴である。
ただアップル社やそのCEOであるスティーブ・ジョブスに関する本はすでにたくさん出版されており、それらに勝るような目新しい洞察は無かったように思えるのが残念。
アップルが変えようとしている世界は,モバイル・インターネットの世界。 (長谷川 純一さん 2008-08-16)
iPhoneをつくったアップル社がどのようなビジョンを持ち,未来を創造していこうとしているのかを,著者の分析によって説明している。iMac,iPodの成功は,既成概念に囚われることなく,常にユーザーを楽しませ,満足させるというスタンスに立ち,製品を開発した結果であり,それこそがスティーブ・ジョブズという人間の思想そのものでもある。そして,iPhoneもその思想に外れていない。iPhoneは,これからのモバイル・インターネットの革命を起こすために投入されたアップル社のフラッグ・シップである。それは,単なる序章に過ぎない。それはまるで,iMacがパーソナル・コンピュータの革命を起こし,iPodが音楽産業の根底を覆したことに似ている。アップル社は,ほぼ間違いなく現在の携帯電話のあり方を変えていく。しかし,その戦略は実に巧妙で,当初,iPhoneは「iPod+携帯電話+インターネット」というスタンスで,iPodと携帯電話の機能を前面に押し出した。しかし,アップルが変えようとしている世界は,モバイル・インターネットの世界なのだ。アップルはその戦略を,今現在したたかに進めているのである。
また,私自身がiPhoneに不満だったおサイフケータイの機能が搭載されていない問題も,実は近い将来アップル自身が解決してしまうかもしれない。つまり,それに代わるサービスをアップル自身が提供してしまうのである。それを見越して,アップルはおサイフケータイの機能に固執しなかったのかもしれない。
この本を読んで,アップルのiPhone戦略が非常に良く理解できた。非常に示唆に富んだ本である。
なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?
瀧口範子 (プレジデント社 2008年07月12日)
表紙にだまされたが,なかみはそれほどまとまっていない (Kanaさん 2009-10-19)
副題として「世界一 IQ が高い町の「壁なし」思考習慣」がカバーに書いてあるので,シリコンバレーの思考の特徴を分析しているのかとおもって,読んでみた.しかし,そこにはバラバラなエピソードがならんでいるだけであり,そこから思考習慣を抽出するには,読者にかなりの負担がかかる.ちょっと表紙にだまされた感じだ.
単なるシリコンバレーの現状紹介にとどまらない先進技術文明への問題提起の書 (ボーリンさん 2009-01-11)
タイトルからはあまり期待していませんでしたが、友人から薦められて購入、一気に読んでしましました。以下の理由で、本書を高く評価します。
1.シリコンバレーの技術革新の現状、ダイナミズムがアップデートでコンパクトに纏められていること。
2.単なるシリコンバレーの紹介にとどまらず、「先進コンピュータ−技術依存社会」への著者のインサイトや懸念が的確に記載されていること。
3.平易で歯切れのよい文章で、非常に読みやすいこと。
4.直接インタビューや会合などに出席して得た一次情報が比較的多いこと。
5.テーマ構成がad hocではあるが無秩序ではなく、全体の構成に一貫性があること。
個人的には、今後、green businessを含めたシリコンバレーの先端的取り組みが、実際に米国やグローバル社会に、社会的変革と軋轢を惹起して、どのように展開・普及していくのか(あるいはいかなかったのか)という観点からのレポートを期待しています。
今年のベスト5 (海の命さん 2008-12-31)
今年読んだベスト5に入る本です。興味深い内容で、一気に読みました。米国のIT産業の最先端で活躍する人々への取材を通して、さまざまなことが語られています。ユーモアを込めながら語る著者の見識と洞察力にグイグイと引込まれました。印象的だったのは、米国の本当の豊かさと懐の深さが伝わってきたことです。問題だらけの大国が、今後どのように変化するか、著者の更なる分析が楽しみです。
二次的な情報ばかり (Chopin's Thirdsさん 2008-12-27)
タイトルがかなりおもしろうそうなので、期待して手に取ったが、新聞やブログにこういうの載ってましたよ、というまるで新聞の海外特派員記事並の二次的情報ばかりでガッカリしました。成功した人や現象をまとめたいのであれば、ウィキペディア形式のような事実網羅型なら、まだ資料としての使いようがあるのだろうが、検索もできなければ、用語や固有名詞ごとの目次もない紙の本にすることがいったいどれだけの価値があると思っての出版なのか、非常に疑問です。
著者もアメリカのことを知っているのでらば、自分の考えが無い人間は認められないことも知っているだろうに、どうして、insight のカケラもないような本を出すのか、不思議でならない。
同じ程度の情報量でも、文体がおもしろかったり、画像などが入っていればいいのでしょうが、自称「ジャーナリスト」でエッセイストでないのが、読み手にはかなりきついとしか言いようがないし、ブログなどを参考しているとは言いながら、本にまとめるにあたり、URLをリストアップしたり、画像などの使用許可を得ようともしない怠慢に、あえてNOを突きつけたいと思います。
シリコンバレーの話ですから、歴史(過去)の話は期待していませんが、将来はどうなるんだろう、ということも見えないから、イヤになります。
This book in Japanese with the title of "The reasons why they don't separate trash in Silicon Valley" is a poorly written collection of articles filled with secondary information with ZERO visuals. The author Noriko Takiguchi typically quotes and summarizes what reports and blog entries she sees, but she hardly provides her insight on why this is happening, or why this is important for her readers in Japan, or what would such phenomena would brig us in the future. Relevancy between what she sees and the readers are not clear at all.
It is also troubling to find no listing of URLs or index pages on key words and key people at the end of the book, while you can go online to search for relevant information.
現象の紹介のみ (カフカさん 2008-09-27)
タイトルに対する答えはようやく67ページに出てくる。
しかし環境問題に興味のある人が期待するような答えは見当たらない。
ただ単に現象の紹介のみ。
全編そういった調子なので知的な満足感や刺激を得ることは難しい。
この著者はシリコンバレーに一番ふさわしくないのではないか。
ソフトウェア業における工事進行基準の実務
岩谷 誠治 (中央経済社 2008年06月)
ブロードバンド市場の経済分析
田中 辰雄、矢崎 敬人、村上 礼子 (慶應義塾大学出版会 2008年04月22日)
将来の政策立案に役立つかは疑問ですが、読み応えはあります (XPさん 2008-10-09)
なかなか客観的に分析されていて、読み応えはあった。
特に、ADSLのアンバンドリング政策が、日本では成功し、アメリカでは失敗。
また、韓国ではアンバンドリング政策なしにADSLが普及したことをどう整合的
に説明するか、率直に悩んでいるところなど、好感が持てる。FTTHのアンバン
ドルをどうするかという将来(現在)の課題に対しても、チャレンジしているが、
日本での接続料金は、NTTの投資意欲をなくすほど安くもなく、かといって競争
を排除するほど高くもない、絶妙なところにあると推測している。
これなど、ラッファー・カーブ理論を思い出させ、計測できなきゃ意味ないし、曲
線も様々な要素(たとえば、FTTH投資しなきゃ、NTTに未来はない)によって左
右されるんだから、ほとんど将来政策には訳にたたない学問じゃないかとも思う
が、面白い推測ではある。
アップルとグーグル 日本に迫るネット革命の覇者
小川 浩、林 信行 (インプレスR&D 2008年04月21日)
GoogleとAppleを関連させすぎ、やや無理があるか (東海人さん 2009-05-05)
GoogleとAppleというこれまで業績好調の2社に特化し、Webを使うためのインフラを提供するGoogleとそこにつながる機器を提供するAppleという対比で紹介している。両社を知らない人には面白い対比で読む価値はあるだろう。
IT業界はオープン化で机の上で握手し、下で蹴りあっているようなことは良く起こる。筆者の予見したようにAppleとGoogleが協業していくかは疑問だ。
Apple+Google vs MS+Yahooの対比が面白い (多ぁ望@新習慣クリエイターさん 2009-01-10)
IT業界で注目されるアップルとグーグル。その2社の共通点、相違点に着目した一冊。ともに興味ある自分にとってはなかなか面白い内容でした。比喩が面白い。
アップル/グーグル
例えると:ポルシェ/道路
例えると:蛇口/水道管
例えると:どらえもんのポケット/ポケットの中身
つまりMacBookを使ってGmailを利用している私にとっては、ポルシェのようなブランド製品を使って、ドラえもんのようにインターネットから欲しいものがすく手に入る環境にいるというなんだか幸せな感覚に陥りました。
本書のタイトルからは外れますが、ブラウザ戦争に関連したMSやYahooの内容も面白いです。Apple+Googleとは対照的な存在です。(ちょっと意見が偏っている気もしますが)かつてMac/Windows戦争と呼ばれた時期がありましたが、「Appleが勝つためにMSが負ける必要はない」というメッセージがかっこいいです。そういえば現在はあまり敵対的な印象を持たなくなっているような気がします。これはAppleのブランド力があがったということでしょうか。
金と時間の無駄! (T.F.T.F.さん 2008-12-05)
はっきり言って1,800円返せと言いたくなる内容である。
小川浩氏の本は「Web2.0」関係の本が非常に面白かったのに、これは全くの駄本だ。
まず、1章で2社の共通項を(かなり無理やり)挙げている。が、その後の2章で2社の違いを考察。
で、何も結論的な事は書かずに終わってしまっていて「だから何?」と言いたくなる。それに1章にしろ2章にしろとりたてて珍しい項目もなく、新しい話は何ひとつなかった。
3章は「日本に与える影響」と書いて、根拠の無い推論に思いをはせている。
特に3章で見られる傾向だが、「〜と思う」、「〜感じる」、「〜だろう」など、根拠も無くしかも考察に値しない内容が非常に多い。頭の悪い学生でも書けそうな内容で、本当にWeb2.0関係の本を書いた人と同じ人物かと疑いたくなる。
あと書籍の媒体自体の話として、カバーが写真だと灰色に写っているが、実は銀色で無駄なコストをかけている。かと思えば中の紙は安っぽい紙で、またページの1/3位が空白で無駄遣いされており、読み応えが何も無い。
はっきり言って金と時間の無駄。
う〜ん… (ふにふにさん 2008-06-19)
著者は長年アップルとグーグルに注目してきたらしいが…。
それほど深い考察は見られないし、議論に公平さを欠いている。
これで1800円は高すぎ。
対比によって特徴を描き出す (ニャンゴロさん 2008-06-09)
アップルとグーグル。共に革新的な製品やサービスを次々と提供し、
既存概念を次々と打ち破っている。
本書ではその両社を比較し、その特徴を上手に描き出している。
アップルは車を作り、グーグルは道路を作っている。
なるほどと思わずうなづいてしまいました。
今後両社がどのようなものを提供していくのか。
まだまだ目が離せません。
日本の携帯電話端末と国際市場―デジタル時代のマーケティング戦略
大崎 孝徳 (創成社 2008年04月)
非業界人向けと思われる。 (Tさん 2008-05-05)
日本メーカーが海外携帯端末市場でなぜ失敗しているかを、技術、ニーズ、キャリアとの関係などの視点から解説している。
章の構成も論理的でわかりやすく、難しい専門用語なども無く読みやすい。
業界の状況に詳しくない人にとっては本質を理解しやすい価値のある本だと感じた。
よく日本メーカーの失敗は第二世代の国内通信規格がPDCであり、グローバル規格であるGSMでの開発がうまくいかなかったためという説明がなされる。
しかし、本書ではその影響は大きいものの、同じ境遇で成功を収めている韓国企業との比較から複数の視点での考察を行っている点が特徴であろう。
ただ技術に関する説明や、詳細なマーケティング戦略への記述はないので、携帯電話の技術やサービス自体に興味のある人には向かないし、また業界に詳しい人にとって新しい発見はないかもしれない。
とは言っても基本的に良書であると感じた。
日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由
久手堅 憲之 (技術評論社 2008年03月28日)
もうユーザーのせいにはできない (たけさん 2009-07-06)
ソフトウェア産業には国もずいぶん力をいれてきたはずなんだが、どうもぱっとしない。パッケージ・ソフトウェアは外国製の日本版ばかり。大企業では、使いにくいシステムがあふれている。なぜ、そうなったかは本書が示すとおりなんだけど、じゃあ、どうするかっていうことになると答えはない。問題点の指摘に終わっている。とくにユーザー企業に原因を求めるのは間違いではないとしても、ではユーザー企業にどうしろというのだろうか。ユーザー企業に、もっと勉強しろというのは簡単だけど、ベンダーと同じレベルになれっていうのは不可能である。ソフトウエア産業を立て直すのはベンダーが真に顧客満足に注力し、ユーザーが使って良かったと実感できるソフトウェアをつくることしかないと思う。
解決策は示されていない (落語半可通さん 2009-04-05)
「ソフトウェア業界の現状はこうだよねぇ」ということが、だらだらと書かれていますが、何も解決策が示されていないのがとても残念です。しかも、その現状や批判については、当たり障りのない、ありきたりなことばかりです。
各章の終わりに、これからのエンジニアはこういうことを心がけたり勉強すると良いなどのアドバイスがあると、ずいぶん良書になると思います。
日本だけがだめなのか世界的にだめなのかはわからない (親カッパさん 2009-01-03)
日本のソフトウェア産業が抱える問題について述べた本
著者は外資系監査法人から、独立コンサルタントになった方で
特にソフトウェアベンダーなどに勤めた経験が無い客観的な
視点で書かれています。
内容は、ソフトウェア産業にいる7人の意見をまとめています。
構成は1章にてソフトウェア会社の問題の指摘、
2章にてソフトウェア産業の”SE”の問題の指摘
3章にてソフトウェア業界の持つ問題の指摘
4章にてユーザー企業の持つ問題点の指摘を行っています。
他の人のレビューにも書いてありますが、問題点の指摘は
行っていますが、ほとんどの解決策が”独立をすること”に
なっており問題の本質には迫っていないように思います。
確かに酒が入った座談会レベルの内容をまとめたとの説明が
あるとおり、踏み込みの薄さが目立ちます。内容が薄い分
とても読みやすい本になっています。
日本のソフトウェア産業が”ダメな”点について、日本だけが
ダメなのか、ソフトウェア産業全体がダメなのかについては
酒の場の話だけでは出ないのですが、やはりそのような視点の
話はありません。
業界の内部で、”あるよねぇ”みたいなノリで酒のつまみに
なる話をまとめた本と書いてしまうとかなり厳しい評価になって
しまいますが、そのように感じました。
ダメな理由は分かりました、解決は自分です。 (シーザーさん 2008-12-28)
題名通りダメな理由が数々載っていたが具体的な解決策が載ってない。
それが前提のようなので趣旨は間違ってないが、
こうすればいいのでは?という案でもいいので欲しかった。
しかし、ダメな部分が分かれば解決策も立てやすくなるので、
そういった意味では良かったと思う。
また、こんなところが、こんな理由でダメなんだと書かれていて、
そう言えば自分もそうかもしれない、次回はこうやってみようと思える
内容だったので良かったと思う。
日本に本当のIT企業はない (もなりえるさん 2008-07-12)
本書は技術者もソフトウェア開発企業もユーザーももっと賢くなるべきだという内容です。
日本にはソフトウェアの基礎技術が少ないため本当のIT企業はありません。
ハードもソフトもアメリカの技術ばかりです。
日本に人材斡旋業者のようなソフトウェア開発企業が多いのも技術がないのでそれしかできないのです。
本書でもそこのところを指摘しているのですが、本書に書かれた
「ITシステムを切り離すと業務が不可能な企業。つまり、社会インフラ系の企業などが本当のIT企業なのではないか」
という意見は面白いと思いました。
確かに社会インフラのシステムをIT化する技術は、そのような企業にしかないはずです。
仕事を請け負うだけのソフトウェア開発企業にその企業の適切なシステムを設計する能力はないのです。
つまり、ITの技術を保有するべき企業はそのような企業ということです。
本書で一番力を入れているのは後半のユーザーの態度と無知に関するものです。
どのような産業でもユーザーの厳しい目がないと成長しないのですが、日本のITシステムのユーザーがここまでだらしないとは思っていませんでした。
インターネットビジネス業界 最新事情 ~日本のインターネットビジネスがまるごとわかる
佐藤 尚規 (技術評論社 2008年03月25日)
インターネットビジネスってどんなの?っていう初心者向けかな? (もぐすけさん 2008-03-30)
インターネットビジネスってどんなの?っていう初心者向けかな?
以下の各カテゴリ毎にインターネットビジネスについて解説していますが・・・
1章
インターネットビジネスの概要
2章
電子商取引
3章
コミュニティ
4章
ポータルサイト
5章
WEBインテグレーション
6章
インターネット広告、集客支援
7章
モバイルビジネス
ある程度ネットビジネス、マーケティング、関連会社について調べている人であれば
新鮮さはないと思いますので、☆2つです。(中身はシンプルにまとまっていると思いますが。)
目次をみてキーワードとその中身がわからない、ネット業界をあまり知らなく今後の業界動向と規模間をつかみたいという向けの本です。
IT技術者として生き抜くための十ヶ条
豊田 孝 (翔泳社 2008年03月20日)
欠点・短所は確かにある本ですが・・・ (電島電気さん 2009-05-10)
「あぁ、また毒にも薬にもならないハウツー本なんだろうなぁ・・・」と思ってましたが、
本屋で見かけ、立ち読みしてみると、
「C++を知らずはITを語れず」
という渋い一文が目に留まったため、購入。
予想と違い、結構ハードな内容でした。
色々と著者が述べたいメッセージはあるのでしょうが、
僕(一応ソフトウェア開発者)が受け取ったメッセージは、
・ハードウェアの知識を持ち、その最新動向を追おう。
・英文の開発ドキュメントやサイトを読み解ける英語力を身につけよう。
・開発成果物がどのようなビジネス的収益を生むか意識しよう。
・ITの歴史を理解するツールとして、C++を身につけよう。
・アプリケーションのパフォーマンスを意識し、アセンブラを読めるようになろう。
というものです。
表舞台には出てこないIT企業の方へのインタビューがあったり、
内容的には集中して読める面白いものでした。
非常に啓蒙的で、たまに読み返したくなる本です。
これを読んで、自分が自分に課していたハードルは低いなぁ、と反省しました。
著者はなにもので,だれのためのメッセージなのか不明 (Kanaさん 2009-03-18)
タイトルの10 ヶ条はところどころ列挙されてはいるが,「説明の必要なし」として説明されていない.C++ についてや数人のひととの対話などから構成されているが,そのテーマは明確でない.著者は自称「ITエンジニア」だが,なにが専門なのだろう.すくなくとも本書の内容からしてC++をよく理解してはいないようだから,プログラマではないのだろう.著者の立場もよくわからないから,「10 ヶ条」がだれのためのものなのかもわからない.
あまり参考にならない (dicさん 2008-10-18)
書いている著者はアセンブラ、C/C++精通しているのかもしれませんが
いったい何がいいたいのか分かりませんでした
この内容でこの値段は高いですね
問いかけに対する答えは? (まんぼ りょういちさん 2008-05-08)
帯に書かれていた3つの問い
「技術職を捨てて、管理職になりたいですか」
「あなたは、今のソフトウェア開発に満足していますか」
「このままで、この先も食べていけると思いますか」
残念ながら、満足する回答を本書からは見出せなかった。ましてや序にある6つの問い、特に
「この先どうなるのか?」
「自分の現在の地位は今後も安泰なのか?」
「自分は今なにをなすべきなのか?」
について、あなたが気にしているのならば、もっと別の本を探すべきだと言いたい。
序に記されていた出版時期の大幅遅延は、読後に振り返ってみれば、多くの人にインタビューを試みたが満足な回答が得られなかったことが最大の理由だと思い至った。
どうにか内容に一貫性を持たせようと「IT技術者として生き抜くための十ヶ条」を追加し、残った誌面を埋めるために「コラム」を追加したとしか考えられない(そうでなければ、なぜ十ヶ条をインタビュー時点で提示していないのか、なぜ本文と無関係のコラムがだらだらと続くのかの説明が付かない)。
ただし、Stroustrup氏へのインタビューが対訳付きで2,000円で読めることに意義が見出せる人には強くお勧めする。
書名と内容がミスマッチ (落語半可通さん 2008-03-26)
まず、構成がもの凄く悪くて読みづらい。そして、対象が誰なんだか絞れていない(新人or中堅、プログラマorアーキテクト)。
最後に、書名と内容が全くマッチしていない。
コラムに「C++知らずはITを語れず」というのがあって、噴飯ものです。C++は私も大好きですし、
重要なプログラミング言語だと思うけれど、現実にはC++を知らない有能な技術者も多くいらっしゃいますから。
C++じゃなくて、Lisp知らずとかRuby知らずと言うなら、そんな暴論もありかなと思いますが。
星1つにしたい所ですが、尊敬するBjarne Stroustrup氏のインタビューが読めたので、
1つおまけしておきます。
アップルの法則 (青春新書インテリジェンス)
林 信行 (青春出版社 2008年03月04日)
アップルやジョブズ好き以外の方にも (Felicityさん 2008-09-07)
簡潔で読みやすく、文章に勢いが感じられ夢中になって読みました。
途中に歴代製品の紹介などのとき写真図が載っていてまた楽しめます。
アップルの歴史をほぼ網羅して書いてあるので理解しやすかったです。
アップルに対して多元的な見方が少し足りないかなとも思いましたが、いま勢いのあるものを書くとなるとそうなってしまうのでしょう。
アップルの次のステップが気になります。
あくまでもこだわり続けるすごさ。 (happybear0823さん 2008-07-28)
多くの商品は無い物ねだりする市場ニーズと高機能且つ低価格といった競合他社との差別化を意識した結果、あったら便利かもしれないが使ってみると意外と頻度が極端に少ない機能でも敢えて付け足すことになってしまっているようです。
そうすると使い方が複雑且つ煩雑で説明書をみても理解するのにひと苦労です。
商品のコンテンツやデザインを作り上げる企画立案段階から、その商品にその機能が必要かどうかを吟味するのではなく、人の目を気にして、具沢山な機能を付けた方が無難であろうという意識が必然と働いてしまうのだと思います。
それに加えて、商品開発サイクルが加速している中で、吟味・厳選している時間が取れないということもあり、類似商品であれば、他社より一つでも多くの機能を付けた方が他社との有意差があるように映ってしまうことだと思います。
今まさしく商品創出に”こだわりをもつ”というきもちは薄れていっており、商品コンテンツが一貫したスジが一本通ったブランドを築くことができないようです。
その点、アップルはユーザーに気配りやもてなしを提供する、こだわりをもつ、固定観念を捨てる、ファンを魅了するブランド、シンプルなステータスポリシー、フィットするセンスといった決してぶれないスジを持っています。
カウンターに座ったら、お客さんの気持ちが伝わって、だまって鮨を握って出す匠の職人のようです。
このようにより一層のシンプルを求め厳選すること、しかもお客様と”あ・うんの呼吸”ができる商品創りはなかなか難しいものと思いますが、その場の収益ばかりを追求せず、こだわりの商品をユーザーに提供して頂きたいものです。
パソコンをケースに入れたのはだれだ? (いぶし銀さん 2008-06-14)
コンピュータ業界のことはあまり知らなかった。
アップルがどれだけこの業界に影響していたなんて。
この本がきっかけでさらなるアップル研究ができた。
あなたはアップルのことをどれだけ知っているだろうか?
手にもっているiPodの奥深さは?
この本はアップル入門書である。
とにかく使いやすいのがアップルです (河岸宏和さん 2008-04-05)
私も大学にいたころマックを使っていました。マックもI-POTもマニュアルを
見ないで操作ができました。
ウインドウズも最近のXPなどはマニュアル無しでも操作できますが、I-POT
のようにはいきません。
操作しやすさの秘密には、アップルのトップがなぜそのスイッチが必要なんだ
と1000回は質問を繰り返すそうです。
そんなアップルの魅力が伝わってくる本です。
本書はビジネス書です (vatmideoさん 2008-03-30)
16Kbyteのメモリーを搭載したApple ][からのユーザーです。その間のアップルの浮沈は目にしてきましたし、本書に書かれた歴史をずっと身近に感じていたMacユーザーです。
本書ではガレージからスタートした昔はさらりと流し、1997年、ジョブスが復帰して以降の「自分たちが本当に使いたいものを作る」という妥協を許さないという姿勢に裏打ちされたiMac, iPod, iPhoneを中心とした開発や製品投入、市場での評価などが語られています。
個人的にはもう少しMacintoshのことを書いてほしいなとおもうのですが、本書はビジネス書。アイデアと戦略のヒントがちりばめられています。でもジョブスがいなくなったら、この会社はどうなるのだろうという危うさも感じさせてくれます。
図解 情報・コンピュータ業界ハンドブック (「図解業界ハンドブック」シリーズ)
小山 健治 (東洋経済新報社 2008年03月)
ネット業界大研究
(産学社 2008年03月)
よく読んで考える (よく読んで考えるさん 2009-07-19)
ビジネスモデルを知りたいと思い。読んで買った。特に偏向があるとは思わない。でも、業界を紹介する類書と大差は感じられなかった。
具体的なカタカナ職業の役割が説明されている点は、便利なのかもしれない(私は興味が無い)。
ネット以外の、マスメディアを含めた広告ビジネス全体からみて、ネット業界がどか、どうなりそうかは、あまり広くは説明されていないようです。
microsoft.com大全
井上 孝司 (毎日コミュニケーションズ 2008年02月23日)
美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)
西田 宗千佳 (講談社 2008年02月22日)
技術者の夢、情熱 (asaさん 2009-07-14)
PS3の開発費はSCEがPS1とPS2であげた利益に匹敵する額だったという話を以前聞いて、一体どんなビジョンを持ってそのような莫大な資本を投入したのかとずっと疑問に思っていました。PS2がゲーム機兼DVDプレーヤーとして大成功を収めたので、3でもBlu-rayの普及を兼ねて同様のヒットを狙っていたが失敗した、というような見解が大方だったようですが、それだけでは納得がいきませんでした。しかし本書を読んでその疑問が大体解決しました。
久多良木さんは以前から常識的には奇妙ととれる発言を繰り返していましたが、「美学」という観点からそれらを見返してみると不思議と合点がいきます。PS3がソフトに恵まれず、360とWiiに挟撃される形で苦戦を強いられており、PSPもDSに大きく水をあけられてしまいましたが、それらには久多良木さん独自の美学に裏打ちされた夢と情熱が込められていたのですね。プレイステーションには常に任天堂からは絶対に生まれなかったであろうアイデアの数々があり、それは商業的な成功・失敗を問わずゲーム機の新たな可能性を拡げてきたことは事実で、私たちはそれを目の当たりにし驚かされ続けてきました。ゲーム業界全体が岐路に立たされている昨今ですが、当然ながら彼らの功罪に学ぶところは多く、本書は読み物としても非常に面白いので是非お勧めです。
非常に面白かった (sozさん 2009-06-14)
一技術者として、読み始めたら止まらない感じで読み終えた。
久夛良木氏がPSというゲーム機を通して、大企業ソニーの中で「SCE」という形で「起業」し、自分のやりたいことをいかに実現していったのかが書かれている。
ビジネスとして物を造るとなるとロマンより利益が優先されることが多く、技術者として妥協する部分は多いが、PSシリーズは技術者の美学といったものが製品として実現でき、かつビジネスとしても成功した希有な例だと思う。
読んでいて、当事者としてその場に参加してみたかったと思った。
最近ソニーに限らず、ワクワクするような製品が少ないので、もう一度ものづくりの楽しさとか、チャレンジ精神を思い出す意味でも読んでみるといいと思う。
読み物としても面白い (北新宿大久保通りさん 2009-05-18)
これは完全に『SONY=チーム久夛良木』側の視点で構成されています。任天堂側について五分五分の記述を期待すると肩透かしにあった気分になるかもしれません。その点だけ踏まえれば、まさに『チーム久夛良木』の総力戦が素人にも分かりやすくドラマチックに展開されており、企業戦争のドラマとして読み応えがあります。私はまるでゲームには疎いのですが十分楽しめましたし、商品開発、販売戦略の難しさが改めて理解できました。SONYの歴史を立体的に理解する上でも有益な一冊です。
久夛良木氏の美学に基づいたPSプロジェクト15年間 (けいたん2008さん 2008-06-15)
プレステ登場前夜から、久夛良木氏退任までの15年間の軌跡を筆者の取材メモと関係者へのインタビューを元にまとめたドキュメンタリーだ。本書の6割強は、プレステ2までの内容のため、これまでゲーム業界や、エレクトロニクス業界に詳しい人には既知の内容だろう。このあたりまでの詳しい経緯を知りたい場合には、過去に発売されたプレステ本を読んだ方が詳しい内容に触れられる。「今だから話せる」といった内容も基本的にないからだ。一方、本書で目新しいのは残りの4割弱の部分。久夛良木氏がソニー副社長に昇格し、PSXで(世間的にいえば)失敗。そして、PSPを投入し、プレステ3を開発。その劣勢の中、久夛良木氏が退任に関するまでの内幕で、この部分が目新しい内容と言える。ページ数はそれなりだが、非常に読みやすい章構成と文体で、この手のドキュメンタリーが好きな人なら、休日半日で一気に読み切ってしまうことができる。
本書のタイトルは「美学vs実利」で、巻頭にも美学こそプレステを表す言葉であり、実利とは任天堂の戦略を表すものだとでてくるが、実際には本書を通じて任天堂の話は、数ページほどしかない印象だ。その点だけは残念ではあるが、任天堂に関して、本書におけるSCEの内幕ほど取材を進めるのは決して容易ではないだろう。しかし、今 NINTENDO DSとWiiで絶好調の任天堂も、NINTENDO64とGameCubeでは辛酸を舐めており、そこには本書にも勝るドラマがあったはず。そちらもぜひ明らかにし、商品開発に携わる者の糧とさせてほしいものだ。
今も様々な企業で、商品開発や、サービス開発が行われており、その現場の担当者は、厳しい締め切りとストレスにさらされているだろうが、そんな時に本書を読むと、もう一頑張りできてしまう、力があるとも思う。
プロジェクトのキモ (アマゾン太郎さん 2008-05-27)
プレイステーションの企画段階から久夛良木氏がどの様に考え、どのように采配を振るったかが細かく書かれている。
これを読むことで大きく学べるポイントの一つが大型プロジェクトのマネジメント手法だ。
久夛良木氏の生来の才能なのか、ソニーの中で鍛え上げられたものなのか、ないしはその両方か、とにかくこの人のプロジェクトマネジメントは天才的な上手さである。
いくつか上げると、
1:目標値をとんでも無く高くおく
2:ビジョンを明確化し、それをことあるごとに繰り返し伝える
3:無理、という現場に対して無理である理由を出させて一個一個つぶしていく
4:設計を当初のコンセプトからブラさない
5:自社でやるべき部分と他社にやらせる部分の明確な切り分け
といったところだろうか。
非常に面白いのが、仮想敵として描かれているセガサターンの開発が、上記のプロジェクトマネジメントというポイントで比較してみるとイロイロと違いが出てくる点である。
教科書論ではないマネジメントの要諦に興味がある人には学びが大きい本だと思います。
シンクライアントが変える企業ITインフラ―セキュリティ強化とコスト削減を実現
松本 光吉 (日経BP社 2008年02月)
ITProにも同様の記事が・・・ (Turtleさん 2008-04-30)
シンクライアントについて事例を含め基本的な情報が掲載されていて良い本なんですが、事例を除けばITProに同じような特集記事が掲載されているんですよね。
そちらをみたほうが早いと思います。
iPodをつくった男 スティーブ・ジョブズの現場介入型ビジネス (アスキー新書 048)
大谷 和利 (アスキー 2008年01月10日)
内容が薄く、時代感覚のズレもある (Level22さん 2008-03-07)
「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」(ジェフリー・ヤング、ウィリアム・サイモン)を薄めて新書にしたようなもの。独自の取材をしていないばかりか、新たな視点で語ることもなかった。また、著者の感覚や本書で紹介されているエピソードの多くは著者がMac系の雑誌で活躍していた1990年代のものであり、iPodをつくった男の現在ではなく過去を語っている時代感覚のズレもある。
この作品の良いところは、とにかく簡単に読めること。ひと通りことは記されているので「とりあえず読む」のには良いだろうが、スティーブ・ジョブズという類い希な存在の人となりに触れようと思うのであれば、はじめから「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」などを読むことを勧める。
起業家の素顔を知る一冊 (たけおさん 2008-02-16)
スラスラと読めて、60分ほどで読めました。
起業家スティーブ・ジョブズの素顔をよく学べました。
とくに、アップル・コンピュータ(現アップル)を共同で立ち上げたスティーブ・ウオズニアックと
ジョブズの対比は分かりよかった、
それは、ジョブズがコンピュータをコミュニケーションの道具としての可能性を見いだした事に
対して、ウオズニアックはエンジニアで人を驚かす事を純粋に喜んでいた、というくだりです。
またビル・ゲイツとの交渉の場面に付いても記述があり、ジョブズがゲイツに向かって
「この二人で世界のデスクトップ(パソコンのシェア)を独占している」との発言は
実際のシェアはマイクロソフトが格段に上なのに、さもフィフティ・フィフティで
話を進めるあたり、強引というか押しが強い良き見本なのか、と笑ってしまいました。
同書の後半では、アップルのCMキャッチコピーを引き合いにしながら、同社の歴史を
綴っているところが面白く読めました。
内容が薄すぎる! (萬三さん 2008-02-03)
題名からはスティーブ・ジョブズ氏について、Apple社についての詳細が書かれてあると思ったが、どの点からも内容薄く、1Macファンが相当部分を推測に基づいて書いた内容である。
Apple社の社員などへの詳細な取材があったとも思われず、ビジネス書として役に立つレベルではない。
題名に騙されないように。
単純に面白かったです (加納 裕さん 2008-01-31)
私は特にAppleやMac信者ではなく、iPodも所有していませんが、ジョブズには以前から関心がありました。然るに、ゲイツに関する著作は何冊か読んでいましたが、ジョブズ本は読んだことがありませんでしたので、これ幸いと手に取りました。スラスラ読めて単純に面白かったです。内容も、生い立ちから現在までと幅広いものでした。しかし、殆ど全ての事柄がジョブズ側に取られていますので、客観性を保ちながらその人となりを書いた良書を読んだことのある方々には、ちょっと偏りを感じるかも知れません。でも、ジョブズのことを素早く知りたい方にはお勧めと思います。
ビジネスマン必読の一冊? (ナッツさん 2008-01-30)
Ipodを作った男スティーブ・ジョブズと書いていたのでかってみました。
正直な感想はこの本はアップルの回し者が書いたとしか思えないぐらいの内容でした。
ジョブズのことというよりアップル社の宣伝本そしてビルゲイツの批判などなど。
視点がアップル社に片寄りすぎてる気がしました。
ビジネスマン必読というよりアップル製品が好きな人が今以上にアップルのことを好きになる本だと思います。
ビジネス的な内容はごくごくワズカ・・・
あとIpodの傷について書き込みしている人がいますが私も同じ意見です。
”最高のものを提供してお客様に必ず満足してもらう”
傷も愛着になる?それはないと思います。指紋や傷を避けるためにケースを買わす。
マーケティング戦略的にはいいかもしれませんがまったく購入者側のことを考えていないものだと思います。たぶんその筆者がすべてアップルの悪いところをいいように言い換えてるだけだと思いますが・・・
とりあえず片寄りすぎていてビジネスという視点から見れば0点
APPLERが読むべきものだと思いました。
ひと目でわかる!図解NTTデータ―ITで豊かな社会に貢献 (B&Tブックス)
八木澤 徹 (日刊工業新聞社 2008年01月)
図解入門業界研究 最新通信業界の動向とカラクリがよくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)
中野 明 (秀和システム 2008年01月)
一通りのことは書いてあると思います (太陽のエネルギー!波紋!さん 2008-11-30)
私は通信業界は全くの初心者です。その私が理解でき、難しさも普通だなと感じたので、
一般的な内容だと思います。この本の巻末にある索引は結構使えます。あれ?ユビキタス
ってなんだっけ?っていう時にすぐに引くわけです。わからない時に勉強すると効率は
とてもよいので。星は3.5なのですが、3か4か?と言われての3です。
わかりやすい! (Yさん 2008-02-22)
通信業界の今後がリアルに見えてきます。
今までの歴史を振り返りつつも、最新の情報を余すところなく記載しています。
データや用語の解説も豊富でわかりやすいです。
近い将来、本当にユビキタス時代になっていくんだなぁ〜と納得できる一冊。
これからの通信業界、特にモバイル業界は大きく変わります。
ぼ〜っとしてたら乗り遅れちゃいますよ!
Insight Press 内部統制時代のデータベース強化ソリューションPISO&Performance Insight徹底活用
(翔泳社 2007年12月20日)
スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡
林 信行 (アスキー 2007年12月17日)
iPhone (冬の暖かな鎌倉の海岸でさん 2009-11-08)
iPhoneを使い始めてその卓越したデザインセンスに心酔。おのずと興味はスティーブジョブズへ。本屋でこの本を見つけ、即買い。ま、かなり個性的な人物のようで、決して一緒に働きたいタイプではないが、消費者としては彼の生み出す文化には感謝したい。
素晴らしいの一言 (Johnさん 2009-07-15)
ジョブズのファンなら、バイブルといえる書籍ではないだろうか。
まず、表紙のデザイン。
シックで質感もよく、非常に好感が持てる。
中身を読み進めていくと、当時のジョブズの写真と名言が掲載されており、本当に素敵な写真や言葉である事が手に取るにように分かる。
内容については、他の書籍にて読んだものであるが、当時の写真と言葉を照らし合わせる事に、本書は意味があると思う。
他のユーザレビューでも記載されていたが、ジョブズとビルゲイツの二人が並んでいる写真には、言葉が出なかった。
いわずもがな、二人は盟友として、時に罵り、時に協力しながら、ITの世界を変えてきた。
「出来る限りシンプルに」というジョブズの言葉は、様々なビジネスシーンや個人の考え方においても、重要なことではないかと思う。
ジョブズファンなら必読する価値は十分にあると思うし、ジョブズファンならずとも、何かしら感じる事が出来る書籍であると思う。
ぜひ、一度、読んで頂きたい。
写真だけじゃねぇ……。 (ビヨーク大好きさん 2009-01-02)
スティーブ信者のためだけにある本。もっといえば、この本は写真が多いことだけが評価できる。
しかしながらその写真にはキャプションがついていないため、なぜがらんどうの部屋に彼がいる写真が多いのか等、この本の写真を読み解くのにも他の本が必要になってくる。彼の軌跡や彼自身を知るためにも、別の本が必要になる。となるとこの本は「スティーブ・ジョブズ学」の副読本といったところか。(読了日:2008 Jan. 14)
アップルの、スティーブジョブズの歴史がわかる (GTLさん 2008-09-30)
つい昨日撮影されたかのような鮮明な写真の数々。
創業当時の若々しいスティーブ・ジョブズから最近の彼まで、彼の作品ともいえるアップル社製品とともに写っている写真集である。
写真集であるが、彼の歴史の要点に関してはメッセージとともに文章で表現される。
客観的な事実評価の入るビジネス分析本としての価値はないだろうが、
彼の功績を美しい写真と端的な文章に凝縮し、わかりやすく読み手に訴えかけるメッセージ本としてはとても良くできていると思う。
消えていった商品たち (kaizenさん 2008-03-18)
アップルのジョブズのすごいところはどこだろう。
マイクロソフトのリーダとの違いは何だろう。
iPODも、iTuneもすごいと思います。
USBメモリとしても使えるのには感動しました。
アップルはユーザインタフェースでは主導的な役割を果たしてきたのですから、これが当たり前かもしれません。
ユーザ視点という意味では、マイクロソフトもIBMに比べれば十分ユーザ視点があると思います。
ハードウェアのデザインという面では一線を画すかもしれません。
そういう疑問にどこまで答えているかというのは、読者の判断だと思います。
Macintoshの互換品を最終的に排除した理由に納得できるでしょうか。
NeXTを止めた理由に納得できるでしょうか。
経営者としては失敗する事業を続ける必要はないと思いますが、世の中を変えることと、事業を成功させることの難しさを知りました。
ps.
ジョブズが手がけた製品で、NeXTは期待していました。
日本での発表会にも出かけました。
当日、すごいとは思いました。
不具合があったので、技術者としては納得しました。
利用者としての感動はありませんでした。
これから情報・通信市場で何が起こるのか〈2008年版〉―IT市場ナビゲーター
野村総合研究所情報通信コンサルティング部 (東洋経済新報社 2007年12月)
本書(毎年刊)を客観的に読むことで、市場開拓への利用を (Makoto Ichikawaさん 2009-10-20)
本書は毎年、内容を更新して発行されます。そこで各年版に共通する事項について記載します。
野村総合研究所情報・通信コンサルティング部による本書、レビュー者の得意とする分野の記述を読むと、政策の紹介や注目されたニュースに関する解説が中心で、その内容を技術面や市場面での評価をすることなく書かれていて「浅いなあ」という印象を持ちます。また、推計が紹介されている部分については出典が明らかでなかったり、どのような仮定に基づき、どのような手法で推計したかなど、不明確なものもあり、「NRIはそう計算した」と参考程度に読むことが必要な部分があります。
それでも情報・通信分野で、NRIによって何が注目されているか*、また、情報・通信分野で何が起きているか、その分野の外の人間が全体像を把握する上では参考となります。また、本書に記載された内容を参考に事業計画をまとめる企業が少なくないと考えられることから、集中によって何が起きるかを考えて独自のシナリオをつくったり、ニッチとなる市場の開拓に利用するのも本書の使い方だと思います。
本書に書かれた内容を鵜呑みにするのではなく、批判的に読み、新しいビジネス分野の創造に利用することが重要だと考えます。
--------------------
*:本書の解説文の中には、編集主幹から「これは触れておかねばまずいだろう」という指示の下で書かれたと思えるものもあり、NRIが本気で研究に取り組んでいるかは不明。
SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス ~ソフトウェア業界を揺るがす破壊的イノベーション~
城田 真琴 (毎日コミュニケーションズ 2007年10月25日)
なぜ、この本が本屋で今、購入できないのだろう (とみ2128さん 2009-02-01)
SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス ‾ソフトウェア業界を揺るがす破壊的イノベーション‾
2009年1月の現在、なぜ新品を購入できないのであろうか。
歴史・現状と将来ソフトウェアベンダー、また利用する立場にもたって、それぞれについて中立に筆者の考えを数字を利用して語ってくれている。2007年11月初版であるが1年以上経った後に読んでも古臭さは感じない。入門編という位置づけで読んでも良いし、会社での事業化をする上での企画書作成のベース資料としても利用できるすばらしい本であると思う。
SaaSという「破壊的なイノベーション」による「パラダイムシフト」がおこりつつある (にゃんたこすさん 2009-01-11)
□SaaSとは何か、そのメリットについての説明
◇SaaSはASPの発展版
◇シングルシステム/マルチテナント
・一つのシステムを複数ユーザで共有
⇒安価にて提供可能
◇ユーザ別カスタマイズの可能性
・パラメータ、スクリプトを書き換えることで
ある程度ユーザに特化したシステムにできる
・パッケージソフトウェアほどのカスタマイズ
自由度はない
□SaaSはソフトウェア・ビジネスモデルを転換する
◇「所有」から「利用」へ
◇SaaSプロバイダだけでなく、
そのパートナー企業のビジネスモデルも変化する
□ユーザサイドから見たSaaS活用戦略
◇コアビジネスかつミッションクリティカルな領域
以外はSaaS移行可能
◇SaaSとパッケージソフトウェアのTCO比較
ソフトウェア業界だけのうねりなのだろうか? (諦念和尚さん 2008-02-24)
1、SaaSそのものの詳しい説明から、ユーザーとベンダー両サイドから見たSaaSの利点・欠点まで、SaaS絡みの話は一通り書かれてある。
2、ソフトウェア系の専門語やアルファベット略語が頻出する文章もあったが、そういう用語が苦手な自分でも理解できる。
以上の点から非常に親切で実用的な良書だと思った。
しかし、SaaSに関わりのない方にも是非読んで欲しい。
恐らく自分が属する業界の「SaaS」を気にすることになると思う。
著者は本書の締めにクレイトン・クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」を引き合いに出して、
SaaSが現在主流のパッケージソフトに対して「破壊的な存在」になるだろうと指摘する。
特筆すべきはこの主張がソフトウェアの中身ではなく、そのサービス性に対してなされていることだ。
まだまだ技術的にも追求の余地が多いソフトウェア業界でさえコンテンツ以外の土俵で相撲を取らされようとしている。
これを技術偏重的といわれる日本企業、特にメーカーへの警鐘と捉えるのは行き過ぎだろうか。
SaaS書籍の決定版! (kentaさん 2008-01-18)
類書もありますが、この本が一番バランスが良い。筆者は「SaaS研究読本」で一部執筆、
「すぐわかるSaaS・ASP入門」では巻頭インタビューに登場するなど、業界の第一人者と
思われる。その筆者の考えが全て詰め込まれているのが、本書。
SaaSとASPの違いに始まり、SaaS企業の代表であるセールスフォース・ドットコムの急成長
の秘密、SAP、オラクル、マイクロソフトなど大手パッケージベンダーの対抗策など、SaaSを
巡る業界の動きがよく分かる。さらに、これからソフトウェアベンダーは何をすればよいか、
ユーザー企業はSaaSをどのように捉えればよいか、なども盛り込まれており、ソフトウェア
ベンダー、システム・インテグレータ、ユーザー企業など、どの立場の人が読んでも満足
できる。特に、「これからソフトウェアベンダーは何をすればよいか」については、具体的な
アドバイスが書かれているため、業界に身を置く私にとっても、非常に参考になった。
ベンダーの人間が書いた本ではないので、中立的な立場から客観的に書かれている点も
ポイント。文句なしに5つ星の良書。
まだまだ、この世界は動きがありそうなので、続編にも期待したい。
Web上のサービスとして「利用」するソフトウェア、SaaS (Software as a Service) (muryaさん 2008-01-14)
MicrosoftのOfficeはソフトを購入してライセンスを「所有」しますが、Googleの追加メニューにあるDocs & SpreadsheetsのようにWeb上のサービスとして「利用」できるソフトウェアのことをSaaS(Software as a Service)と呼びます。最近では、Googleのような個人利用だけでなく、法人の利用も進んでおり、日本郵政公社が導入する45,000人規模の顧客情報管理システムにセールスフォース・ドットコム社のSaaSが採用されました。
SaaSのポイントは、ソフトウェアの「所有から利用」です。例えば、一戸建て・マンションを買わずに賃貸に住むことや、駐車場や保険で高い維持費がかかる車を持たずにレンタカーを借りることに似た発想です。
SaaSの一番のメリットは、自社サーバーや管理スタッフの維持費の削減でしょうか。SaaSが可能になった背景には、ブロードバンドが整備されたこと、Googleマップのようなユーザーインターフェースの向上(Ajax(エイジャックス)という技術に基づく)、企業のコア業務への資源集中などが挙げられます。
そんなSaaSのことが、この本にはよーく書かれています。おすすめです。著者は城田真琴さんで、野村総研のアナリストです。
勝手サイト 先駆者が明かすケータイビジネスの新機軸 (ソフトバンク新書 52)
石野 純也 (ソフトバンククリエイティブ 2007年10月16日)
勝手サイトのビジネスモデルを紹介 (モリコウスケさん 2008-02-23)
公式サイトと比較して、
勝手サイトは、
・参入障壁が低い
・市場の勢いがある
・スピード感
・自由な発想
という特徴がある。
公式サイトという規制のあったケータイ・コンテンツが、
PCのような自由な世界に近づくのは
(PCの世界においてグーグルのサービスを享受できるように)
ユーザーにとって好ましく、ますますケータイビジネスは注目と思う。
その例として本書で紹介されているのが、
・検索エンジン
・検索連動型広告
・「モバゲータウン」のようなSNS
・「おてつだいネットワークス」のような位置情報の活用
・ケータイ動画
・「週間!!グラビア動画」のような、男性や高い年齢層向けのコンテンツ
など
専らPCユーザーという方こそ興味深く比較できるのでオススメの書です。
単なるニュースまとめ集 (クリロナさん 2008-01-10)
この手の話題(IT系・モバイル系)を常に意識している人にとっては
だいたい知っている(あるいは想像通りの)内容ばかりでした。
そういう系統のニュース記事を少し掘り下げてあるかな〜という感じで、
まあ読んでも読まなくても大勢に影響を与えないものばかりかなと思いました。
最近のトレンドをざっと俯瞰するには便利で、読んでおいて損はないかもしれませんが、
逆に読まなくても特に問題はない程度かもしれません。
1冊の本に仕上げるために、ちょっと無理やり具体例を集めて膨らませた感はあります。
もっと圧縮すれば、雑誌の10ページくらいの特集でも足りるかなという程度の情報濃度です。
正直、読まなくてもいいかも。
本格的なケータイビジネス解説書 (ゼニガメさん 2008-01-07)
勝手サイトのみならず、ケータイコンテンツのビジネスにおいて
本質的な分析がなされている素晴らしい内容の本です。
ケータイコンテンツが、公式サイトから勝手サイトへ移行していることが
定量面からもよくわかる解説や
どんなコンテンツがヒットするのか、
そして、それをどうやってビジネスベースに乗せていくのかなど
コンテンツが成功するポイントが構造的に抑えられています。
ケータイコンテンツビジネスに関する本は、
もともと少ない上に、賞味期限が短い本が多い中
本書はビジネスにおける普遍的なアプローチがとられているので
とても参考になりました。
ケータイビジネスのマニュアル (300冊書評した男さん 2007-12-26)
ケータイでプロモーションを考えているなら、必読です。
著者はケータイ・ジャーナリストで、本書も専門家目線ではあるが、今後はこの程度は常識とされるようになるだろう。
ケータイビジネスは騒がれているわりに実態が知られていないのが現状。
意外にこの視点の解説本はないので、いまのところ貴重な存在。
ケータイコンテンツビジネスの現状と近未来が見える (恵庭人さん 2007-11-14)
同著者の「モバゲータウンがすごい理由」とかぶる部分(2割ぐらい)
もあるが、10社程度のコンテンツプロバイダーへのインタビューから、
各社のビジネススタンスの違いが見えるのはおもしろい。
ドコモにかなり気を使う会社、我が道を行く会社。
とくに広告代理店と、コンテンツプロバイダーとの密接な絡み方が
垣間見える2章は興味深かった。
勝手サイトでビジネス展開を真剣に考えている人には、強くオススメと
なるのだろうが、1ケータイマニアの自分のような人でも、
読み物としてそれなりに楽しめた。
IT・ネット業界地図〈2008年版〉 (「会社四季報」図解シリーズ)
(東洋経済新報社 2007年10月)
よくまとまっている (hirokin_fさん 2009-11-01)
理系の機械・電気電子・情報の人が就職の際に利用するとよい。
残念ながら2008年版と、2年前のものであるが、全体図を見渡すにはよいだろう。
29業界500社超を完全網羅? (isaouさん 2007-12-28)
「29業界500社超を完全網羅」と銘打っているが、確かによく整理されている。
いろいろな会社が絡み合っている特殊な業界なので俯瞰できるのは便利。
Yahooで検索するとなぜか2006年版が上位に出てくるが、出版社のサイトでは見本も見られる。
図解入門業界研究 最新インターネット業界のカラクリがよくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)
中野 明 (秀和システム 2007年10月)
パソコン創世「第3の神話」―カウンターカルチャーが育んだ夢
ジョン マルコフ (NTT出版 2007年10月)
ミッシングリングを埋める本 (朱徳栄さん 2008-07-06)
68年革命とインターネットとの関係はあまり明らかになっていない。
オライリーがWEB2.0を主張したことで、ヒッピー思想とインターネットとの間によく似た発想があることはわかってきたが、それをつなぐ環が切れたままになっている。
それは、たとえば一番重要な「検索」というシステムを考えても、必須であるにもかかわらず、WWWの大きさを測定するためのスパイダーがクローリングをかけるまではネットの世界に検索が実装されていなかったというような事でも言えるのだと思う。
その思想の欠落を埋めるのが本書である。
実際にはネットに至るまでの道のりは勃興と壊滅。発想と忘却の連続であるが、マルコフは、そのルーツを1968年のサンフランシスコ郊外メンロパークのある場所に源流となるべき3つのグループが存在していたことから、複雑な紆余曲折に一筋の道をつけることに成功した。
米国の科学と文化における68年革命は、多数の人間によって引き起こされ、またその背景も複雑であるが、著者はそれぞれの内部においてのみしられているような人物にも通暁しているために、はじめて、この作業に成功したと言える。
とにかく、この本に登場する人物のカードだけでも作らないことには一歩も進まないが、その一歩は本著の登場によって可能となっている。
エンゲルバートと「全地球カタログ」のブランドが共通のイメージをグルジェフの弟子のシュールレアリストの導きによって共有することが出来たと言うことも、この本を読んで初めてわかった。
この本の真価は、WEB2.0的な情況が、もうすこし進んで初めて日本でも理解されることになるだろう。そういう意味ですばらしい本だと思う。
ケータイ業界52人が語る「戦略」の裏側
石川 温 (毎日コミュニケーションズ 2007年09月28日)
多分、筆者はケータイが相当好きな人なんだろう (XPさん 2008-03-21)
タイトルだけ見ると、インタビュー記事をまとめた安直本
かと思って読んだが、筆者なりに消化して、自分の表現
で書かれているので、読んでいておもしろかった。
例えば、
ワンセグ端末は売れているが、意外に見られていない。
ソフトバンクは、社長を含めて一般消費者の視点をもって
いるのが強み。それは、ドコモやauと違って、研究開発部
門を持たないから。
クレジットではおサイフケータイは苦戦。複数の電子マネー
を持つようになれば強くなるだろう。
2008年3月時点では、まだ古臭くなっていません。
多分、筆者はケータイが相当好きな人なんだろう。読んでい
て、そういう感じが伝わる。
ただし、わが国メーカーの競争力強化のため、MediaFLO
をわが国でも採用すべきというけと、それは日本のパソコン
メーカの競争力強化のため、Windowsを採用しろというよう
なもので、CDMAについでクァルコムを喜ばせるだけだと思う。
「賞味期限」に注意!! (平方直樹さん 2007-11-05)
2006年〜2007年にわたる、ドコモ・au・ソフトバンクモバイル・Willcom、既存の
携帯電話事業者4社の新通話プラン、ターゲットとするユーザーや訴求ポイント、
開発に対する考え方や投入する機種、広告戦略に至るまで描かれているのに加え、
健闘しているイーモバイルのサービス開始までの流れや、経営破たんが懸念される
アイピーモバイル(このレビューを書いた現在では自己破産してしまったが…)の
状況も含め、携帯電話に興味を抱くパワーユーザー層の知識欲を満たしてくれる
本。進化のスピードが恐ろしいほど速い業界であるが故、残念ながら来年の今頃
にはこの本の中身の多くは古(いにしえ)のものになってしまうだろう。
2007年度中に読むなら★★★★★、それ以降なら★★☆☆☆です。
キラーウェブ 儲かるウェブの裏側
前野 智純/株式会社エクストラコミュニケーションズ (翔泳社 2007年09月27日)
インターネットで大繁盛したコンテンツの事例 (ウェブ担当 http://johnjohn.jp/blog/jb/mkt/さん 2009-04-19)
現在、★4と5を付けている5名のうち、
作為的評価と思われるレビューは5点
顔面蒼白になるほどの大失敗をした後、試行錯誤して現在に
たどり着いている企業の未来への姿勢。
Oisixの食品ネーミングセンスや、アンジェの商品説明テキスト
完全に企業秘密という、想定する顧客の心理を反映した
コンセプトシートがものすごく気になります・・・
経験値を上げる一助になってくれる一冊 (KOTAさん 2007-11-11)
私は現在ホームページを運営しているが、著者が言う通り「試行錯誤」はホームページを運営する上で非常に重要なファクターであると感じる。
ただ、自分ひとりで経験できる「試行錯誤」は絶対数が限られる。そのため、対策も一辺倒になりがちだ。
本書で書かれている成功要因のエッセンスは、そんな不足している“経験値”を上げてくれる一助となってくれるだろう。
成功を得るためには、多くの「事例」から学ぶ (マイナーさん 2007-11-08)
自身が成功を得るためには、成功するというイメージが大事です。
そして、それをイメージするためには多くの先駆による「事例」から
学ぶことが有効だと思います。
具体的に、具体的にと安直に活用できる方法を求めるなか、そういった
小知を否定するわけではないが、あえてそれよりもいかに成功者は
どういう考え方・あり方が基軸にあり、そこからどういう経緯で成功に
至ったかを知ることが出来るのが本書でしょう。
ウェブを運営していくこととはという核心部分をすこしでも掴み取り
たいという人にこそ最適だと思います。
本質をついた良書 (みるくさん 2007-11-06)
技術論や一般論を語った本が多い中、本書は「現場力」に焦点をあて本当に必要な成功要因は何なのか、実際の事例を通して学ばせてくれる。
小手先のテクニックや机上の理論によるユーザー視点からズレた方法論がいかに無駄か・・。
成功者が辿った軌跡から、商売の本質を改めて見つめ直すことができました。
本質論。 (長谷川さん 2007-10-06)
本質論ということだろう。
マーケティング的に真新しい手法を知りたい人、たとえば現場の担当者などは、もしかしたら不満に思う人もいるかもしれない。しかし、会社の経営に関わっている人、あるいは管理職クラスの人は、本書が言わんとする本質論を、しっかり理解できるのではないかと思う。
登場するのは、大企業や有名ネット企業。そのような会社にして、これほど繊細なマーケティングを積み重ねている。ネットにおける成功とは、リアルのそれと同じく、そのような地道な積み重ねの先にあるのだと、改めて感じさせてくれる。
「今の試行錯誤の積み重ねが、10年先のマーケティングルールを作る」という著者の考えに、経営者である私は星5つを付けたい。
テレコムデータブック〈2007〉TCA編
(電気通信事業者協会 2007年09月20日)
世界一わかりやすいIT(情報システム)業界その「しくみ」と「ながれ」
イノウ「業界研究会」 (自由国民社 2007年08月15日)
情報システム業界に就職しようとする人には良い本 (ad2003さん 2008-05-17)
筆者の編集後記によると、この本の対象者は
・情報システム業界に就職しようと思っている人や新入社員
・この業界と取引しようと考えている人
です。
なので、業界人が読むときっと物足りなく感じてしまうでしょう。
ですが筆者の意図通り、システム業界についてあまり知らない人にとってはとても読みやすく、且つ手っ取り早くシステム構築の全体像を理解できる良書です。
1ページ毎にそのテーマに関する図が必ず載っており、サックリ文章を読んだ後に図を見てさらに理解を深めることができました。
巻末にごく簡単ですが用語集や索引があり、必要な時に必要な事だけすぐに読み返し易いように意識して作られているのがわかります。
この業界の就活生や新入社員には特にオススメの本です。
業界全体のことから現場の状況までよくわかる (KOくんさん 2008-01-14)
私はIT業界以外で働く人間ですが、この本一冊で、業界の状況が良く理解できます。SIerに入社した新入社員の江水くんが、物語形式で業界・業務のことを学んでいくという設定です。一般論にとどまることなく、業界で言う「新3K」の背景、業界で働く人の人となり(上手に風刺したキャラクターが登場します)、現場でよくありげな会話例(また仕様変更ですか・・・など)、状況をありありとイメージできるような工夫がされています。また、図も業界初心者にとっては大変わかりやすい。一方で、開発の作り込み手順や発生頻度の高い問題、建設業界に似た下請け構造、主なテストツールや言語、企業規模別の給与やパーヘッド売上などの、知識面もカバーされています。3時間ほどで軽く読めるにも関わらず、結構、内容は濃いのではないでしょうか。秀作です。
ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書)
サイトウ アキヒロ (幻冬舎 2007年07月)
人を夢中にさせるには? (ウェブ担当 http://johnjohn.jp/blog/jb/mkt/さん 2009-07-09)
家電やATMといった、操作性が悪い代表を例に出し、
他とは違うユーザビリティ (使い勝手)を持ち、
独自の評価で進化してきたゲームとゲーム業界を探る。
本書で分析されている、ストレスと快感を操るテクニックは、
他業種でも役立ちそうです。
必要なのは制約
1. 直感的なユーザー・インターフェイス (使いやすさの追求)
2. マニュアルなしでルールを理解してもらう (何をすればいいのか迷わない)
3. はまる演出と段階的な学習効果 (熱中させる工夫)
4. ゲームの外部化 (現実とリンクさせて、リアルに感じさせる)
ウェブサイト(ゲームコンテンツを除く)だと、1と2までは達成できても、
あまり、3と4は意識していないのではないでしょうか。
だからこそ、試してみる価値はありそうです。
使いやすく、さらに使いこなせるというのがポイント
ユーザビリティというのは、使用者であるユーザーと
一瞬しか関わらず、それによって、その製品なりサイトなりが判断されます。
しかし、"使いこなせる"または、"使いこなしたい"という部分は、
日常に入り込める仕組みであるとか、
シンプルながらも奥行きがありそうだとか、操作系も含めた、
コンテンツの幅や遊びの必要性を意識させられます。
ココを押さえておくことにより、一度観ただけで終わり、
というのではなく、中毒性を持ったコンテンツ創りに繋げられそうです。
なかなか的を得ている (Pampersさん 2008-07-26)
DSやWiiが売れている訳を説明している。
要するに、説明書を見なくてもなんとか操作できるもの(子ども向け)をこれから作っていきましょうという内容である。
確かにDSのソフトはすぐに取り組めるが、PSPのソフトは説明書を読まなくてはいけなくて面倒くさかった。(具体的にはモンスターハンターのこと)
しかし、最近はモンスターハンター2Gの影響でPSPがDSより売れている。
やはり、ゲームニクスだけでは、説明ができないものもある。
結局はおもしろいゲームソフトによるということなのかもしれない。
ひとことでまとめると、「ユーザー・インターフェイスが大事!」 (盥アットマークさん 2007-10-17)
同時期に秀和システムからも「ゲームニクス」をテーマにした本が出ていて、そっちは理論書、こっちはよりターゲットを広く取った啓蒙書ってなノリ。同一の題材をマニュアルがお得意な秀和システムと、幻冬舎新書に割り振るってあたりが、まるでプラットフォームごとにアレンジしてリリースするゲームソフトの戦略を髣髴とさせる。あっちは図版バリバリ、こっちは図版ゼロ。「ゲームニクス」の認知啓蒙PRとしては「おぬし、なかなかやるのう」って感じだ。
結局、ひとことでまとめると、「ユーザー・インターフェイスが大事!」ってことなんだけど。使えるなぁーって思ったのは大目標、中目標、小目標の設定の仕方。曰く、“「大目標と小目標」は「○○をしろ」という具合に、一方的に提供される情報”、“ところが「中目標」に関しては、プレーヤーが自分で設定するように仕組む”。これによって、“いかにもすべて自分で立てた目標に向かって進んでいるかのような感覚を持ってもらう”。このノウハウって組織論の中で、相当応用利くよね。為政者、経営者が使いこなすようになったらヤバイヤバイ(ちょいネガティブな受け取り方ですけど)。
ほかにも、「現実をうまく抽象化し、誇張することで、“現実よりもリアル”な「超リアル」感を演出できるということが、大きなポイント」とか、「iPodとグーグル、Wii、DSに共通していえるのは、とにかく入り口がシンプルであること」とか、「(DSの背後にあるのが)いわゆる「学習マンガ」の文化」なんて分析には思わず納得。
あまりにニンテンドーのパブっぽいところと、もてなしの文化、茶の湯、俳句、浮世絵って文脈とWii、DSを結び付けて語られる陳腐な日本文化論がちょっと...、とは思うけどな。
知育をお題目にDSが売れてるなんてのは、英語学習をダシにラジカセ親に買わせた過去を思い出したね。
飽和した市場を突破しうる”ゲームニクス” (osa_tomoさん 2007-10-12)
日本のゲーム業界はこれまで、各ゲーム企業の開発者のノウハウによる作りこみが多く企業秘密の側面が強いためか、ユーザによるゲーム受容性に対する理論的研究が公にされることは少なかった。
本書では、ユーザによるゲーム受容性を向上する技術を”ゲームニクス”と呼び、
以下の4つの原則に集約している。
第一原則:直感的なユーザインタフェース
第二原則:マニュアルなしでルールを理解してもらう
第三原則:はまる演出と段階的な学習効果
第四原則:ゲームの外部化(実世界とのつながりのこと)
更に本書では、ユニバーサルデザイン・医療福祉・教育の現場(英単語教育、教師の技)への応用が期待されているとしている。
このことは、既存製品により独占・飽和した市場を”ゲームニクス”の適用により、後発企業でも突破できる可能性があるのではないか。
一方、本書のいうところの”ゲームニクス”の原則はよく理解できるのだが、ゲームニクス賞賛のみが強調され、理論化、定量化、検証作業の余地がまだ残されていると考えられる。今後の更に”ゲームニクス”を深く掘り下げて欲しいところである。
次の著書に大いに期待したい。
ゲームニクスを説明していない (じろうさん 2007-10-03)
この本は経営学本と同じである.ある商品がなぜ成功したのかを,ゲームニクスという指導原理にもとづき,自己撞着的にひたすら繰り返し述べているだけである.よい商品がそうした指導原理を備えていることはいいことだよね,という意見には賛成できるので,そうした意味でも読んで元気の出る経営学本と同じ特徴は有している.
「理論」と呼べるものを少なくとも唱えるからには,同じように見えながらも成功/不成功の商品を見分けられるような知見が必要であるだろう.しかしそれは見当たらない.著者が「ゲームニクス」なるものを打ち立てたというのなら,そうした指導原理ばかりでなく,しろうとには判断のつきにくい商品であっても判断可能とできるような具体的原理も示すべきである.
自分で書いた/作った/愛着のあるものを自分で褒める/他人に説明する理由を見つけたい人には勧めたい.
ニンテンドーDSが売れる理由―ゲームニクスでインターフェースが変わる
サイトウ アキヒロ、小野 憲史 (秀和システム 2007年07月)
なかなか読み応えがある良本 (D.IKUSHIMAさん 2009-10-08)
タイトルが「ニンテンドーDSが売れる理由」なので
ニンテンドーDSの分析や、任天堂の戦略について
書かれているような想像をするが、
実際にはゲームを作るときのユーザーへの配慮である
「ゲームニクス」について書かれた本。
そういう点での内容は非常によく、
特にどんな形であれゲームを作る立場の人間や
ゲームを開発するときの工夫に興味がある人にとっては
なかなか読み応えがある良本。
とにかくタイトルと内容のギャップが激しいのが残念でならず、
本を売るために「ニンテンドーDS」の
ネームバリューを借りようとしたとしか思えない。
ゲーム開発業界を目指している人や、フリーソフトなどでゲームを作るなら
画面や操作系の工夫・配慮について再確認できる本だと思う。
タイトルの答えが微妙 (じゃんじゃかさん 2007-10-28)
売れる理由が、持論のゲームニクス、つまりユーザーインターフェイスやディバイスが親切にできていると言うことなのですが、
同じことはSCEもマイクロソフトも行っているので、理由としては非常に不鮮明。
持論を展開した後、後で便乗タイトルをつけてつじつまが合わなくなった感じ。
ゲームニクスの本としては良いがDSを語る本としては
非常に未熟。視野も浅い。研究不足。
的確な分析 (ニャンゴロさん 2007-09-23)
ゲームがなぜ面白いのか。
ゲームだからという理由もあるのでしょうが、
本書を読むと楽しませるためのテクニックが実は重要だということがよくわかる。
ゲーム製作者はもとより遊ぶ側からもこのような視点を持って楽しむとよりいっそう楽しめるかもしれない。
今後も何度か読み直すか、と。 (hiyokoya6さん 2007-09-07)
斎藤さんの提示されている「ゲームニクス」には新書のほうもありますが、こっちのほうが画面付きで解説があり、少なくともサクっと読むぶんには優れたものかと思います。
全体に、本書はゲームデザインというか、インターフェイスデザインの話として非常に気合いの入った内容で著者の小野さんもおっしゃるように「おそらく実践的」かと思います。また個人的には、ゼビウス、マリオ、ドラクエといった多くの人が知っているであろうゲームを元に、インターフェイス面からの分析を披露してみせている下りは、今後も何度か読み直すかもしれません。
ただ、一応言っておきますと、「ゲームニクス」を現段階で“理論”という言い方をしていますが、ここらへんはちょっとセールストーク気味のところはあるかな、と思いますので、まあそこのところは現段階ではさておき。今後、本当に学問的にも実りあるものになれば、ということを願います。
関係ないですが、上に書かれている小野さんの何とも言えない味のある著者コメントに、何げにウけました。小野さんのしゃべっている様子が、ありありと想像できてしまいました。
PSがスペック進化論なのに対し、Wii、DSはUIの新機軸を提示 (盥アットマークさん 2007-09-07)
今って、ハードでもソフトでもなくてユーザー・インターフェース(UI)の時代だと思う。「iPod(アイポッド) 」も「Google」も何が突出して優れているかって言えばUIじゃん。ってゆーか、プロダクツとしての総体的な魅力が、面構え(UI)に表れてるっていうか、UIに象徴されている。「いいプロダクツはUIがいい」ってのと「UIがいいプロダクツはいい」ってのは、ほとんど同義だ。
「ゲームニクス」ってのは“日本のテレビゲーム業界が蓄積してきた、UIに関するノウハウの蓄積”のことらしいんだけど、これってすごいノウハウなんだなぁ、ってのがこの本読むとわかる。これって、ゲームの文法、UIの文法だよね。ものすごく体系的に整理されていて恐れ入ったんだけど。今はだいぶ(それこそゲームニクス見習って)改良されたんだろうけど、一時期の家電の“リモコン”のUIのひどさったら無かったよな。まず、「取説」首っ引きじゃないと使えないってのがあるし、その肝心要の「取説」自体のUI(ユーザー・インターフェース)がなっちゃいないってのがあり...。それに比べると、ゲームのUIってのはアーケードにしても家庭用にしてもダンチでさ。やっぱ、ガキ相手ってのがその要因だよね。ガキは取説読まねぇもん。それと、本書にもあるけど、日本特有の「おもてなし」精神だよね。だからゲームニクスって経済競争力でもあり文化でもあるんだよな。こりゃ、ゲーム以外にもどんどん汎用化してもらいたいもんだよね。
ソニーのPS1→2→3ってのがハードのスペック進化論でしかないのに対して、任天堂のWiiもDSもUI(ユーザー・インターフェース)の新たな模索、バリエーション提示なんだよね。ソニーと任天堂の現在の評価の差はそこに尽きる訳さ。ソニーも昔はそれこそ(シンプルでベタじゃない)UIで成り立ってた企業なのに、なんか今のソニーって残念無念だよね。
YouTubeはなぜ成功したのか
室田 泰弘 (東洋経済新報社 2007年05月11日)
タイトル負け (木下慶彦さん 2007-11-19)
IT系の歴史が書いてあるだけで、結局成功要因の記述は
いろんな方面に考え方が分散してしまっている気がする。
結局最後に「セコイヤキャピタルの投資眼がすごい」
で閉めてるあたり。自分の考えが無くセンスを感じない。
以下の部分はかなり面白かった。
1.歴史は繰り返す
2.ITバブルの隠された意味
3.ITによって変わる各国事情
YouTubeの生まれた背景についてよくわかる。 (TAKEさん 2007-10-13)
YouTubeの生まれた背景についてよくわかった。YouTubeの操作については別の
本で。少し物足りない気がする。
YouTube の話はそれだけ? (Kanaさん 2007-09-28)
本書は YouTube がうまれたいきさつや背景について語っている. 240 ぺージほどの本のなかで YouTube そのものについて書いているのは 40 ページくらいでしかないが,なぜ「燃える 3 人組」が成功したかがえがかれている.そして,その背景にある「ビデオ・ハイク (俳句)」やテレビとの関係,著作権問題,そして果ては中国,BRICs,日本の将来まで,はばひろい話題がとりあげられている.でも,YouTube の話はそれだけですか?
YouTubeを筆頭にしたネットビジネス2007の入門書 (けいたん2008さん 2007-07-28)
タイトルは「YouTubeは--」というものだが、それは、最近のネットビジネス界
を代表したサービスとして名前を使っているに過ぎない。実際には、
「最近のネットビジネスが成功したのはなぜ?どこがウケている?」
を、この業界にもあまりなじみがない人にもわかりやすくまとめている本だ。
ともすれば、専門用語やマニアックな話ばかりが並びそうなところを、
平易な文章でまとめきっているの点に執筆者の高いレベルを感じさせられた。
一方、いわゆるIT業界だったり、Webサイトの構築の専門家が読んでも、
新たに得られる知識はほとんどない。ニュースサイトで、このあたりのネタは
こまめにフォローしているよという人には必要がないかも。そういう人たち
には、知らない人にはこんな風に説明するとわかりやすいのか〜と学べる内容
になっている印象だ。
パンピー (八手さん 2007-05-25)
パンピーである私は、この本を読んで、今後の自分の羽ばたき方を考えた。
この本のタイトルには「You Tube・・・」とあるが、中身は全くそれだけには納まっていない。
「えっ?そんなところまで話が広がっちゃうの?!」と感じつつ、数時間後には世の中が見えてきたような気がした。
この本の著者は、還暦過ぎなのね。随分と知識が幅広いです。
読む価値あります。
NHKスペシャル グーグル革命の衝撃
NHK取材班 (日本放送出版協会 2007年05月)
色々なことを感じさせてくれる本 (ねぼすけ2004さん 2009-05-27)
NHKで2007.1.21に同名番組で放送されたものを書籍化したものである。確かにグーグルには驚かされる。最近ではピンポイントで住所から航空写真で自宅を見られる、グーグルマップ・グーグルアースには驚いたし、ストリートビューにも腰を抜かした。「こんな広範囲に」「これほど正確に」「しかも無料で」サービスを提供する企業があるだろうか。
いつの間にやら、皆が家庭でも仕事でも(おそらく学校でも)、何か調べるときにはネットで(すなわちグーグルで)するような生活スタイルになっている。もちろん、検索結果がグーグルの決めた恣意的なやり方で表示されることや、論文や書籍と比較して信用度合が低いことは十分わかっているつもりである。
こうして、情報が氾濫し多様性が広がったように見えて、人間の考え方そのものは徐々に画一化していくんだろう。いつかは「甲殻機動隊stand alone complex」のような世界にだんだん近づいていくんだろう。子供の時の未来が、透明チューブの中を自動運転の自動車が走ることを夢見たように、実際にはそれはまだまだ先のようには思えるけれども・・・色々なことを感じさせてくれる本です。
書ききれないくらいに中身が濃い (voodootalkさん 2008-07-13)
2007年5月25日リリース。グーグルの内部とその周辺に長期取材をNHKの有能な4人のスタッフが乗り込み創り上げたいまだかつてないほど正確にグーグルのカタチを捉えた価値ある一冊である。その様子はDVDにもなっているがむしろ本であるこちらの方がより内容が詳細に感じられた。
グーグルは1998年にスタンフォード大学の2人の若者によって設立され、わずか9年で時価総額18兆円に到達した企業だ。そのグーグルの過去と、ブラック・ボックス化されていない部分の『今』をかなり正確に知ることが出来る。そしてこれからグーグルがどういうことをやろうとしているのか、がかなり予想できる。
『今』グーグルがやっていることで最も印象に残ったのは、
1.スタンフォード大学の図書館の本をすべてスキャニングしデジタル化している
2.無線LAN網の無料解放による『位置』も含めた個人データの収集
3.auとの提携に象徴される携帯端末への軸足移動(この本では正確に触れられるところまで行っていないが『アンドロイド』のこと)
だった。つまりは人類の知的財産の完全デジタル化と個人情報の位置データまでも含めた完全把握、そしてその位置データをより完全なものにするための携帯端末掌握だ。レビューを簡潔に書ききれないくらいに中身が濃い。考えさせられる一冊だった。
文字の発明に匹敵する、文明上の革命 (hirot1さん 2008-02-08)
確かに、グーグルの利便性は衝撃的だ。部屋にいながら、ある意味距離も時間も飛び越えて、何でも『検索』できる事は、素直に「便利」であるが、何か怖い気もする…。
う〜む・・・・ (yoshikumiさん 2007-11-13)
なかなか考えさせられる本です。
Googleが暗示する未来の情報社会の姿。
個人が処理しきれないほどの情報が溢れ、もはや生活に不可欠となったインターネット。Googleに代表されるような検索サイトは、本当に正しく公正に社会の姿を映し出しているのか?
また、私たちはGoogleが提供する利便性のために、どこまで個人情報を彼らにゆだねられるのか?
国境や言語を越えて広がり、ごく普通の人々の実生活にまで深い影響を与えるようになったGoogle。私たちはどのようなルール(法律)をもって、彼らに向き合っていったらいいのだろうか?
読み終えると、ちょっとドキドキして。ちょっと不安になります。
それにしても、Googleって、民間版のエシュロンみたいじゃないですか?
最後が余計 (クマさん 2007-08-26)
素直にいい本だと思います
しっかり取材してるのが伝わりますし
ヤフーとグーグルの違いが分からない人でも
読めるよう考慮して書かれています
とりあえずグーグルのやってることの
凄さが垣間見える本
価格も安いしさすがNHK
が、最後にとってつけたような
ネット批判が掲載されてて悲しくなりました
文責がチーフプロデューサーとのことですが
せっかくの良本が台無しです
全くどこの世界にも老害がいてほんまに・・・
読後の爽快感をぶち壊されたので星三つ
PS:グーグル爆弾の実例を一つ
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%A3%B2%E5%9B%BD%E6%96%B0%E8%81%9E&lr=
上から三つ目に注目
ネットコンテンツ・ビジネスの行方 ~動画・音楽配信の最新トレンドを追う~
山崎 潤一郎 (毎日コミュニケーションズ 2007年04月20日)
IT達人の仕事術
(ブックマン社 2007年04月)
達人にはなれないけど (hamachobiさん 2009-07-20)
これまたライフハック系の一冊。ライフハックについて、ITmediaが運営しているBiz.IDというサイトで公開していた記事の書籍化。
IT関係者のITを使った仕事のやり方を紹介している。同じ仕事の達人でも、仕事のやり方、PCやWebの使い方って千差万別なんだということがよくわかる。
仕事のやり方は、これがベストということはなく、その人それぞれが、工夫して(これがライフハック)、見つけ出していくということなんだろう。
私自身は仕事の達人というわけではないけど、いろんなツール、デジタルもアナログも含めて、試してみるのが好きだ。GTDやマインドマップも自分流にカスタマイズしたり、W-ZERO3を使ってみたりと、常に、少しでもいい方法があれば改善していくようにしている。
ただ、どんなライフハックも仕事の成果、中身が大事。効率的にできても肝心の中身が低品質ではね。気をつけよう。
中途半端な内容 (matsunoki55さん 2009-03-22)
本書を読んだのが、出版から2年後と遅いためか内容が
古く感じられた。
やはりこの手の本は、情報の新鮮さが命なのだろう。
また、各分野につき1人から3人の仕事術を紹介している
オムニバス形式なので、話が断片的になってしまっている点も
残念である。
しかし、それなりに新たな学びもあったので、この評価に
させていただきました。
IT業界だからといって (superblackbirdさん 2008-01-15)
IT業界、仕事の達人の工夫
IT業界だからといって、デジタルを駆使しているわけではない、アナログのベースがあって、補完・強化の意味でデジタルを使う様にしている人が多い
著名なブロガーの仕事スタイルがわかる (24hさん 2007-11-21)
構成はネット界隈で著名な“達人”たちにインタビュー形式で仕事に使っているツールや方式を紹介していくスタイルになっている。
RSSリーダーで購読しているブロガーの日々使っているWebサービスやツールが紹介されており、メーラーやブラウザ、メモを取るツール、普段使っているパソコンやデスクの写真など、ツール選びに参考になる情報が点在していた。
自分の仕事スタイルが固まっていない人には最適な本である。しかし、自分のスタイルが決まっている人には少々退屈な内容かもしれない。
旬を逃がさず、すぐに読みたい (charさん 2007-04-15)
13人の「IT達人」達の仕事術をインタビューにより紹介した本。
「達人」の顔ぶれは、PoBoxで著名な増井俊之氏、フィードパスの小川浩氏、2ちゃんねる管理人西村博之氏、「ヒューマン2.0」の著者渡辺千賀氏など、いずれもその人の実際の仕事環境を拝見したいと思う人ばかり。
その方々の1日のスケジュールや実際の仕事環境、利用しているハード、ソフト、サービスなどが具体的に紹介される。
この手の本は具体的なツールやサービスを紹介しているだけに、またたくまに旬が終わり「懐かし本」と化してしまいがちだが、逆に今この時期に各達人がどのような考えや狙いのもとにどんな環境を選択しているのかを伺い知るにはもってこい。
イー・モバイル飛躍の通信戦略
息吹 友也 (ゴマブックス 2007年03月01日)
ひどい (ともぞさん 2008-09-24)
ページ数を稼ぐために行間を広げて、下手な漫画と写真で水増し。
内容もイーモバイルの企業沿革と、千本会長が言ったことがある(もしくは著者が勝手にそう思っている)安っぽいベンチャー理論
戦略と銘打っていながらどこにも戦略なんて書いてません。
著者はイーモバイルの宣伝のためにお金をもらってこの本を書いたのでしょうか。日本のブロードバンド化はイーアクセスの功績だ!と断言していますが、他事業者のことにはまったく触れてません
イーモバイルのヨイショで埋め尽くされています。
これ1冊読むならホームページとIR情報を見たほうがよっぽどこの企業のことがよくわかります。
よくわかる携帯電話業界 (業界の最新常識)
北 俊一 (日本実業出版社 2007年02月24日)
ここ20年の業界の発展の歴史が参考になる (丁三さん 2009-06-02)
いわゆる「ケータイ」業界について、マーケット、歴史、電話会社・メーカー・販売店のそれぞれのビジネス事情、技術動向、海外動向などを網羅的にまとめたものである。
2007年3月刊だから本レビュ時点で2年少し前の情報ではあるが、ここ20年の携帯電話業界の発展の歴史についてはコンパクトによくまとまっている。頭に入れておいて損はないと思う。
モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法
中橋 義博 (ダイヤモンド社 2007年02月17日)
初期にしてはかなり分かりやすい (総理さん 2008-08-29)
具体的な指標も沢山あったので明確でわかりやすい。
モバイルSEMをする前の準備をする為には、非常におススメ。
こういう方の知識で成り立っていますから貴重です。
モバイル時代の良いテキストかと思いましたが (tamaさん 2008-01-05)
ケータイビジネスに興味があって、
ちょうどそのSEM(検索エンジンから自社Webサイトへの
訪問者を増やすマーケティング手法)の本だと思い購入してみました。
結局の所、概念的な理論ばかりで
何をどうするという行動まで達していない。
リクルートのインタビュー記事とか載せているけれど
ネームバリューはあるけれど、それがどう役に立つのかが微妙な気がする。
この手の本で欲しいのは理論的な事だけでなく
現在の主流がどういうものが行なわれているから
「これをこうしなさい」的な行動部分が重要だと思う。
この本はそれが薄い。
これで1600円は高いなぁ
モバイルSEM (礫さん 2007-08-27)
表紙はぱっとしないが、内容は分かりやすく、読みやすい。
モバイル系のサービスはブラックボックスな部分が多いので、ケータービジネスに直接携わっている人の書いた貴重一冊だと思う。
ブロードバンド時代の情報通信政策
福家 秀紀 (NTT出版 2007年02月)
タイトルを付け直すとしたら「NTTの、NTTによる、NTTのための情報通信政策」 (XPさん 2008-10-09)
ブロードバンド時代の情報通信政策と中立性を装っているが、
NTTの(筆者はNTTのOB)、NTTによる(出版社はNTT出版)、NTTのための(主張はNTT経営陣に都合のいいことばかり)図書であることを分かった上で読みましょう。
メディア・コンバージェンス2007
篠崎 彰彦、情報通信総合研究所 (翔泳社 2007年01月17日)
情報ネットワーク産業を読み解く (新井宏征さん 2007-08-13)
この本では、端末、コンテンツ、ネットワークを包括して「情報ネットワーク産業」と総称し、「エコシステム」という概念を用いて調査研究を行った結果がまとめられています。
様々な公的機関や調査機関の豊富なデータを紹介し、それらの背景にある事象を丁寧に解説しています。このようなデータには日頃触れることが少なかったので、とても新鮮ですし、またこのような代表的な数字を大まかにでも頭に入れておくことは何かを考える上では大切だなと思いました。
書名に「コンバージェンス」という用語が入っていることからもわかるように、本書では「融合」という観点から現在の情報ネットワーク産業を調査・分析しています。今まで「融合」という概念を字面だけで理解していたところがありましたが、本書を読んで融合とはそもそもどのような状態を言うのか、それが妨げられている条件は何なのか(そのひとつが「業界慣行」であるというのは本書を読んで得た気づきのひとつです)を理解できました。
IT業界がわかる (業界×快速ナビ)
(技術評論社 2006年12月07日)
2010年NTT解体―知られざる通信戦争の真実
(日経BP社 2006年12月)
現在の通信業界の課題 (Value Investorさん 2008-04-07)
この本は2006年の通信業界の出来事を追いながら、現在この業界が抱える課題を浮き彫りにしていっている。IP時代に合わなくなったNTTの組織形態、光通信競争促進のためのアクセス部門の位置づけの問題、NGNが抱える問題点等がわかりやすく解説されている。物語を読むように一気に読める本なので時間がない人にもお奨め。
巨人NTTの内情 (jさん 2008-03-30)
主に2006年の通信業界の成り行きについて書かれている。99年に再編したNTTだが、そのグループ構造は現在の通信業界の状況には適していない。 2010年にはNTTは解体してしまうのか?そして、どのように再々編を行うのか?通信業界でそういった思いがある中、NTTグループの現在の状況(06 年時)、NTTグループと他の通信事業者とのやりとり、そして、総務省とのやりとりがわかりやすく書かれている。通信業界に従事している人はもちろん、通信業界、NTTに興味がある人は必読。
ただ、移動通信事業に関心がある人にとっては物足りない内容かもしれない。ほとんどが固定通信(光ファイバー、次世代ネットワーク)について書かれているので。
だけど、これを読むことによって、通信事業者間の関係がよくわかる。電電公社からの通信インフラ、そして莫大な資金を持つ巨人NTT。電力会社、CATV とも連携しながら固定通信を強め、総合通信事業者としての強みを活かしNTTを追随するKDDI。通信業界の革命児、孫さんが率い、通信インフラからコンテンツまで手がけ、総合デジタルカンパニーを目指すソフトバンク。
これからもこの3社の動向には目が離せません!
裏事情は非常に興味深い (wave115さん 2007-05-05)
ひと言で言えば,2006年の通信業界の総括です.竹中懇談会の話に始まり,NTTの次世代通信網(NGN),KDDIやソフトバンクの動向など非常に充実した内容です.
各社に対して,表向きの発言とそれに対する裏事情などが詳しく取材されており,それぞれの思惑があるのは非常に興味深いものでした.日経BP社のサイトやニュースメールを読まれている方には既にご存じの話も多いのではないかと思いますが,昨年を振り返り,今後の通信業界の動向を占う上で必読の一冊ではないでしょうか.
2006年の通信業界のレポート的一冊 (ニャンゴロさん 2007-03-21)
ネットワーク専門誌「日経コミュニケーション」の編集であるためか、
通信業界の2006年に起こった出来事を丁寧にまとめて並べたようなつくりになっている。
確かにこの本を読むとNTT解体への布石ともいえる、
2006年の出来事を帝位ネイにまとめている点には好感が持てる。
読み物としてはあまり面白みはないが、
現状を知り次への動きを知るためには最適な一冊である。
いろいろな立場から取材・議論されています (あきらくんさん 2007-02-19)
閣僚として、通信・放送の未来のあるべき姿を描き、「通信・放送の在り方に関する懇談会」を中心に動きをかける元総務大臣竹中平蔵の動きや、総務省および各キャリアの歴史・状況・戦略などが、各関係者のインタビューを交えて記されている。次世代ネットワークの構築がNTTの構想を中心に進められようとする中、業界内競争力向上とは逆の動きであるとする他社の反発、NTTはどうあるべきか、また業界の将来のビジネスモデルの行方等が、本書での議論の中心である。
この本が素晴らしいのは、政治・官僚・各キャリア(民間)すべて、それぞれの立場からの状況、それぞれの関係者のインタビューがあるところ。立場的に偏ることなく、多面的な見方で、状況を知ることが出来る。
ITサービス (日経文庫―業界研究シリーズ)
佐藤 博子 (日本経済新聞社 2006年12月)
よくまとまっておる (rokusan-1さん 2007-02-11)
主要企業の分析は就職を控えた学生から若手・中堅の業界人にも、
十分耐えられる充実した内容である。
これを見て、自社と一流企業のギャップを身を持って知った。
ちなみに、プライム5社(富士通、NEC、IBM、日立、NTTデータ)
より小規模(ってもでかいんだけどね)のベンダーについての
記述がメインです。
これから情報・通信市場で何が起こるのか―IT市場ナビゲーター〈2007年版〉
野村総合研究所情報通信コンサルティング一二部 (東洋経済新報社 2006年12月)
読みやすい (あきらくんさん 2007-02-12)
野村総合研究所による、IT各分野における、現状の状況把握と将来に対する方向性の予想に関する書です。
第2−6章では、ネット、携帯、ブロードバンド、放送、ハード、それぞれに関してのデータ整理・現状・予想ですが、第1章ではそれらの中でも重要なトピックスについて9つのテーマを取り上げ、詳細に論じています。
さまざまな分野についてかなり整理されていると思います。データの羅列だけでなく、解釈も的確に加えられており、読みやすいと思います。将来の予想は、誰にとっても難しい話だと思うのですが、法律改正の動きや現状データからの予想などがベースであり、あまり突拍子もない予想などは無く、全体的には妥当かなと思いました。
目新しい情報は。。。 (もんさん 2007-01-21)
以下の個々の市場について2011年までの市場規模の定量的予測と定性的な分析がなされている。
第1章「これから情報・通信市場で何がおこるのか」
第2章「ネットビジネス市場」
第3章「携帯電話市場」
第4章「ブロードバンド市場」
第5章「放送市場」
第6章「ハード市場」
各章毎にさらに細目が設けられており、それぞれの要旨は割愛するが、全章を通して2011年までのキーワードは携帯電話が第一に挙げられる。放送と通信の融合やFMC、リアル連携などの潮流の中で、実ビジネスとして各プレイヤーが利益を獲得しうるキーワードとしてモバイルがあり、デバイスとしては携帯電話が取り上げられる。しかし、上掲潮流ビジネスを実現するインターフェースについて、携帯電話・携帯ゲーム機器・携帯音楽機器といった携帯端末(PMP)間における競争も予想されるがこの点についてはコメントが無い。
全体的に目新しい情報は存在せず、就職活動用や「こんな意見もある」といった参考書程度の内容。但し、p141の「韓国のブログとSNSの動向」、p170「なぜいま携帯電話OSなのか」、p210「韓国におけるWiBro関連の動向」や、また各章に散りばめられているアンケート結果については簡潔にまとまっており、業界内資料としても利用可能かと思われる。
グーグル八分とは何か
吉本 敏洋 (九天社 2006年12月)
期待はずれ (バッジョ10さん 2007-11-22)
以前から読んでみたかった本です。
期待が大きかっただけに内容的には不満です。
著者がグーグル八分の当事者であるためか、やや感情的になっている印象です。
本書全般を通して繰り返しが多く、ページ数(269P)の割には内容が乏しいと思いました。
ネットを通して得た情報以上のものはありませんでした。
Googleの負の側面に光を当てる (のいのいさん 2007-10-07)
Web2.0時代の寵児として「あちら側」で頂点を極め、「知の世界の秩序の再編成」および「富の再分配」を行い、「ウェブ上での民主主義」すら確立しようとしているグーグル。
そのグーグルが自らのポリシーに反するような「グーグル八分」に手を染めていることは、多くの人にとって非常にショッキングな事態だと思います。
本書はあくまでも「グーグル八分」を受けた側からの一方的な告発本なので、もちろんその解釈については慎重にならなくてはいけません。
しかし、これまでウェブ礼賛・グーグル万歳を声高に叫んできたグーグル至上主義の方(僕もある程度それに近いですが)は、一度冷静に全体を捉え直す必要があることも確かでしょう。
本書は、様々な「グーグル八分」の実例、表現の自由と名誉毀損のバランス、図書館の規制との闘いの歴史、などウェブ世界の将来を考えるための情報がたくさん詰まった一冊です。
グーグル至上主義 (フクロウ探検隊さん 2007-07-31)
不勉強で恐縮だが、私は、本書で「グーグル八分」という言葉を初めて知った。
グーグルにおける検索結果がそんなに重大なことなのか?というのが、正直なところ
私の第一印象であった。しかし、読み進めてゆくうちに、検索結果の上位に如何に突出
するかが企業にとっての死活問題でもあり、SEO対策だけで生計が成り立つ世界がある
ことを、遅ればせながら知った。もしそうだとするなら、重大な問題が、この言葉に
含まれているのではないかと思えるようになった。
ただ、こうした問題は、Web界に限らず、こちらの世界でも古くから提起されている
ことではなかったか。すなわち、実質的に支配力を持つ一私企業の恣意性をどこまで
許容し、どう制御して行くかという問題である。Web界と否とは問わず、
結局は情報の開示性にポイントがあるような気がする。
既にある脅威 (かけふさん 2007-06-24)
グーグルの中立性をなぜか無条件に
信じていた自分としては、
非常にショックを受けました。
ただ、本書で触れられている事例自体は
全て事実です。
私企業の権力の怖さを知りました。
来るネット世界を知る上での必読の1冊だと思います。
現代の村八分を考えるきっかけになる (きょうパパさん 2007-04-08)
題名だけで手にとってしまう本です。
途中、著者自ら"だんだん何の本だかわからなくなってきた・・・”と述べているように、
「最後まで読み続けるのが疲れそう」、と思わせる部分もあります。
しかし取り上げてるテーマは重く、指摘は十分に具体的です。
検索結果の上位にいかに露出させるかのコンサルで生計が立つ世の中で、
実質的に支配力を持つ一私企業の"恣意”をどこまで容認できるか?
古くからある問題の、まさにネット社会でのよみがえりということでしょうか。
最終章に近く「図書館の歴史に学ぶ、規制との闘い方」をおいた著者の意図はわかりませんが、
アナログ世代の私には理解を助けることになりました。
図解入門業界研究 最新IT・ネット業界の動向とカラクリがよーくわかる本―業界人、就職、転職に役立つ情報満載 (How‐nual Industry Trend Guide Book)
斉藤 永幸 (秀和システム 2006年11月)
通信 (日経文庫―業界研究シリーズ)
増野 大作 (日本経済新聞社 2006年11月)
通信業界入門 (新井宏征さん 2007-08-13)
日経文庫の業界研究シリーズの一冊です。
著者は野村證券金融経済研究所主任研究員で、総務省の「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」の委員も務めています。
200ページ弱のボリュームで以下のような内容を扱っています。
第1章通信業界の歴史
第2章通信業界の焦点
第3章世界市場の動き
第4章主要企業を見る
第5章今後の展開を探る
歴史から現状、国内のことだけでなく海外も、そして主要企業の紹介から、今後の展開まで、業界をざっくり理解するために必要な情報はそろっています。
ボリュームが多くはないので、技術的なところの記述は量が少なすぎてわかりにくい部分もありますが、これは仕方がないでしょう。より技術面に特化した本に当たれば良いと思います。
業界の歴史や各企業の変遷についての記述は参考になりました。国内、国外ともに変遷が激しい業界なので、流れをつかむことができたのは良かったです。
ちなみに、通信業界以外にも、シリーズで色々な業界が出ていて、出版時期も比較的新しいので、ある業界についての概要を知りたい方にはお薦めのシリーズかもしれません。
インテルの戦略―企業変貌を実現した戦略形成プロセス
ロバート・A.バーゲルマン (ダイヤモンド社 2006年09月29日)
サラリーマン、学生向け。 (ghostlayerさん 2008-02-05)
この本、値段設定からもわかるように、気楽な本ではなかった。
とても内容が濃い。
ブランド力の高いことで有名なインテルの歴史を追っていくが、
各章のこまごまとした所で(当時の、そしてインテル内での)
決断や判断、それらプロセスと論理etc
そういったものが結論として提示され現在の自分や将来に当てはめる事ができる。
当然コンピューター系の話になるがしかし企業の戦略や戦術を考える人に
この本は向いていると思う。
勿論、コンピューター(なかんずくインテル)に興味のある人にも楽しめるだろう。
「ウィンテル」と皮肉をこめて言われたインテルが、なぜこれほど成功したか、その歴史(それはあまり知られていない)を余すことなく知る事ができる。
それを知ったならばおそらく、インテルの事をネガティヴには思えないだろう。
IT経営百選データブック
(アイテック 2006年09月26日)
多種多様な中小企業の営みが浮かび上がってくる (nyさん 2008-11-08)
「中小企業」と十把一絡げに括られて、いろんなことが論じられるのだ
けれど、中小企業といっても、従業員数、売上げもかなりの幅があるし、
業種業態も様々である。
この本を読んでいると、そう言った多種多様な中小企業の営みがくっきり
と浮かび上がってくる。
「自社の強みは?」と聞かれてもなかなか適切な言葉が思い浮かばない
ことは多いのだけど、ここにある多数の事例を丹念に読んでいくと、
非常に多くの気づきやヒントが得られる。
事典なんだけど、じっくり前から読書してみて下さい。
誉められるにはわけがある (kmatsuさん 2007-03-06)
ITをうまく活用しているという理由で表彰された企業についての情報集です。
優秀企業についてのデータがあるといいなあと思う機会は結構ある。でも、実際に本になると意外につまらない。参照するためだけでなく、本として読むには、やはり楽しさがないといけない。この本は、いわばかぎりなく官製本にはちがいがないのだけれど、堅苦しいデータを後ろにおいて、前に、けっこう本音がちらちらで、おもしろい。誉められるわけがかいてある。
もちろん、読み物としてでなく、調べるための資料としてなら、文句なく役立つ。
ケータイ・ビジネス 成功の新常識―変化はチャンス鉱脈はここにある!
佐藤 崇 (ぱる出版 2006年09月)
生モノ (ぺこっちさん 2008-03-15)
モバイル業界に限らずインターネット業界に詳しくない人向け。
書かれた時点であれば、業界の動向や統計的な情報を整理して把握する意味で、本書に一定の価値があったと思われますが、現時点では、すでに内容の目新しさもなく、わざわざ書籍で確認するまでの内容ではないです。
うーん微妙 (クリロナさん 2007-08-13)
他のレビュアーも書いている通り、
スピードの速い携帯業界のある一瞬を切り取って、
そこまでの歴史をそつなくまとめてある本。
この手の分野に興味を持ってきた人ならばすでに新聞やニュース、
あるいは実感として知っていることがほとんどであり、
いわゆる「モバイルビジネスのノウハウ」を教える本ではなかった。
モバイル初心者向けの入門資料としてはそこそこ悪くないのかもしれない。
で、ところどころで著者の運営する携帯サイトの話が出てくるものの、
それは具体的なノウハウ開陳とかではなく、
要するに「ウチのサイトってすごいでしょ」っていう自慢のようにも感じられて、
ちょっと食傷気味でありました。
ある夏の情景 (arihitoさん 2006-11-21)
2時間で入門者が2006年の夏頃のモバイルビジネスの状況を把握するには、価値のある一冊。
技術的な背景も含めて業界の歴史から現状、今後の課題までがそつなくまとめられていてとても分かりやすい。
このあたりは、筆者もモバイルインターネットの業界の黎明期からこのビジネスに携わっているだけあって、
この業界の本質がしっかり腹に落ちた上で書いているように思えた。
ただし、モバイルインターネットの世界は変化が早いので、この手の本は賞味期限も短い。賞味期限切れには注意しましょう。
すっきりしています (川太郎さん 2006-10-05)
携帯ビジネスの歴史と今後について、とてもすっきりと書かれています。
今あるビジネスについても、分野に応じて細かく記述してあるので、整理するのに役立つと思います。
モバイル分野で起業を目指す方には、「モバイル起業の羅針盤」はお役に立つかも。
ケータイ業界9,800万人争奪戦 番号ポータビリティで勃発!
石川温 (ソフトバンククリエイティブ 2006年08月17日)
ケータイ業界の今を知る (k.tさん 2006-09-06)
「ケータイ業界30兆円の行方 キャリア再編のシナリオ」のちょうど1年後に発刊した、up-to-date版。
番号ポータビリティ、端末の高機能化やグローバル企業の本格参入に伴う国内メーカーの戦略、お財布ケータイ…等々、旬の話題を浅く広く知るのには手頃な本。ただし、それ程深く掘り下げた分析はあまり期待しない方がよいと思われます。
ちなみに、ソフトバンク出版だからか、ソフトバンクのVodafone買収には1章が割かれています。
最新動向を網羅 (ケータイ好きさん 2006-08-26)
キャリア、メーカー、コンテンツプロバイダー等、業界をくまなく取材して、最新動向がまとめられています。
番号ポータビリティ前の現状を理解するには最適な一冊。
かなり勉強になりました。
ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち
ロバート・スコーブル、シェル・イスラエル (日経BP社 2006年07月20日)
日本的経営にはどう作用するだろうか? (big_sisterさん 2009-06-30)
ネットにより企業の(特に小売業の)マーケティング環境は一変した。
著者は「ブログ」はおそらく企業と消費者との関係をもっと革新的に変化させるだろうという。
そして「ブログ」に対する企業側の態度が、そのままその企業の評価にもつながりうる、と。
日本の場合、ただでさえヴェンチャーが育ちにくいという土壌があるし、いわゆる地縁血縁「のれん」商売が多数派を占める地域が多い。
さらに英文でのブログ展開が難しいこと。
これはひょっとしたら今後の日本企業においてかなりな弱みとなるかもしれない。(いくら英語でのビジネス・コミュニケーションスキルがあったとしても、それが=面白いブログが書けるということにはつながらない)
ますます日本的経営は範疇を狭くさせられていくようだ…
ブログ総論であり、ブログ運用の指南書 (espio999さん 2007-01-02)
今ブログ界隈で起きていること(2004-2005年くらいの間の出来事)から、ブログとはどのようなものなのか?そしてどのようなことが起ころうとしているのか?を読み解きながら、その運用に当たって失敗したケース、そのリカバリー・ケースなどを紹介しながら、ブログを介したそれにふさわしいコミュニケーション方法やコミュニティ・マネジメント、いわゆる作法のようなものを紹介しつつ、ブログがもたらすものを「会話の時代」と称して、その方向性から当時(原著は2006年1月に出版)の全体像を提示している。
アメリカの代表的な個人ブロガーからブログを運営する企業の担当者にまで、丁寧に取材し、彼らの発言を率直に、飾らず掲載している。それは、ブログという題材を扱う上では当然であるかのように、その特性同様のダイレクトさを書籍に持ち込んでいる。
また、書籍という形態ではなし得ない読者の意見や思いなど、その書籍を取り巻く思想圏のようなもの、もしくは一読者の立場では窺い知ることのできない評価や評判のようなオープン性も、著者自身のブログと併用することにより上手く活用されている。
掲載されているインタビューの完全版は自身のブログに掲載するなど、お互いの特徴を補完する取り組みを積極的に取り入れている。
それは、この本の著者もブロガーであり、ブログというものの特性を理解していることの現われなのだろう。
ブログを嗜むものにとって、ブログ界隈の出来事を総括するだけでなく、ブログとの接し方、コミュニティ運用のための指南書としての側面を持つ本書を読む価値は十分にあると感じる。
企業ブログ担当者の必読書 (ktdiskさん 2006-12-02)
タイトルは『ブログスフィア』とあるが、個人ではなく、企業の開設するブログに焦点をあてている。
・これからの我々がむかえるのは「会話の時代」であり、
・「会話の時代」では、企業は顧客/社会とがちんこで双方向のコミュニケーションをとることこそが重要で、
・顧客の声に耳を傾け、それを受けて対話をするための最強のツールがブログである
というのが本書のメッセージ。
がちんこのコミュニケーションとは、賞賛も批判も嘘も真も全部ひっくるめてオープンな場で議論・対話するということ。本当に顧客のことを考えており、顧客に本当の高い価値を届けることができるのであれば、ブログを持って『Naked Conversations(原書のタイトル)』をしてご覧なさい、と本書では強調されている。
裏を返せば、いくら本書で紹介されているような企業ブログが成功する「キモ」をおさえたところで、その企業自体「地の魅力」がなければ、その魅力の低さを露呈するだけですよ、というメッセージも暗に感じた。
企業ブログの失敗例や成功に向けての苦難の道のりが生々しく描かれているため、読後に企業ブログ開設に二の足を踏んでしまう人が多いのではないかという印象すら受けたが、それが故に本気で企業ブログを開設しようとしている人、すでに開設をしている人には必読の書と言える。
下記のような方には、お勧めの一冊。
・新しい市場との対話方法を模索している経営者の方
・オンライン・ネットコミュニケーションのリテラシーを高めたい片
・自社の企業ブログの担当者の方
ブログの重要な部分を読み取ると面白い! (snowwildさん 2006-08-10)
ブログはこう使え!という本が沢山ある。
良い本も確かにあるが「衝撃的答え」が多過ぎて、結局は自分のために
ならないもののほうが多い。自分で考えることなく実行させられて
いるロボットのような気分になる。
この本はそういった部分では使える本だ。
本を読んでみれば「そういうことだよね」と今の仕事やコミュニケー
ションに使ってみることができると思う。ブログの本当の活用モデル
としても参考になるだろう。
そうは言っても、商売としては「衝撃的答え」のある方が売れる。
面白いですよね。
ヤフー・ジャパンはなぜトップを走り続けるのか
吉村 克己 (ソフトバンククリエイティブ 2006年07月20日)
Yahoo! Japanの魅力の源泉がわかる (黒猫さん 2008-09-21)
日本ネット業界で王座に君臨し続けるヤフーについて、もっと知りたいと思って手に取りました。
人々をひきつけるコンテンツたちはこうしてできあがったのか、と納得させられる、各サービス立ち上げの担当者を中心とした内容は読んでいて、とてもイイ話でした。
素敵なコンテンツの裏には、熱い想いを持った個人がいる事を改めて痛感しました。
社長の『アメリカのやり方を徹底的に真似る』的な発想は、今度どうなんだろう?とも思いましたが、まだまだしばらくYahoo!Japanは安泰な気がしました。
「嫌われない哲学」がヤフーの原動力 (リドるさん 2008-02-16)
いまや、インターネットを利用するうえで欠かせなくなった「ヤフー」。経常利益798億円、売上高経常利益率46%を誇る優良企業は創業から10年でどのように成長していったのかが社員のインタビューを中心に詳細に描かれている。
個性的なサービスの立ち上げを提案する社員。その前にクールに立ちはだかる井上社長。井上社長の「嫌われない哲学」に基づき、圧倒的なユーザーに対しストレスを与えないサービスを追求する姿勢に派手さはないが、社会的な影響力を持った企業の責任を感じさせる堅実な経営がここまでの快進撃につながっている。
社内インタビューで多く構成されているにも関わらず、サービス導入のタイミングの遅さや大企業病に陥りつつある組織についても記載されており、かなり中立的な内容だと思う。
ヤフーという会社を知るのに教科書的な1冊です
コンテンツ製作者の想いが伝わる (サトマンさん 2007-02-28)
YAHOOの中のそれぞれのコンテンツを立ち上げた担当者の思いが書かれている。
昨日、横浜のご家庭を訪問する機会があった。学校にはいかない不登校のお子様でした。しかし家で毎日「Yahoo!きっず」を開きゲーム感覚で遊びもかね学習をしていました。ヤフースタッフそれぞれの想いが、形になり、いまや必需品になりつつあるようです。今後どこまで、YAHOOのコンテンツが充実していくのかも楽しみです。
まじめな会社 (新宿鮫さん 2006-09-13)
確かにヤフーの創業期の雰囲気やその後の嵐のような変化を乗り越えてきたときのエキスには触れることができる
ただ、当然ではあるが経営戦略の基本方針やヤフーの経営哲学に関する言及が少ないため、少し物足りなさ感は残る。そこがマイナス1。
ヤフーへ転職や就職を考えている方には意外にまじめなヤフーのさわりを知ることができる。でもハードで大変そう。。。
ヤフージャパンのすべてがわかる?! (Onさん 2006-08-08)
ヤフー・ジャパン社長の井上さんをはじめ、部長クラスの人から新入社員まで丁寧に取材し、生の声をすいあげており、
とても興味深く読めた。ヤフージャパンがどのようにして大きくなってきたか、また、現在の問題点は何なのか、すべ
て赤裸々に書かれている。自分が仕事をするにあたって、どのようなスタンスでいるべきなのか、考えさせられるそんな
1冊でもあった。
21世紀の挑戦者 クアルコムの野望
稲川 哲浩 (日経BP社 2006年07月)
ほとんど、クオルコムのインタビューを記事にしたもの (んにゃさん 2008-09-17)
一般の方にはあまり知られていない、携帯電話にシールが張られている
あのQualcommについて書かれた本。
そもそもこの本の著者もクオルコムに詳しい訳ではないようで、
インタビューやざっと情報収集した結果をまとめている。
クオルコムをよい面から、クオルコムの主張に沿って書かれている。
情報収集するにはよいが、ダークな面や実際に起こしている事件や、
通信業界でどういわれているか、半導体業界でどのようなあつかいを
されているかなど、もう少し情報が入っていたほうがよいと思う。
個人的には尊敬している会社ですけどね。
クアルコム入門書 (TinWoodmanさん 2008-05-18)
携帯電話の国際標準化活動やチップセットで世界をリードするクアルコムを紹介した本。同社はコンシューマー機器を扱っていないため、一般ユーザの中には詳細を知らない人も多いはず。名前は聞いているが「クアルコムって何?」と感じていた人にはいろいろと有益な情報が含まれていると思う。
取材源がクアルコム側中心のためか、標準化活動でクアルコムと争ってきた人々に言わせれば「クアルコムの主張だけを書き過ぎだ」という不満が出るかもしれない。しかし、クアルコムが何を成してきたか、何を目指しているかが同社の全事業分野に渡って述べられているため、そのような人々(私もその一部)でも得るものがあるだろう。
この業界の変化は速いので、2006年夏発行の本書でも既に未対応のネタ(LTEとUMB、ANDROIDなど)が出てきているが、全体としては(2008年の現時点で)まだ十分賞味期限内の内容で、技術項目としてはCDMA、OFDMA、BREW、MediaFLOが、また経営戦略項目としては同社の知財戦略、半導体事業戦略などが紹介されている。
テレコム産業の競争と混沌 米国通信政策、迷走の10年
Robet W. Crandall、情報通信総合研究所、神野 新、佐々木 勉 (NTT出版 2006年06月24日)
トンデモWeb業界 Webサイトはこうして作られる
小田原 貴樹 (ソフトバンククリエイティブ 2006年06月23日)
制作スキルだけでは現場でやっていけないのだな・・・・と (ごっつんさん 2009-10-17)
自身、制作会社で働いたことがなく、興味本位でこの本を購入しました。
内容としては「現場でのゴタゴタ劇とその対処法」がメインだと思われます。
よき人間関係の構築も勉強できるので、職場で人間関係に困っている人にもお勧めです。
WEB業界の内実 (takemixさん 2008-08-24)
僕もWEB業界で働いていますが制作会社ではないので、実際の現場の実情が垣間見れて興味深かったです。
中でも”あらゆる業種の中でも、WEB業界の垣根の低さは折り紙付きである。”
という一文が良かったです。自分もほかの業種からWEB業界に入ったので、その点ではつくづく実感しましたので。
エンターテインメントとしては面白いかも (cupiemayoさん 2008-03-22)
ウェブ業界の舞台裏でのおもしろい話を集めたかったのか、業界を概観するために有用な情報を提供するのが目的だったのか、それともウェブ業界に参入してやろうとしている読者へのhow-to本を目指したかったのか、多少中途半端な感じをうけた。全体としての情報量は多くないし、基本的に著者の主観で書かれているので、これ一冊で業界を知ろうとするのにはあまりにも不十分だと思う。最近では華やかに思われるウェブ業界を技術的に担っている人間はどういう仕事を実際にやっているのかという素朴な質問には十分に答えてくれる。何か勉強したい人には向かないが、ユーモアがいろいろと散りばめられているので、適当に気楽な読書で、ウェブ業界についてちょっと役に立つことを知りたい人にはいいかも。
責任感の無い会社が多いのは事実 (modameさん 2008-01-24)
暇つぶしに手にとって見た本であるが、そこそこ面白い。
1500円という価格だけれども、
「誰かこの業界の人間を喫茶店に招いてカミングアウトしてもらう」手間を考えると安い。
しかし、ただただ自分のスキルを伸ばしたい人が前向きに読むためのものではない。
結局、受注がコンサルティングにかわるまではどこもこのような感じだ。
Web業界のあるある本 (クリロナさん 2007-11-20)
Web業界における「あるある」ネタを満載した本です。
非常に面白いです。
どの業界であっても、門外漢にとっては業界特有の慣行を知らないものです。
しかし特にIT業界・Web業界においては、世間の人の勝手なイメージなども先行していて、余計におかしな誤解がたくさん生まれているようです。
ましてや形のないモノを扱う業界なので、誤解に拍車がかかったりしています。
筆者はWeb制作屋として、実際に体験してきたことを赤裸々に書いています。
これがリアルでとっても面白い。
世間の人々がどれだけWebを誤解し、あるいは期待し、あるいは妄想しているかがよく分かります。
IT 日本が欧米に勝てない理由(わけ)
秋山 鷹志 (東洋出版 2006年05月)
浪花節の性善説!世界じゃ通用しないらしい (osm10さん 2006-06-26)
異文化との交流では、相手の文化に対する理解が欠かせない。
でも、日本人はどこに行っても、浪花節の性善説を採る。
経営は感情で動かせるし、人は、いつかはこちらの善意が
通じる。。これから起きる障害に対応策を考えるよりも、
その場その場を乗り切る日本流のやり方がいいし、それを
現地の人にもやってもらう・・
経営は、もっとドライで、交わした契約に従って人は動くと考え
徹底的に、理性を使って、起こりうる障害を想定して、たとえ
コストはかかっても。様々な手を用意しておく。
秘密は、ほっておくと漏れるから、徹底的に守る。
個人任せのセキュリティは取らない。強制的に守らせる。
明日にはこの部署は無くなっていると知っていても、
祝賀会は盛り上げる。
現地の人を責任者にするのは、うまくいかなくなったときに
現地の人に責任を取らせるため。
ドライだ!異文化とつきあうにはこれは必要な知恵だ。
島国で鎖国をしていたニホンには、どうしても性善説が
抜けきれないようだ。それは、悪夢にしかならない。
うーん。企業運営でも、グローバルスタンダードは
ドライがよろしいようで。
企業を海外で強めたい方には是非。
情報サービス産業白書〈2006〉顧客指向の情報サービスを目指して
(コンピュータエージ社 2006年05月)
アップル・コンフィデンシャル2.5J(上)
オーウェン・W・リンツメイヤー、林 信行 (アスペクト 2006年04月27日)
ほんとに良かった (茶人さん 2008-01-02)
著者の主張や意見は記さずに正確に調べた事実が記されているため、偏った見方することなく書かれています。他の本では知り得なかった事も多く、私個人としてはiConと併せて読むとそのときのジョブズの心境などがより印象深くなります。apple系の本としては最高だと思いました。
あまりドラマチックではないが (Big Dipperさん 2007-05-01)
アップル本にありがちなドラマチックな記述は少ない。その分事実が淡々と描かれていて、好感が持てる。
内容は盛りだくさんで、とても重いです。週末トイレで読んでいたら、下巻の注文まで1ヶ月以上かかってしまいました。おなじみのパロアルト研究所見学記の話も当然あり(別の本で何回読んでもおもしろい)、ipod開発秘話も入ってアップル信者は読んでおくべきでしょう。
多分アップル本の決定版 (エパメイノンダスさん 2007-02-28)
訳者でもある林信行氏との共著という形式。2004年、米国で出版された原著2.0版を林氏が翻訳するとと
もに、その後の2年分を加筆して2.5Jとして出版したもの。
この本は、アップルという際立って個性的な会社にふさわしい形式の本だと思う。引用された逸話、欄外の
注、無数の写真、詳細な各種年表などなど、果てはマックの製品年表だけで一章、初期マックのバックパネ
ルの内側に書かれた開発メンバーのサイン一覧で一章割り当てたりしてるし、関係者の証言だけにとどまら
ず、マンガG.B.TrudeauのDoonesburyも引用されている。また、なるべく客観的であろうとしている姿勢もよ
いかと。ジェフ・ラスキンも褒めてたし。
アップルにかかわるほとんど全ての歴史を記述した(おそらく)唯一の本であり、かならずしも時系列にそった記
述ではないけど、それぞれが独立して読めるのでこれはオススメかと。
アップル・コンフィデンシャル2.5J(下)
オーウェン・W・リンツメイヤー、林 信行 (アスペクト 2006年04月27日)
日本の情報システムリーダー50人 ビジネス戦略とIT活用の実例
(ソフトバンククリエイティブ 2006年04月19日)
抽象的でない、具体的な、日本のIT戦略リーダーたちの活躍 (佐倉ごるふさん 2006-09-29)
本書は、きっかけは、著者のCIO研究とコミュニティを
通じてであったITの猛者たちの事例集だったと思いますが、
本書の核心は、世間のITリーダーの話を生で読むことで、その
存在と企業戦略を知ることができるところが特徴です。
まず、事例とインタビュー、紹介の数が多いです。
50社、50人が、自らが手がけた企業のIT戦略、IT化を
具体的に、詳細に語ってくれているのが、読んでいて役にたちます。
また、自分のキャリアプランにも、大いに参考になる、良書です。
50社とサンプルが多く、思いのほか、分量が多い書籍ですが、
読みたいところをかいつまんで読んでいくこともでき、気軽な読み物と
思ってチャレンジするところがミソです。
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
佐々木 俊尚 (文藝春秋 2006年04月)
IBM, Microsoftの次にくるものか、DEC、SUNのように去っていくものか (kaizenさん 2009-09-21)
Googleが、
IBM, Microsoftの次にくるものか、
DEC、SUNのように去っていくものか
よく分かっていません。
著者は、IBMの次に来たMicrosoftのようになる危険性に警鐘を鳴らしているように読み取れます。
DEC、SUNのように、IBMの次に来たが、IBMとMicrosoftの争いの中に巻き込まれてしまったようにならないという保証もありません。
WEB2.0の本当の価値が、これから問われてくるので、ここの記述を追いながら、自分はどうするのかを考えたいと思いました。
グーグルについてよくわかる本だが… (コンパスさん 2008-06-05)
最近はグーグルという企業の名前は完全に定着しつつあるがこの本を読むことにより完全にグーグルがどれくらいアメリカや日本で影響を与えているかわかる一冊である。
特に中小企業や零細企業を復活させた例示は説得力があり、大手中心のマーケティングの仕組みを大きく変革したという既存のビジネスを破壊した構図を知るだけでも価値があるだろう。
ただ、著者はグーグルはやがて公的な機関や政府並みの力を持つようになったりあげくには神といわれる存在になるかもしれないと述べているがそれは机上の空論だろう。
実際に、本の中に「政府からの圧力からの弱さには驚くべきものがある」と主張しているようにグーグルは絶対的な権力を持てるような企業精神は持っていないとわかる。グーグルが他の企業を圧倒しているのはあくまでも多額の広告収入からベンチャー企業を買収して得た技術力なのである。
日本にいる以上はグーグルよりもヤフーの方が影響力は強い。
また、著者が主張していることにインターネット上にある情報量は並大抵の量ではなくいかにネット利用者に対して情報に注目させるかが重要になると述べている。
日本で言えば、mixiなどがうまくアテンションさせておりグーグルよりもヤフーの方が影響力が高い。グーグルはあくまでもアメリカ人的な思考であり日本まで強い影響力を与える企業にはならないと思う。
こういう意味で、日本にいる一般庶民が読んでもあまりグーグルのすごさは実感できないかもしれない。
わずか2年前の書籍であるが、随分古く感じる (lexusboyさん 2008-03-11)
毎日新聞の元記者が書いている。
2年前にはグーグルというのはこういう存在であったというのを知るにはいいだろう。
キーワード広告は、グーグルの専売特許かと思っていたら、実は、オーバーチュアの創設者のビル・グロスによる発明であったというのは知らなかった。
キーワード広告が、これまでになかったスタイルの広告を生み出し、ピンポイントの広告で恩恵を受けている個人や中小企業も多いということだ。
しかし、チラシ等地域密着広告を収入源としているローカルメディアに大きな打撃を与えたとしている(本当かなぁ?)。
また、ページランクとは何か、グーグルへの最適化とは何か、グーグル八分とは何かを示した上で、グーグルが支配する社会が到来した際に個人や企業がネットを通じた表現ができるか否かについて生殺与奪の能力、
つまりグーグルがネット界のドミネーターとなることによるリスクを描いているのは第4の権力といわれるマスコミの出身者らしい視点であろう。
しかし、素朴にグーグルの収益を生むビジネスモデルが今ひとつ理解できないのだが、
確かにこの筆者の言うように、グーグルは巨大な広告代理店なのであろう。しかし仮にそうであるとしたら、世界中の広告費が全てグーグルのものになったとしても、
今の株価は過大評価のような気がするのだが、自分が何を見落としているのかよく分からないのがつらいところである。
ネタとしては少し古いけど… (さるごりらさん 2008-03-09)
Googleのビジネスモデルがよく分かる本。
あまりよく分かってない人でも詳しく丁寧に書かれてあるので、
とても分かりやすい。
といっても、今からこの本を読むのは少し古いけど。。
新しいビジネスモデルが組み込まれた本が新しく出てると思います。
いや〜、Googleってすごいですね。
何から何まですごい。
世の中のマイクロソフト独占を食い止めて欲しいものです。
googleという灯台がwebの海で光を照らす (半可通さん 2008-01-04)
web世界を容易にまとめて知るには非常にいい本であると思う。
googleがこのweb世界で何をやり、どう社会を変革したか。既存のビジネスを
崩壊し新しいビジネスを構築する。二つの例を載せわかり易く説明する。
私はこの本を読みポータルサイトをヤフーからgoogleに変えた。提供している
内容がとても豊富であるからだ。google earth、Gmail、Star suiteなどフリーにしては
十分すぎるソフトである。
今後ネット世界ではgoogleが圧巻していくであろう。今後のgoogleの動きを見れば、ネット
がどう変わっていくか予測付くかもしれない。
ただこの本の出版は2006年であり日進月歩であるネット世界を理解するには少し遅れているような気がするのでその点注意。
柔の力、剛の技―IPAドキュメンタリ ソフトウェアの無限の可能性にいどむ
情報処理推進機構 (アスキー 2006年04月)
成功例か失敗例か (kaizenさん 2008-02-05)
情報は読み手によって価値が違う。
うまく言っていると喧伝しているものは失敗例と思い、
うまくいっていないと隠していることは、成功例かもしれない。
本書は、どちらのパターンだろうか。
技術面と管理面で価値評価をしてみるとよいかもしれない。
IPAにも成功例はいくつもある。それらが一つも掲載されていないということは、
失敗例の事例集なのかもしれない。
失敗例は5年後にわかると言われているらしい。
ビジネスの新常識 ネット広告のすべて
紅瀬 雄太、足代 訓史 (ディー・アート 2006年03月20日)
教科書 (石黒KENZOさん 2007-07-01)
まさにインターネット広告の教科書です。無難だが著者の主張は無し。つまりは面白みは無し。
基礎から最新事情まで (lemonerikaさん 2006-05-13)
ネット広告の歴史から始まり、その有効性、他のメディアとの違い、インターネット広告の種類、料金体系、効果の測定、インターネットで広告を出す場合の作業内容、インターネット広告での事業の始める手順、最新の話題などです。
「すべて」と言うだけあって、かなり幅広い内容でした。技術的な内容は最小限です。前提知識なしでも読めると思います。Web2.0やRSS広告など最近の話題まで触れてあります。文章もわかりやすく、図もGOODです、理解を助けます。読みやすい本でした。
ネット広告の存在意義を一歩引いた目で見つめ直すいい機会になった (まあさとKさん 2006-04-14)
歴史の浅いネット広告業界について、広告ビジネスの視点から総論的によくまとめられた本。
これを読んですぐ、ひとりでネット広告活動を始められるという内容ではないが、求めている成果に適した広告活動はどれか、それを実施するためにはだれにどんな話をすればよいのか、どんな準備をしてどう進めていけばよいのかなど、ネット広告活動を実行するためのアウトラインをつかむことができる。
企業のWeb担当者にとっては、コンサルに振り回されて予算をむしりとられないように業界の“一般教養”として、逆にWebコンサルのスッタフであれば、広告の世界の成り立ちと現況を俯瞰的に認識したうえで、個々のネット広告戦略が正しく結びついているかを確認するためにと、どちらの立場でも読んでおきたい本だと思われる。
初心者にはお勧めの一冊では (れいまにさん 2006-04-04)
ネットビジネス、広告ともに素人ですが、さっと読み進めることが出来ました。
体系的に非常に分かりやすく整理されており、事例も豊富でほとんど知識がない状況でもネット広告についてざっくりと学べると思います。
ネットビジネス全般ではなく、広告にフォーカスしていることにより、ともすれば広すぎてぼやっとしかねない部分を丁寧にカバーできているように感じます。
特に入門書的な一冊としてお勧めではないでしょうか。
図入りの解説書 (ケレベラ☆さん 2006-03-22)
秘訣とかテクニックとかいうのではなくて、ネット広告とはどういうものか、どういう風な仕組みなのかという内容が図入りでわかりやすく記されています。
SEM的なテクニックを求める方には不要ですが、広報の方であまりネットに詳しくない方や、代理店の営業マンや、WEB製作会社の方々には一冊手元においておいてもいいんじゃないかなって思える本です。
新入社員の営業マンはしっかり読みなさい。
合わせてマーケティングの本もしっかり読んでおくがよし。
IT・ネット業界地図 2006 (「会社四季報」図解シリーズ)
東洋経済新報社 (東洋経済新報社 2006年03月14日)
重宝すると思います! (ねこねこさん 2006-04-21)
システム系の会社とお取引が多々あるのですが、なかなか会社のポジショニングがわからず、恥ずかしい思いをしたことがあります(><)システム部の人から、この本がわかりやすくていいよ、と勧められ購入したのがこの「IT・ネット業界地図2006版」です(勧めてくれた人は前年のと今年の二冊持ってました〜)。すごくわかりやすい!わかりにくい業界(そもそもIT・ネットという切り分けが新鮮)を体系的にまとめてくれていて、IT初心者の私にもとってもわかりやすかったです(^^)情報だけでなく、コラムなんかも「へぇ〜っ」と思うことが多くて興味深く読めました。データや図解が充実しているので、机に一冊あると重宝すると思います。(しかも、図解は、企画書作るときに参考にできそうなところが多い!)IT系としてみてなかった会社も、IT・ネットととして捉えると、新しい位置づけが見えてくるのだなぁと。就活生にもお勧めかも!
これで1000円というのは安すぎる! (ネット好きの活字中毒さん 2006-04-20)
去年も同じ本を買ったのですが、2006年版はページ数、内容ともに前回に比べ、さらに充実したものに仕上がっています。「これほどの内容なのに1000円で採算が合うのか」とこちらが要らぬ心配をしてしまうほどです。とくに、海外市場の解説と企業分析のところが素晴らしい。アップル、グーグルなど話題の企業を、グラフと写真を交えながら、簡潔かつ的確に分析しています。Gyao、アマゾン、孫兄弟などにスポットライトを当てたコラムも読み応えがある。IT・ネット業界で働くビジネスマンにとっては、相当に便利な代物だ。
松井証券でケータイ・トレード
シーコースト・パブリッシング (ディー・アート 2006年03月14日)
ソースネクスト 「特打」マーケティング
平林 千春 (ダイヤモンド社 2006年03月03日)
ありがちな内容。 (あおさん 2009-04-13)
特定の会社を取材対象にして書いてある本にありがちな内容です。いわゆるソースネクストの自叙伝といった内容になっている。マーケティングに関する内容が中心である。しかし、もう一度よむほどの内容ではなので、★3つ。
タイトルと合っていない (T1YUさん 2007-05-19)
ソースネクスト社の商品やそれらの販売先について第三者が紹介したものである。雑誌の紹介(宣伝)記事や会社紹介に近く、題名には非常に違和感を覚えた。ソースネクスト社のWebページの文言を、そのままま引用しただけのページも多かった。また、全体としてのまとまりが無く、結局何を言いたいのか不明であった。
わかりやすかった (ジョンさん 2006-05-14)
1980円でどうやって会社がなりたっているのか、常々興味がありましたが、この本を読んで納得しました。
これからも斬新なアイディアでもって市場に新しい風を吹き込んでほしいなと思っています。
「特打」を出してるだけの会社じゃなかったんですね。 (まるこさん 2006-05-14)
最近ソースネクストの製品が本屋やコンビニに結構たくさん並んでるのを見て、なんでこんなに並べられてるんだろうと思って本を買ってみました。
ソースネクストというと「特打」出してる会社、ぐらいのイメージでしたが、『もっとパソコンソフトをみんなに使ってもらうために』という思いの元、いろんな有名企業と組んで製品を増やしたり、価格を通常の10分の1以下にしたりと、愚直にいろんな試みをしてきたらしいです。
実は市場シェア日本一なんですね。
特打だけではなく、色々な面が見えてきます。 (高田さん 2006-05-14)
普段何気に購入しているパソコンソフトですが、企業自体をあまり知る機会はありませんでした。マーケティングと言うと、少々堅いイメージがありますが、この本はすっと読める内容になっていますので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。ソースネクストが成功している、その理由の一部が垣間見えた気がします。
AppleジョブスのiPod革命―マッキントッシュ、ピクサー、iPodを生み出した男のカリスマの証明
伊藤 伸一郎 (ぱる出版 2006年03月)
記述が独りよがりで、粗いです。お勧めしません。 (Ptさん 2007-06-13)
・ジョブズ関連の書籍は全部読んでみようと思い、Amazonの検索で
apple関連で”売れているランキング上位”本書を購入したのですが
時間の無駄でした。
・直前に『スティーブ・ジョブズ神の交渉術』を読んだのでそれと対比すると
明かですが、本書の記述は、ジョブズが「本当にそう思ったのだろうか?
なぜそこまで言い切れるのだろうか??」と疑問がいっぱいになります。
それほど、独りよがりで、粗いです。
・ジョブズに関して何かを学びたい方は別の本をお薦めします。
ジョブズについて読むなら・・・。 (drivenさん 2006-05-08)
ジェフリー・S・ヤング著「スティーブ・ジョブズ−偶像復活」がいいですかね、いま読むとすれば。
本書はジョブズの略歴をさらっとまとめた程度で新しい情報は皆無。巻末で「日本のカリスマ」、本田宗一郎・出井伸之・孫正義とジョブズを比較しているのは面白い切り口だな、とは思いましたが。
訳本を読んで書いた最低の本 (ジョブズ信奉者さん 2006-04-07)
筆者は、失礼ながら巻末に列挙された少数の訳本を読んでこの本を書かれたのだと思います。筆者ご自身の足で稼がれた情報は皆無である印象を受けました。そのため、多くの間違った情報に基づく記述が有ります。マック信奉者、ジョブズ信奉者、あるいはアップル信奉者にとっては激怒してしまう出来だと思います。この本は、お勧めしません。それよりも、ジョブズに関する別の訳本を読まれることをお勧めします。
マックはカラーから始まった? (図魔論さん 2006-04-02)
この本には、初代マックが「縦型のカラーディスプレイ」と描いてある。
確か初代マックは白黒ディスプレイだったはず。
たぶん、筆者はパソコンのことはあまり詳しくないのだろう。
筆者自身も「はじめに」で、「本書はジョブズ(アップル創始者)を中心に書かれたものだが、
カリスマ経営者論として読んでいただければ」と書いている。
実際、最終章は日本の経営者のことしか書いていない。
ジョブズについても、表面的な、経歴をなぞるだけで、
本当の意味で彼の「カリスマ性」とはなんだったのかは、
残念ながら見えてこない。
題名につられて買ってしまったが、読み終わったら、口直しに
「IconSteveJobsスティーブ・ジョブズ偶像復活」
を読み始めていた。
IT屋―技術力がもたらす、ほんとうのメディア革命 (宣伝会議Business Books)
棚橋 淳一 (宣伝会議 2006年03月)
本当の『IT』とは・・・? (あいうえおさん 2006-04-10)
昨年からのメディア買収〜逮捕などの一連の騒ぎで分ったこと。それは、『IT』の名前が一人歩きし、『IT』という言葉の箱を転がしていた(転がっていった)こと。この本では、「なぜこの騒ぎが起こり、このような結末になったのか?」「一人歩きをしてしまった『IT』ではなく、本物の『IT』とはなんなのか」?を『IT屋』(=情報技術屋)である棚橋さんの考え・経験を通して知ることができます。
サーファーが経営者になった理由・・・、IT屋が経営者である理由・・・ (名無しさん 2006-04-04)
●サーファーが経営者になった・・・
大学生のときは、『サーフィンをやりたいがために、会社を選ぶ』という考え方だった棚橋社長が、いろいろな人との関係を通して、(大学の先生やキム教授さま)現在デジタル・ネットワーク・アプライアンス(株)を設立し、『でじゃ』を開発されるまでに至ることを知り、改めて人との関わりの大切さを教えていただきました。
●社長本だけれども・・・
私が、現在まで読んでいた数々の社長が出版されている本(livedoor・堀江(前)社長やワタミ・渡邉美樹社長)では、(今現在成功している自分が)どう成功したか?を話していることが多く見受けられるのに対して、棚橋社長は、成功論ではなく、棚橋さまが本文中で書かれていたように『技術論・メディア論・コンテンツ論』を書かれていたことが、他の社長と異なり非常に印象的でした。
●難しいと思い込んでいた『IT』・・・
『IT』に詳しくない方(私は特にそうなのですが・・・)は「ITって難しいそう」「ITの本って読みにくい」っと思いますが、棚橋さまは本文中で『放送=路線・通信=道路』など、難しいものを身近なものに分りやすく例えて説明してくださるので、途中で投げ出さず(むしろ、非常に楽しく)『IT』や棚橋さまの考えについて学ぶことができました。また、人に物事を伝えるには相手の身近なものに置換えて話すことが、相手にわかってもらう近道の一つだと勉強させていただきました。
●IT屋が経営者である・・・
兎角、理系の人間(=技術屋)は文系の人間(=管理職)に使われていることが多い。しかし、この『IT屋』では、技術屋(=理系)が経営者である絶対的な必要性を教えていただきました。
***とにかく、読んでみたら面白さ、分ります。***
ネットショップオーナーが知らないと困るECビジネス起業・運営の常識
佐藤 和明 (ソシム 2006年03月)
数字充実 (surfunkaswingさん 2009-05-31)
ECビジネスを運営する上で必要な知識がひととおり網羅されている。特に他の書籍とくらべて、経理会計面の内容が充実していて参考になった。読み物としてではなく辞書的に使える一冊。
ITエンジニアのための【法律】がわかる本
落合 和雄、島津 秀行 (翔泳社 2006年02月23日)
さすが! (クライアントさん 2008-04-09)
税理士、中小企業診断士、ITコーディネータ、システム監査技術者等々、IT業界・税務業界では、最も有名な落合先生。
島津先生との共著本だが、落合先生の経験、知識には頭が下がります。
実務では、実際に当該本に書かれている条項が問題になることが多々あります。
その問題を事前回避するためには、絶対に契約書は必要です。
契約を締結しないで仕事を進めさせようとしている発注側はたくさんいます。
そのような理不尽な発注側とは、必ずと言っていい程、後々トラブルになります。
プロマネは、もちろんのこと、ITエンジニアには絶対必須の本です。
システム開発を発注するクライアント側の責任者も絶対に理解しておくべき内容です。
とても参考価値のある本 (レイコさん 2007-02-12)
ブリッジSEに務めている私はこの本を読んで、初めて自分の仕事と法律に深く関係あることを知っていました。知らないうちに違法行為をしてしまうことがたびたびあったと思います。特に知的財産権関連など行動指導に非常に役立つと思います。SE及び管理職の方々にお勧めします。
一線で活躍するITコンサルタントと弁護士が異色タッグを組んだ意欲作 (【OGU】さん 2006-08-28)
まず驚いたのは「ITエンジニアの現場では違法行為が数多く行われてきた」と言い切る導入部である。これは、まさに長年ITに関わり辛苦を垣間見た筆者ならではの感性であろう。
本書の最大の特徴は、このような長年のITについての経験知と、知的財産法の専門知識がバランスよく配合されつつ、ITと法律をめぐる論点が、極めて実践的な観点から簡潔に描かれている点である。「派遣事業登録をしていないソフトベンダがクライアントから常駐請負を求められた時、いかなる手続きを踏むべきか?」「品質水準が不足した成果物に対する対価は、法的にどのような扱いになる?」「ソースをコンパイルしてオブジェクト化したプログラムの著作権は?」など、ITに関わる者であれば一度は悩み、なし崩しにしてしまう素朴な疑問。これらに本書は真っ向から挑み、頑健な法解釈を示している。その他にも、昨今オフィスを賑わせている「二重派遣問題の本質」から「e文書法で認められている電子保存用のスキャナの法定スペック」に至るまで、ITに纏わる多くの“ふとした疑問”にしっかりと答えている良書である。
オフィスに1冊、IT法律マニュアルとして常備しておいても決して損はないであろう。
ITエンジニア必携 (ぼっけもんさん 2006-03-14)
今日のIT化プロジェクトにおいては、IT化そのものに加えて法律的な問題に適切に対応することが強く求められています。この書籍はそのような時代要請に基づいて出版された時宜を得たものとの感想を持ちました。
まずは、RFP(提案依頼書)を作成する際には、著作権の帰属、損害賠償、知的財産権などベンダーと間での権利の帰属など、プロジェクト遂行の段階では、自社や外注先のSEやプログラマーなどの雇用などが最も大きなテーマです。
この書籍では、上級SEやプロジェクトマネージャなどのITエンジニアが直面する法的問題に関する法律を網羅的にコンパクトに紹介しています。条文を単に転記しただけのものではなく、図解をいれたり、Q&Aのコラムがあったりと、わかりやすい内容になっています。また、法律をシーズ的に紹介するだけでなく、索引が充実しており、現場のニーズから法律を調べることができます。例えば、損害賠償請求権で索引を調べると意匠権、商標権、著作権、特許権などが列挙され、どの法律かわからなくても内容にアプローチでき、評価できます。小説以外で索引のない書籍は価値が半減すると思います。
「生兵法は大怪の基」。従って最終的には弁護士に相談が必要です。しかし、生兵法は問題ですが、兵法をまったく知らないのは大問題です。ITエンジニアとしては、ある程度知っておいて、会社の法務部や法律家に相談すると言うのが重要ではないでしょうか。
情報処理試験受験者にとっても合格後も利用できる良書になると思います。
SEは、これをどう使うの?中途半端 (今年こそさん 2006-03-01)
情報処理試験受験者です。今年こそPM合格目指してます。昨年はアウト。翔泳社のPM試験対策本のおかげで、午後は完璧だったと思うのですが午前でアウト。それで今年は午前試験を受験しなくてはならなくて、それで法律から学習と思ったのだが、はっきり言って、試験対策には使えない。数十ページで説明できる法律の概要を、1冊にしなければならなかったためだと思うが、不要な知識が多すぎる。よけいにポイントがわからなくなる。元々法律は難しいのだから、多くを理解しようと細部にまで言及すると、よけいに混乱してしまう。それでいて、実務で使えるかというと使えない。法律の解釈は素人がやると危険だと、上司や法務部門の弁護士から止められている。事例を出されても解釈の一つに過ぎないし…。これなら公共事業における倫理規定などを入れてもらったほうが実務的だ。
ただ、雑学や読み物としては良いのかも知れない。まあ、それにしては価格が高い、ポイントだけをおさえて3分の1の薄さにして、価格も3分の1にすると、ぐんと評価をアップしよう。
ドコモを育てた社長の本音
立川 敬二 (日経BP社 2006年02月16日)
本当に本音? (ニャンゴロさん 2006-05-05)
1998年〜2004年というケータイのまさに普及期、そして転換期とも言える時期に社長を務めた本人の弁をまとめた一冊。
便利なものを超えていまや生活必需品になりつつあるケータイの育て親。そしてその先をも見据えたビジョンを垣間見ることができる一冊でもある。
最低な内容、元社長の大星氏の真似ごと (通りすがりの読者さん 2006-04-30)
ドコモの創業期から、社長を務めた大星氏の著書の真似事にしか過ぎない。
著者は、確かに社長を務めたものの、いわゆるNTTからの落下傘。
ましてや、iモードは、著者がドコモに入社以前より、
大星氏が榎氏を抜擢し、推進した賜物であり、
著者は、規定路線に従っていただけ。それを、いかにも自身が業績を残したように語るのには、不愉快な気持ちを覚える。
また、上場についても大星氏が既に96年頃から準備を指示していたものである。
著者は、ドコモを成長させたと言うが、時価総額、利益ともに著者の在任中に大きく減少し、企業価値を低下させた戦犯である。
そのような人物が書く、この本は読むに値しない。
タフな社長の思考回路がおもしろい (techsuさん 2006-02-17)
ドコモショップ運営を外部に委託したり、幹部を育てるドコモ塾が社内でも秘密だったりと、独特の組織作りが勉強になった。アナリストとの格闘、海外メーカーとの標準化争いは、なかなか表に出ない世界だけに、非常に面白い。国際戦略の失敗で1兆円損した話は言い訳にも聞こえるが、一つの携帯を世界で使えるようにしたいという立川社長の思いは分からないでもないかな。
楽天市場がなくなる日 (洋泉社ペーパーバックス)
宮脇 睦 (洋泉社 2006年02月)
楽天市場は大丈夫? (パソコン活用【パソ活】さん 2007-11-03)
多くの問題を抱えている楽天市場。私の周りの友人にも、特に企業
としての体質に疑問点を持っている人が少なくありません。
この本の著者は、楽天市場に出店した経験がある方で、急なシステム
利用料の値上げや利益追求の体質に嫌気が差したような印象を受けま
した。
楽天市場という企業に対して、多少偏った意見でしょうが、ひとつの
参考にはなると思います。
どちらにしても自己責任でしかないという結論 (dust太郎さん 2007-04-13)
楽天でショップを立ち上げれば成功するという安易な考えは危険かもしれない。だからといって、独自にショップを立ち上げるのは、もっと大変なことだと思う。
楽天が今までに積み上げてきたことを自分たちが実践し責任も負わなければならなくなるし、ユーザも簡単には信用してくれないから、実際に利用してもらうためには相当の労力とアイディアが必要になるだろうということもわかる。システムを自分たちで構築して失敗した場合の損失は楽天で失敗した場合の比ではなくなるだろうから慎重にならざるを得ない。
この本を読んだ結果として、独自に立ち上げる選択肢しかなくなってしまうとしたら、それは逆にいらぬマイナス思考によって失敗する可能性が高まるということかもしれないが、よく読めば、どちらの選択肢も何をやりたいかによってあり得るということではないか。
楽天で実際に売れるかどうか試してから、独自の道を考えるという方法もあるだろうし、逆もあるかもしれない。また両方立ち上げてみるのもおもしろい。この本に書かれていることが実際にネットショップを立ち上げる人たちにとってプラスになるかどうかはわからないが、失敗した人たちにとっては慰めになる本ではないだろうか。
鋭い分析と解決策の提示 (フリーダムごろ〜さん 2006-09-30)
タイトルだけ見ればショッキングで単なる批判、誹謗中傷の本に見えますが、実は今の楽天市場のビジネスモデルを冷静に分析している内容です。
一度入ったが最後、生殺与奪権を奪われてしまう。いかに他人の土俵に乗って勝負する事が危険かを教えてくれてます。
余り詳しくはないかもしれませんが、それがかえって読者の中に気付きを芽生えさせるように感じます。
そして、楽天に頼り切ってしまう事の危険性を説いてくれた後、
「じゃあどうしたらいいの?」という問いに対して、「こんな方法があるよ」と答えを提示してくださる。実に親切です。
最も、それをするのは読者の方ですから、それを親切でないと言われる人もいることでしょう(笑)
個人事業主は自己責任の世界。という、当たり前のことをわかりやすく叩き込んでくれます。
ハッキリとかかれていないかもしれませんが、所々に著者の強烈なメッセージを感じます。
そして、楽天を選ぶも選ばないも自己責任と結んでくれます。
大抵の組織、団体というものは、自分達に都合の悪い事は隠そうとして、それを礼賛やごまかしで逃げます。
そんな実態をよく教えてくれていると感じます。
楽天に出店してる方、これから出店を検討している方、必読です。
ラストの特別寄稿は特にです。
タイトルの「楽天市場がなくなる日」というのは、利用者が実態を知り、楽天が完全に私利私欲に走ったときに、利用者が楽天市場を見限る、そういう意味ではないでしょうか?
不愉快 (morikyoさん 2006-04-14)
楽天がなくなる、とタイトルにありますが、そんな内容は書かれていません。ただ、楽天に頼らなくても自力で頑張ればネットで商売はできますよ、という結論になっています。
楽天の成功に対する著者の嫉妬心が、下世話に発露しています。しかも文章が下手なので、読んでいて不愉快になります。
楽天のビジネスモデルが、如何に収益力が高く、類似ビジネスの侵入を許さないか。そこは何とか読解できましたよ。皮肉なことですが。
タイトルと内容のずれ (URさん 2006-04-06)
他のレビューでもあるように、タイトルと内容のずれを感じさせられた。「楽天市場がなくなる日」とあるからには、「なぜなくなるかという理由」を語るべきであるのに、その部分の説明にはページの10分の1くらいしか語っていないように思った。特に後半はネットショップが楽天を使わないでどのように成功するのか、という内容でその手の内容の本は本屋さんに行けば腐るほどあるわけで、それをここで読む必然性がないと感じた。
あと、これは個人的嗜好の問題だと思うが、たとえとかがいちいちくどいと思った。読後感としてなんかべったりした印象があるのは私だけだろうか?
ネットビジネス経営講座「売れない理由」の見つけ方
舘谷 浩司 (翔泳社 2006年01月14日)
iNTERNET magazine 2006年2月号 make innovation with technology ! [雑誌]
(インプレス 2005年12月27日)
情報通信アウトルック2006 IT大融合の時代
情報通信総合研究所 (NTT出版 2005年12月23日)
プロがこっそり教えるウェブ制作術 改訂第2版
小笠原 たけし (ソフトバンク クリエイティブ 2005年12月21日)
RFIDの現状と今後の動向
NTTコムウェア研究開発部、加瀬 一朗 (電気通信協会 2005年12月)
これから情報・通信市場で何が起こるのか―IT市場ナビゲーター〈2006年版〉 (未来創発2010)
野村総合研究所情報通信コンサルティング一二部 (東洋経済新報社 2005年12月)
市場動向の予測 (wave115さん 2006-02-17)
「2010年のITロードマップ」(野村総合研究所技術調査室,東洋経済新報社)という似たような本も出ていますが,あちらは技術の動向予測で,本書はIT関連の市場予測をした本です.
本書では,通信・放送,電子商取引,ハードウェア等の分野の各種市場について2010年までの市場予測を行っています.市場予測というものは「当たるも八卦,当たらぬも八卦」的なところがあり,会社でいろいろな資料を作るときに自分で予測すると理由や根拠を根掘り葉掘り聞かれ立ち往生することもあるのですが,本書のような本から引用しておくと「野村総研さんの予測です」で済むことがあるので重宝するかもしれません.
光回線を巡るNTT、KDDI、ソフトバンクの野望―知られざる通信戦争の真実
日経コミュニケーション編集 (日経BP社 2005年12月)
水面下の動きに注目 (wave115さん 2006-04-04)
NTTに対抗できる企業グループの薩長連合を模索したパワードコムですが,親会社の都合でその野望は途絶えてしまいます.
また,日本テレコムの買収により直収電話「おとくライン」で固定電話の基本料金市場に参入し,本格的に通信事業者の仲間入りをしたソフトバンクですが,まずい営業手法でADSLの時に成功した「先行逃げ切り」に失敗しました.
しかしながら,これからの時代はデータ通信が主流になるので,電話料金が安くなるというのは顧客にとってそんなに大きなメリットではなくなります.したがって,直収電話はたとえ営業手法がよくてもNTTを打ち負かすほどの武器にはならなかったでしょう.
そして,このような動きを尻目に,巨人と言われ鈍重なイメージのあるNTTですが,人事戦略により着々とグループの連携強化を図っているようです.人事とはそういうものかと思わず納得してしまいました.
本書では,これら各社の水面下の動きがドラマチックに描かれており,大変読み応えがありました.
巨大企業のエキサイティングな攻防戦 (丁三さん 2006-02-11)
副題に「知られざる通信戦争の真実」とある。通信事業者が提供する電話やインターネットは私たちにとって大変身近な存在だが、自動車メーカーや家電メーカーなどと比べると企業としては地味な印象だ。その意味では確かに「知られざる」存在といってもいいだろう。
その通信業界がここ数年、ホットだ。昨年(2005年)は、パワードコムがKDDIへ身売り、ソフトバンクが日本テレコムを買収するなど、超大型の統合が続いた。一方で高橋克則をつかって派手な宣伝を打っていた平成電電が突然倒産。通信業界は今、大変な時期にいるようだ。
本書は、そんな日本の通信業界の内幕をドキュメンタリータッチで描いたものである。その競争の激烈さはもはや「戦争」といっても過言ではない。
NTT対抗軸として電力系キャリアの結集を画策し、無念にも敗れてKDDIに身売りとなったパワードコムの物語、減収減益で追い込まれたNTTがグループ各社を巧みに統合し復活の狼煙を上げる物語、NTT嫌いのソフトバンク孫正義が格安の電話サービス「おとくライン」でNTTを震え上がらせるも自ら墓穴を掘って撃沈する物語など、どれも読み応えがある。
通信インフラの世界は、製造業と違って、消費者の目に直接見えるものではないだけに、その存在があまり意識されることはない。しかし実は今、通信インフラは100年に一度の大変革期に突入している。すなわち、明治以来、銅線を使って全国に張り巡らせてきた電話線を、すべて光ファイバーに置き換えようとしているのである。
激動期にしか見ることのできない巨大企業のダイナミックな攻防戦、通信という地味な題材ながら、意外とエキサイティング、掘り出しものであった。一読して損はない一冊である。
光ファイバの未来を覗く (otu13さん 2005-12-18)
KDDIのパワードコム吸収合併を足がかりに、
光ファイバをめぐる通信業界の現状が俯瞰できます。
この合併劇の背景やNTTの将来計画・再々編、直収電話サービスの競争など、
ここ数年の通信業界の流れや各事業者の思惑などを
専門誌の日経コミュニケーション記者がうまくまとめています。
専門書ではないため、難しい表現は極力省かれており、
詳しくない方にもよみやすいと思います。
逆に詳しい方にはここ数年の流れを整理しておくのに役立つのではないでしょうか。
ただし、携帯電話業界の事情に強い興味があれば同時発売の兄弟本がおすすめです。
風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲―知られざる通信戦争の真実
日経コミュニケーション編集 (日経BP社 2005年12月)
2005年の総まとめ (wave115さん 2006-03-20)
ソフトバンクやイー・アクセスの携帯電話事業への参入やライブドアの低価格公衆無線LANサービスの開始など,2005年は移動体通信業界にとって激動の年でした.本書は,この業界の概ね2005年の終わりまでの状況をまとめています.
しかしながら,本書が発刊されたのは2005年12月ですが,3ヶ月ほどしか経たないうちに,ソフトバンクはボーダフォンを買い,Livedoor Wirelessは粉飾決算事件の影響でYOZANとの提携を解消するなど,業界の様子はまた大きく変わってしまいました.
この業界に興味のある方であれば,インターネットのニュースや雑誌の記事などで読んだ話がほとんどだとは思いますが,断片的な記事ではなく大きな流れを把握できますので,改めて事の成り行きがはっきりと理解できるかと思います.
各章の終わりにあるキーパーソンのインタビューは,生の声が聞けてとてもよいと思います.
携帯通信事業者の事業環境を理解するための良書 (ayustetyさん 2006-02-27)
日経コミュニケーションの記者の取材をまとめて、2005 年 12 月に発行された本。通信分野に関してある程度の経験・知識を持っている人であれば、現時点での携帯通信事業者(特に、設備面から見た事業分野)を取り巻く環境が短時間でわかりやすく理解できると思います。
ソフトバンクの携帯事業への参入に始まり、ライブドアの無線 LAN 事業への挑戦(いまはどうなっているのか不明ですが、同事業におけるパートナー各社のポジショニングなどは知らないことも多くて「なるほど」と)、NTT ドコモ・KDDI・ボーダフォンそれぞれのお家事情、ウィルコムの復活劇の詳細など押さえるポイントをきちんと網羅してまとめてあります。
携帯通信事業者(移動体通信事業者といったほうがいいのかな)のインフラ事業者としての側面を見るには、ハンディでちょうどよい本だと思います。ただし、この分野は今年(2006 年)もさらに動くはずなので、一部の事柄についての賞味期限は今年末ぐらいまでかもしれない、というのは仕方ないかもしれません。
図解 ネット業界ハンドブック
佐々木 俊尚 (東洋経済新報社 2005年12月)
日本のコンテンツビジネス―ネット時代にどう変わる
猪熊 建夫 (新風舎 2005年12月)
通信手段の革命も、中身が重要 (タムラ裕介さん 2006-01-07)
コンテンツビジネスの今を、的確につかむことが出来る。概論書とうたってあるが、随所に著者の提言が述べられているので、「これからどういう動きをしていったらいいか」、先を読むのに役に立つ。
「メディアの支配者」中川一徳著を読んだ後、この本を読んだので、フジテレビとホリエモンのまたTBSと楽天の騒動の背景が手に取るようにわかった。
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル (日経BP社 2005年11月17日)
検索の歴史を知るには良いですが、翻訳が・・・ (ドラゴン8さん 2007-06-20)
Google以前の記述もあり、Web検索ビジネス・技術の検索の歴史の入門書としては良いと思います。ただし率直に言って翻訳に難があり、?と思う記述がいくつもあり読み進めるのがつらかったです。このような技術系の本はその分野の専門家の人が翻訳するか監修するのがよいのではないでしょうか。
活き活きと描かれているが、今となっては内容の鮮度も落ちている (nyさん 2006-11-22)
グーグルという会社がどういう背景で生まれ、何を目指し、何を変えていったのか、
あるいは今後「検索」というこの技術が人の生活やビジネスにどんな影響を与えるのか
といったテーマを、具体的な取材を含めた関係者の声や取材を重ねながら明らかにして
ゆきます。
平易な記述なので決して難解な本ではありません。ただし和訳の品質はプロの仕事に
はほど遠く下手の部類に入ると思いますが、内容が理解できないというコトにはならな
いと思います。
出版当時としてはこの本に書かれていることが新しすぎて、必ずしもよく理解できな
い所も多かったのではないかと思いますが、今となってはこういったことはもはや日常
的に目の前でおきていて、普通に体験できる状況になってきました。そういう意味では
今となってはここの内容は鮮度も落ちてしまっています。
遅れてきたネットの支配者 (読めば読むほどさん 2006-11-01)
正直、ネットスケープでもう終わりだと思っていた、革命的な変化を起こした企業に、完全にグーグルはつらなった。それも、今までで最高のスーパーノヴァの評価が定着してしまった。たかだか検索でここまでになるとは、全く予想もしていなかった時に、NHKのスペシャルでちらりと出ていた、検索のための新しい理論を武器にして、登場した企業とは、グーグルのことだったのかと今にして思う。
検索をビジネスにした人たちの物語 (おひるねおさるさん 2006-10-13)
旧い頃からのパソコンユーザなら、最初の話題は懐かしさがいっぱいです。そうそうマゼランというロータスのソフトがあったなぁ。BYTEの広告ページや評価を読んだことを思い出しました。いろいろな検索エンジ癌登場して、その都度試していた頃が懐かしいです。しかし、そんなに昔のことじゃないのに驚き。アルゴリズムの教科書には、検索、探索、並べ替え、グラフなどが解説されていますが、こういう基本的なことが、とてつもなく大きなビジネスになるとは思わなかった。事業資金集めの話や創業者が経験豊富なCEOを雇ったり、会社が大きくなって確執が起こること、横柄な考えに傾いてしまうことなどは、よく聞くことなので、取り立てて珍しいことはありません。
Googleは最近YouTubeを買収しましたが、本書の361ページに、
「次はビデオだね」とシュミットは答えた。
とありました。なるほど、前から考えていたんだ。ただし、本書の著者は、ビデオと言うことに懐疑的で、本当のことを隠している、と書いています。
他の方も指摘されていますが、翻訳はちょっと悪いですね。英語だけでなく、ある種、この分野の常識を知らないのかな。原著の悪さは、時間的な経緯が分かりにくいことです。
翻訳が悪すぎ (デルフィさん 2006-06-23)
刺激的な内容。IT企業の社史は多々あれど、ここまで良い内容なのは他にはあまりない。ただし、翻訳が悪くて、商品としての本をだめにしている。日本語が日本語になっていないため、内容が正しく訳されているのかどうかまで不安になる。
完全まるわかり読本 ネット業界・企業 (完全まるわかり読本)
伊藤 靖 (翔泳社 2005年11月15日)
数多いネット企業の特徴・相違点がわかる (k.tさん 2005-12-24)
メディアでよく見るけれど、数は多いし、各社の違いが今ひとつ明確にわからない、ネット業界の業界研究本。
ライブドアやYahooといった超メジャー企業からそうでもない(失礼?)企業まで、ネット企業を7つのジャンルに区分して、各企業の特徴・特筆すべき事項を解説しています。各企業の強みや弱み・今後の動向等が理解できます。
ちなみに、今後ネット企業に就職したい人は経営者に共感できるかをまずチェックすべし、入って相性が合わないときつい、との指摘には同感でした。
著者ご自身が現在ネット企業にお勤めなせいか、ネット企業の先行きに対してはやや楽観的ですが、ネット企業への就転職を賛美推奨しているという語調も無く、各企業への分析も大分公平だと思います。
著者は、就職活動中の学生が業界研究に読むのをメインに想定しているようですが、既にIT業界に入っている人が確認程度に見るのもよし、違う業界の方が時事知識として頭に入れておくのもよし、だと思います。
スティーブ・ジョブズ-偶像復活
ジェフリー・S・ヤング、ウィリアム・L・サイモン (東洋経済新報社 2005年11月05日)
まるで映画を見ているようだった。 (NAOTAROさん 2009-06-09)
面白すぎるストーリー、鮮明な描写、多くの登場人物、そして訳者の文章がとても巧くて、惹き込まれた。500ページ超と分厚い本だが、(読むの遅い僕が)2日で読んでしまった。
ジョブズ、アップル、ピクサー、アイズナー(ディズニーの元CEO)、ディズニーの話が中心。それぞれ本当に多くの人に取材していて、どの話もイメージしやすい。
ジョブズが、当初娘の存在を認めず、絶対に会わないと拒絶していたことや、導師に会いにインドに行った話などは、詳しく知らなかったので読めてよかった。本当に、場面場面がくわしく書かれている。ジョブズのアクの強さに終始ニヤニヤしながら読んでいたが、ディズニーとのやり取りの中でのジョブズの発言、「確かに、プーさんはすごいからな」には、声を出して笑った。
最後に、ジョブズはスピーチ前に長時間リハーサルをしていると色々なサイトで見ていたが、この本には「リハーサルの時間は用意されているが、スティーブはほとんど顔を出さない。スピーチの準備は、クルーとの打ち合わせで終わることが多い」と書いてあった。
中身は非常に濃く、かつ詳細 (ねぼすけ2004さん 2009-05-27)
アップルコンピュータの共同創立者にして1985年にアップルを追放され、PIXARにてCGアニメ映画で花開き、古巣アップルの救世主としてCEOに返り咲き、iTunes/iPodで音楽ビジネスの大変革を巻き起こすとともに、iPhoneで携帯ビジネスでも成功したカリスマ経営者、スティーブ・ジョブズの評伝である。すなわち、コンピュータ産業・映画産業・音楽産業3つの分野で成功し、また失敗も味わっている伝説の人物の生きざまを詳細に記述している。
スティーブ・ジョブズは、1955年2月24日カリフォルニア州サンフランシスコ生まれであるが、大学はオレゴン州ポートランドにある私立リード・カレッジ入学である。中退したが、そのまま大学での暮らしを続け、18歳でシリコンバレーにあるアタリ社に入社する。天才エンジニアのスティーブ・ウォズニアクとパソコン「Apple I」の製品を作るアップル社を設立したのは、1976年4月1日である。1980年12月にアップル株は公開される。スティーブ・ジョブズは、「23歳の時、資産価値は100万ドルだった。24歳で1000万ドルをこえ、25歳で1億ドルをこえてしまった」と伝えられている。
中身は非常に濃く、かつ詳細である。50歳の時(2005年6月)に、スタンフォード大学の卒業式で祝辞を述べたスピーチも有名である(卒業生に贈った最後の言葉は、「ハングリーであれ。分別くさくなるな(Stay Hungry! Stay Foolish!)」である)が、この本は内容においてはるかに上回る。
破壊者の軌跡 (あうさん 2009-04-12)
よくも悪くも破壊者である、スティーブ・ジョブズの伝記。
心理描写よりも、事実や実際の発言が多く書かれていて、多くの人間が巻き込まれていく様が記述されていく。
今に至るまでに、二転三転したということは知っていたが、ここまでギリギリの状況だったのは驚きだった。
そんな元々二転三転する人生をうまく脚色してるのだから、面白くないわけがない。
この本の中ではスティーブジョブズのプレゼンのうまさが強調されている。まるで魔法のようだとまで。
これらはyoutube等で観ることができる。実際見てみたが、引き込まれる引き込まれる。
この本を読んだなら、実際に見ることをおすすめする。逆に見て興味を持ったら、この本を読むといい。
ただ、この本からなにかを学ぼうとする読み方は適していない。
教養として、今が出来上がるまでの経過を知ることに価値があると思う。
最近のジョブズに迫ることができる作品。 (ビヨーク大好きさん 2009-01-03)
このamazonも、この男がいなかったらできなかっただろう。
アニメーション映画がここまで進んだのも、この男の会社の力だ。
初めての合法的音楽DLをビジネスにしたのも、この男だ。
2000年ぐらいだったか、MacWorld EXPO TOKYOでリアルタイムレンダリングができるビデオカードを紹介した時、何が起こっているか聴衆が理解できなかったことがある。彼は「すごいと思わないか、まさに今このアニメーションは描かれているんだぞ!」と言い、直後会場は圧倒的な拍手に包まれたことがある。そんな彼の圧倒的なプレゼンテーションの後、偶然見かけた関係者通路を歩く彼の後ろハゲは優しかった。この本の中核となる「新しいスティーブ」を感じた。
今時のコンピューターユーザーの関心がありそうな3つの分野−音楽、映画、コンピュータ。それぞれの頂点に立つ男の物語。数多くあるジョブズ本の中でも読みやすくジョブズの姿が伝わってくる。「新しいジョブズ」の進みつづける姿をぜひ知ってほしい。南谷えりこ著のコム・デ・ギャルソンの研究本とあわせ、世の中を変えた人間のすごさを自分の力とするために必読の本。
NeXT時代のJobs様と比較にもならんが (doctor_dさん 2008-12-03)
筆者はApple製品とは付き合いが長い。自身での利用もあるが、SI屋として販売した実績もかなりある。その付き合いの中で、スティーブ・ジョブスがAppleへ戻った後のApple社の劇的な変動も垣間見ていた。筆者の場合は日本法人の変動であるが、きっと本社は凄いのだろうな、と想像していたが本書では想像以上の実像を教えてくれた。
詳しくは本書を読めば宜しいが、スティーブ・ジョブスの偏った性格が事業を成功と破滅の両方に引っ張って行った事、そして破滅寸前でも小さなチャンスを足掛かりに復活した事、この2つに驚かされる。
役に立つ本ではないが、Apple製品の「違い」は何故生まれているのか興味がある人、利用歴が長い人は読むと面白いだろう。
最先端 パソコンメーカーの挑戦―パソコン工場のしくみから学ぶ経営効率化の最先端モデル
高作 義明 (新星出版社 2005年11月)
最新図解でまるわかり!IT業界儲けのカラクリ
仁科 剛平 (徳間書店 2005年10月22日)
ブログの海から情報収集する秘伝書 (とっておきの秘技)
蒲生 睦男、篠塚 充 (シーアンドアール研究所 2005年10月05日)
コツは覚えたほうが良い (愛媛の右、徳島の上、兵庫の下さん 2007-02-01)
ブログが普及したことでWEB上に自分の情報発信をする際の障壁が格段に低くなりました。極言すれば、ネット環境があれば誰でも自分のページを簡単に作れる時代です(ブログの操作方法自体は3日もあれば慣れます。問題はコンテンツの方だったりしますが・・・)。そんなわけで、日々爆発的にページが増加する状況の中、いかにして意図する情報を見つけるかが難しくなっています。
検索にもコツがあって、覚えてしまえば案外簡単なのです。しかし、中には裏をかいてくる人がいたりして、状況は混沌としつつあります。それだけに正確な情報収集のスキルを身につけないと、延々の堂々巡りを続けたあげくに情報を得られないなんてことにもなりかねません。これが仕事だったら、かなり悲惨ですよね。
前置きが長くなりましたが、本書ではわりと基本的な事項にしぼって検索・収集方法・各種の便利サービスが紹介されています。一読して、実践して、経験に基づきアレンジしていくことで、少しずつスキルはアップすることでしょう。闇雲にネットに挑むのは、はなはだ効率が悪いので、こういう本が一冊手元にあると便利ですよ。
システム・インテグレータ、通信事業者のサービス料金相場〈2006年版〉 (日経コミュニケーション・ブックス)
(日経BP社 2005年10月)
見易さの工夫がのぞまれます (パタさん 2006-02-01)
サービス別、ベンダー別にサービスの内容と料金相場が記載されています。
件数が多いことは歓迎ですが、ベンダー別の索引などがないので、ひとつひとつ、1ページ1ページに確認していく必要があり、ベンダーで検索したい場合にかなり不便だと感じました。
また、当然といえば当然かもしれませんが、個別見積もりがあまりにも多く、結果参考にならないなーと感じたものも多かったです。
とはいえ、ここまで多くのベンダーのサービス内容をひとつにまとめたものは見たことないので、参考としては役立つものです。
図解 IT・ネット業界地図が一目でわかる本〈2006年版〉 (知的生きかた文庫)
ビジネスリサーチジャパン (三笠書房 2005年10月)
コンパクトな最新情報 (chukanshiさん 2005-10-29)
IT・ネット業界地図は他にも出ているが、本書はコンパクトで持ち運びが便利なのがいい。また、各「地図」もコンパクトにうまくまとまっている。また、売上高が、2004年度の最新のデータが載っているところがうれしい。解説も良く書けていると思う。コンパクトな割には、情報がたくさん詰まっていてお買い得かもしれない。
図解入門 よくわかる最新ITスペシャリストのための業務知識の基本と極意―現場で役立つ実践ノウハウ (How‐nual Visual Guide Book)
経営情報研究会 (秀和システム 2005年10月)
Software People Vol.7
(技術評論社 2005年09月28日)
米国モバイル市場のダイナミズム 競争と寡占
小野 伸治 (NTT出版 2005年09月10日)
米国モバイル各社の苦悩の選択 (アトムさん 2006-03-23)
筆者は2001年から、NTT DoCoMo社が出資したAT&Tワイヤレスに取締役として経営に参加。本書はAT&Tの内部事情と、米国のMobileの各社が、政府の政策の下で、分割、弱小化、統合を重ねてきたことを纏め上げている。
日本との比較では、ユーザーの支払うコストが、日本のほうがデータ寄り、米国は音声寄りで、今後、米国のMobile市場の成長性をデータにありと見ている。
AT&T内部資料は思ったほど出ていないが、米国Mobile各社の比較や、日本がいかにMobileで成功してきているか、説得力のある書き方になっている。
Cable TVの通信インフラへの参入など米国では大きなライバルとなっており、1G2G2.5G3Gと脱皮しながら成長してきた日本のMobile各社も、これからの展開は、予断を許さないものとなっていることがわかる。
指標に使われているEDITDAで、日本の各社との比較ができていると、いっそう説得力が出たと思われる。時宜を得た、タイトルである。
ASP白書 2005年版
ASPインダストリコンソーシアムジャパン、マルチメディア振興センター (IDGジャパン 2005年08月31日)
ケータイ業界30兆円の行方 キャリア再編のシナリオ
石川 温 (ソフトバンククリエイティブ 2005年08月06日)
携帯電話業界本は概してレベルが低い (志井戸太郎さん 2006-08-07)
新規参入、番号ポータビリティを控えて、激動する業界を鳥瞰した本はいくつか出たが、その中ではマトモな方かなという気はする。ただし、時折筆が滑ってしまっており、明らかな事実誤認が裏づけもなく載ってしまっているのはどうかと思う。たとえば「auの好調によってドコモからユーザーが流れた」というくだりだが、これは明らかに事実誤認。auの好調によってもっともユーザーが流出したのはvodafoneであって、ドコモはもっともauが好調な時期でも、解約率は常にauより低かったので、これは明らかに事実に反する。携帯電話ビジネス評論の世界は、優秀な人材がまだまだ少ないなぁ、ということを逆に痛感させられる本となってしまったようだ。
大変化の予感!? (ニャンゴロさん 2005-12-28)
携帯電話は現在はドコモの圧勝というのが現実であるが、話題になるのはドコモの話題よりも他のキャリアがとても多い。
携帯電話の業界にどのような変化が訪れるのか、2006年には番号ポータビリティの導入、そして新キャリアの誕生と変化の要因が多々ある。後はどこまで人が興味をもって携帯電話を選択していくか。
ケータイ業界の今を知るのによい (wave115さん 2005-11-04)
番号ポータビリティや音声定額制が携帯電話ビジネスに与える影響を考える上で,各キャリアの動向,携帯電話メーカの現状,新規参入組の思惑など携帯電話業界の「今」を知るには内容も豊富で非常によい本だと思います.新規参入組ではソフトバンクのビジネスモデルは大体想像がつきますが,イー・アクセスは一味違ったアプローチを考えているようで興味深く読めました.最後の章は業界再編のシナリオで締めくくられていますが,ここのところは悲観的なシナリオだけでなく,楽観的なシナリオを含めて,何がターニングポイントになってどのシナリオが展開される可能性があるかなど,今後の展開についてもう少し紙面を割いて欲しかったと思います.また,内容が「今の業界の動向解説」ですので,この本の賞味期限は,番号ポータビリティが始まる前,今年あるいは今年度いっぱいと言ったところでしょうか.
現状把握に最適な一冊 (2005-08-15)
ソフトバンクが出版したケータイ業界の本だから自画自賛だらけだろうと思っていましたが、全く逆でした。本書は携帯電話/PHS業界の現状を、各キャリアの長所・短所、番号ポータビリティによる影響、端末メーカーの動向などを、幅広い話題を網羅しつつ、それらを平易に解説しています。誉めすぎとも思えるauやウィルコムの好調、ドコモが他社が売れても儲かるように打った策、ボーダフォンが陥った失敗、そして新規参入組のソフトバンクやイー・アクセスなどを待つ茨の道、そして展開次第によっては共倒れもあり得る今後の業界動向など、よく新規参入を目指す会社の系列会社がここまで冷めた目で見た本を出せるものだと、感心する内容でした。本の内容も良いですが、ソフトバンクのビジネス本は今後も期待できる、そう思わせる一冊です。
グーグルを超える日 オーケイウェブの挑戦
兼元 謙任 (ソフトバンククリエイティブ 2005年07月27日)
何年か前、コンビニにおいてあって手に取った (月に捧ぐオアシスさん 2009-01-27)
せっかく書くならもう少し中身のある本にしてほしかった、会社の宣伝のオンパレードで少々げんなり。
●自分がいなくても回っていくスキームを考えないとただのマスターベーションだ
●人の頭の中に役立つ情報は無限にあるが、どうやって売ったらいいかわからない
●株主に説明できないお金は一円も使わない
●実績のないときはまず実績・先行事例をつくってしまう
辛口評価ですがネットのQ&Aはまだまだかなりの発展の予知があると感じておりますので期待してます。
成功の秘訣がにじみでている (Kanaさん 2008-04-12)
この本を読むと,著者が学生のころから夢をえがき,まわりのひとびとをまきこんで,それを実現しようとしてきたことがわかる.あるときは自分の夢ばかりを追ってまわりのひとへの配慮がたりなかったために失敗している.そういうよわみももった人間が,夢をもちつづけて,つよみをいかしてオーケイウェブという Web サイトをつくり,さまざまなツールを開発していく過程がえがかれている.えがかれた過程からは,彼の成功は単なる偶然ではないことがわかる.おおくの日本人がもっていないものを彼はもっている.それが成功の秘訣だとおもえる.この本からそれを知ることができる.
オールドタイプ (玄鵬さん 2008-03-07)
グーグルに「打ち勝とう」というオールドな発想が、既にGoogleに負けている。
「グーグルを超える日」を読んで (2005-09-12)
「グーグルをこえる」。タイトルだけだとすごく大きな目標だと思っていたが、この本を読めば、兼元さんがどういう考えでOKWebという会社を作り、何をやっていきたいのかがよくわかり、共感するところが多々あった。人の役に立つことをし、それでお金を稼げるという仕事はすばらしいと思う。
内なる声に従い自己実現する (ベンジャミンさん 2005-08-27)
ホームレスとして、公園のベンチで空を見上げながら、いったい自分は生まれてきたからには何をやりたいんだ?と自問し、知恵や工夫を隠し持ち足を引っ張り合う世の中ではなく、お互いがお互いを助け合う世の中作りをしたいという内なる声を聞き、それを実践した、まさに自己実現の仕方の指南書であると思います。内なる声を聞けるようになるには雑念を捨てねばならぬ、内なる声を聞けたとしても、それを実践していくためには捨て身でなければならぬ、その意味で、ホームレスであったことは、大いに意義があったのだと思います。こうした、内なる声に従って生き続けられること、これこそ同社を、ナレッジ・マネジメント学会のアジアならびにワールド・ワイド組織から、高く評価されるに至った根源だと、感じいりました。
概説 e-文書法
タイムビジネス推進協議会 (NTT出版 2005年07月25日)
さすがという感じ (2005-08-31)
今電子の分野で巷で聞かれるタイムスタンプ。なかなかの優れものの技術らしいが、それが必要とされるe-文書法の解説からタイムスタンプまで詳しい記述がされており、さすがにタイムビジネスに関わる団体が書かれた本だという感じ。やや内容が深いが、初心者でも十分読める。
変貌するコンテンツ・ビジネス
総務省情報通信政策研究所 (東洋経済新報社 2005年07月08日)
まちがって買ってしまった… (Kanaさん 2009-09-04)
出版年をよくみずに古書を買ってしまった.2005 年に出版されているのだが,YouTube が登場したばかりのときだ.YouTube やニコニコ動画はは無償だあって 「コンテンツ・ビジネス」ではない.それらをのぞけば状況は当時とそれほどかわっていないかもしれない.しかし,すくなくとも iPod はあったはずだし,ある程度はあつかわれているが,それも考慮していない部分もある.いまからみる価値はほとんどないだろう.
コンテンツに注目している数少ない著書 (メディアマニアさん 2009-04-17)
伝送路が混迷している現在、コンテンツ主体で書かれている著書は少ない。放送と通信の融合は伝送路で語られる事が多いが、もしかしたらコンテンツ主導で淘汰されていくのかもしれない。今あるコンテンツの現状から将来のことまで、読んでおきたい一冊。ちなみに永井美奈子が1項目書いている。ちゃんと研究してるんだ。
コンテンツ・ビジネスの教科書 (2005-08-21)
全般に渡って包括的かつ概念的で、コンテンツ・ビジネスを体系的に学習したい人にはお勧めである。各種統計が充実している。一方、具体的な実例は豊富とは言えず、実践家の視点から見れば物足りないかもしれない。図は多用されているが箇条書きが少ないのと概念的であるので直感的な理解が難しい。最新トレンドをちょっとつまみ食いという動機の人にはお勧めできない。印象的だった項目:・権利処理。特に、DRM(Digital Rights Management)とインターネット関連の権利処理。・映画制作委員会・韓国における携帯電話料金支払型モデル・スーパープロデュース
amazonia アマゾン・ドット・コム成功の舞台裏 元トップエディターが語るアマゾンの軌跡
ジェームズ・マーカス (インプレスコミュニケーションズ 2005年06月23日)
オンラインの世界の先には・・・ (@poor workさん 2007-04-17)
著者は1996年からの5年間、アマゾンの編集者として活躍した人物。
タイトルから「覇者の成功を内部から描く正統派のビジネス書」を想像していたのだが、正直言って裏切られた。
とはいえその裏切られ方が不快だったというワケでなく、これはこれでなかなかに味わい深い。
著者のマーカスはビジネスマンというより、明らかに芸術家もしくは哲学者のタイプに属する。
特にエマソンへの傾倒ぶりは顕著で、何度もその言葉を引用した思想的なくだりが見られる。
マーカスにとってインターネット・コミュニティは時間と距離を越えたユートピアであり、
彼はネットというツール、アマゾンと書物いうフィールドを通じて、彼自身の芸術世界を表現したかったに違いない。
しかし会社が肥大化するに従い頭をもたげてくる貪婪な商業主義は、その理想の居場所を奪ってしまったようだ。
彼は次第にアマゾンに対して批判的な目を向けるようになり、これが暴露本的性格を持った本書の誕生につながっている。
「ビジネス書に個人の感傷はいらないよ」
という人もいるだろうが、僕個人としては、時代のうねりに翻弄される一人の人間の姿として興味深く読めた。
特に「書評」に対する彼のコダワリには、頼まれもしないレビューをせっせと書いては投稿している自分の姿もオーバーラップし、
他人事とは思えない”微妙な親近感”を持ってしまうのだ。
どだいこの10年は時代の流れが速すぎたのだ。
ネットの普及によって人と物の流れは劇的に変化して、それまでの価値観すらどこかに押し流してしまいそうだ。
オンラインという名のフィールドは、書物を、芸術を、洪水のように消費されるただの「モノ」に変えてしまうのだろうか?
そんな思惟を巡らせた時、著者の姿が実にリアルに迫って来た。
amazonia (bozeさん 2005-09-07)
原題の「amazonia」の方がしっくりくる感じがする。Amazonでエディターをしていた著者が見て体験してきた創世記のアマゾンの姿を内側から書いた本。ビジネス書ではなく、ノンフィクションとして読んだ方がいいでしょう。今までアマゾンに関して書かれた本は多いが、エンジニアや経営者側ではなく、どちらかというとコンピュータに疎いエディターが書いたところが面白いです。ただ、訳がちょっと読みにくい気がします。巻末の注釈を見なければ分からないことが多く、注釈をもっと参照しやすい位置にしてほしかった。アマゾンの内側を書いた「アマゾン・ドット・コム」と比べて物足りない面もありますが、違う視点から書かれていて、違った解釈を得られると思います。
初期アマゾンの姿 (ニャンゴロさん 2005-08-17)
初期Amazonを支えていたコンテンツ制作者の一人が描いたアマゾンのレポートという印象でしょうか。一人の人間から見たアマゾンの姿なので正直偏りというか偏見チックな物を感じますが、コンテンツ制作にかける情熱からアマゾンの巨大化に伴う自動化への反発などが面白く描かれています。
元従業員がだらだら書いた体験記 (arctomysさん 2005-08-02)
本のタイトルには「成功の舞台裏」と書かれてあるが、そのような内容はあまり書かれていない。「バブルに踊った従業員の心情を書いた本」というべきか。著者はITバブル崩壊で多額のストックオプションを無駄にして2001年にアマゾンを去った。バブルで泡沫の夢に踊った従業員はIT業界に大勢いたが、この著者もそんな一人。泡沫に消えた財産を惜しみつつアマゾン体験記を書いたようで、自分の人生への不満が随所に現れる。読んでてうっとうしい。章の構成も時代が行ったり来たりして分かりにくいし、何よりも翻訳が悪い。アマゾンに関する本はたくさん出ているが、この本は駄本と呼ぶレベルだろう。
ビジネス書ではありません。 (lrockさん 2005-07-18)
この本はビジネス書ではなく、体験記です。アマゾンも初期のころは、結構ハチャメチャっだったのね。って読んでて思いました。初めは人間の手作業で行っていたことが、次第に自動化され、やがて著者の仕事も脅かすようになる。「創造」という素晴らしい人間の能力も、もうすぐコンピュータがやるようになるのかというのが、読後の印象です。
システムエンジニアの仕事って・・・!? (気になる仕事をチェック!)
牧村 あきこ (技術評論社 2005年06月03日)
読みやすい (タッチタイピングのコツさん 2007-11-03)
私はシステムエンジニアの人たちと、基幹業務のことなどで
やりとりすることが多いですが、独特のプレッシャーという
か、ストレスを感じているのかな、と思います。
この本では、そのような彼らの普段の悩みについて、具体的
な例を交えながら紹介しています。
知られざるSEの仕事 (2005-07-08)
最近ブームになっているシステムエンジニア(SE)。その言葉を聞いたことがある人は多いと思うが、具体的にどのような仕事だろうか? と聞かれると、返答できないのではないだろうか。本書では、SEがどのような業務を行うのか。どういう心構えが必要なのか。スキルはどういうものを身につければいいのか。などを丁寧にわかりやすく解説している。SEになりたいというひとももちろん、SEに対して興味がある人は是非とも読んでおきたい一冊だ。
情報サービス産業白書〈2005〉グローバル化進展における変革への実践―継続的成長のための人材育成・確保
経済産業省商務情報政策局 (コンピュータエージ社 2005年06月)
バンドワゴンに乗る ハイテク産業 成功の理論
ジェフリー・H・ロルフス (NTT出版 2005年05月31日)
なぜ勝者と敗者に二極化するのか? (佐倉ごるふさん 2005-06-22)
これに関して、特に最近のハイテク業界において、民生機器、インターネット、通信、電話などを経済学的知見から説明を試みた経済学説書です。バンドワゴン効果は、日本的に言えば、「勝ち馬に乗れ」といったところ。その経済学的理論説明が主題です。シュムペータの創造的破壊プロセスやメトカーフの法則なども豊富に登場し、知的好奇心は刺激されます。本書は、前半のバンドワゴン理論と需要と供給の関係からの理論的詳説、それから、ファックスに始まり、VTR、CD / DVDプレイヤーやインターネットに至る事例検証を試みています。バンドワゴン効果とは、ある製品などが「ネットワーク外部性により」、クリティカルマスに達した後、正のフィードバックにより、益々強靱な共同体を形成し、勝者と敗者に二極化することを説明した理論です。付録として理論の裏付けとなる近郊理論などの数学的説明もついています。冒頭の理論の説明は用語の難しさもあってかなり読む進めるのに苦労しますが、後半の事例研究では、各業界の攻防の経緯が大変おもしろく読めます。特に、コンピュータ業界の歴史は、バンドワゴン効果に照らすと、「もし、あの時に、何々企業がこうしていたら」状況も違ったであろう、という考察もあって興味深いです。冒頭は難解で面食らいますが、2度、3度読めば理解できなくもないです。ちょっと直訳調子なので、イラつくこともありますが。
[最新版] IT・ネット業界地図 (「会社四季報」図解シリーズ)
(東洋経済新報社 2005年05月12日)
いかにも東洋経済らしく、カラフルだが広く薄い内容 (XPさん 2005-06-08)
東洋経済らしく、グラフとランキングを多用して、IT・ネット業界の入門書となっている。こういうのは本当に得意ですね。おそらく、執筆人は、文章を先に考えるのではなく、グラフとランキング、それにどういう配色にするかを先に考えて作っているんでしょうね。同時に東洋経済らしく、幅広くカバーしているので、ひとつひとつは突っ込みが浅く、分かったようで分からない。今のところ新しい情報が盛り込まれているのが頑張っているともいえそうだが、新聞を丹念に日々読んでいれば知っている内容が多い。まあ、もっと詳しく知りたければ、別のソースに当たれということでしょう。やや面白かったのが、「ネットは新聞を飲み込むか?」などのコラムと巻末のランキング。後者は、時価総額が売上高の多寡とは関係ないことが一目瞭然だ。値段の割には頑張っていると思います。
強い企業はここが違う実践IT経営
英 嘉明 (日経BP企画 2005年05月)
中堅・中小企業の経営者向けIT経営の指南書 (2005-08-20)
「ITを、自社の経営戦略の実践・強固なビジネスモデルの構築のために、いかにして活用するか」に悩む中堅・中小企業の経営者向けの指南書といったところか。前段のIT経営の実例はとても分かり易く纏まっているが、ITシステム自体をもう少し詳しく解説した方が、より興味が惹かれる。中段からの「IT投資をする際に見落とし勝ちな視点」は、色々な問題をカテゴライズせずに並べてあるのが残念。また、後段のビジネスモデルとIT活用の関係を論じている章は「実践」というタイトルに反して「教科書的」な纏め方になってしまっているように感じた。但し、これまで漫然と年度毎のローリングでIT投資を続けてきて、そのことに疑問を感じつつもポリシーを作れないでいる経営者が、自社の経営戦略とIT投資の関係を整理して考えるには、良い本だと思う。この続編として文字通りの「実践編」を著して欲しい。
日本の技、日本の匠―IPAドキュメンタリ ソフトウェア開発最前線
情報処理推進機構 (アスキー 2005年05月)
未踏ソフトウェア創造事業の紹介 (UMEOKAKAさん 2009-05-16)
IPA(情報処理推進機構)の実施している未踏ソフトウェア創造事業に採用されたプロジェクトの紹介です。
11件のプロジェクトが紹介されています。
登場された方々やソフトウェアは、検索してみると有名な方ばかりです。
優れたソフトウェアの生みの親・その背景と支える方々の話は、そのソフトウェアに対して親近感を与えてくれます。
タイトルは、ちょっとおおげさですね。
IPAのソフトウェア開発支援事業に応募してみては? (自営業やまぐりさん 2005-07-16)
IPAは大げさな名称をよく使うがこの本のタイトルもその一つ。「日本の匠」とあるのは「匠の雛達」とした方が適切ではないか。そうは言っても、この本には、IPAのソフトウェア開発支援事業における具体例として、ソフトウェアと開発者の取り組みを、創造として4例、安心として4例、競争力として3例、紹介してある。読めば、必ず、その開発者の挑戦する姿勢に共感または刺激を受けることになるだろう。IPAの支援事業に応募しようと考えている方はもちろん、広くシステム・エンジニアの方々にもおすすめしたい本である。
IPAの取り組みの紹介 (the_worldさん 2005-07-06)
独立行政法人情報処理推進機構(Information-technology Promotion Agency、以下IPA)が行ってきたいろいろな取り組みをまとめた1冊。内容は、IPAの宣伝という側面が強いが、気になるというレベルでもない。IPAの支援を通じて成功した事例を読むと、自分もIPAを利用して頑張ってみたくなる。文章を読んでいくうちに、そんな気持ちが生じてくるぐらいの宣伝力である。IPA自体がいろいろなことをやっているため、本書に挙げられている例も、個人を対象にしたものから、グローバルレベルの大企業を対象にしたものまで様々である。IPAの活動自体が日本のITの問題を解決することを目標としているため、本書で上げられているいろいろな事例を読んでいくことで、日本のIT業界を取り巻く問題点を理解するためには役に立つかもしれない。ただ逆に、紹介されている事例が多いため、1つ1つの内容は薄くなってしまっており、面白い章、興味のある事例などでは、少々物足りなさを感じてしまったことは否めない。
日本のソフトウェア産業の底力やいかに!? (ニャンゴロさん 2005-06-22)
IPA(情報処理推進機構)が日本のソフトウェア産業の底力を挙げようと様々な取り組みを行っていることはご存知の方も多いかと思います。本書ではそのIPAが取り組み実際に成功を収めているプロジェクトの紹介。そして日本のソフトウェア産業の問題点などを浮き彫りにもしています。OSから開発言語まで海外製のために日本は不利なのではないかと思っていました。しかし実際の成功プロジェクトをみているとそんなことは関係なく、アイディアや実現するための技術などがあり、またそれらをしっかりとした支援する体制があれば海外製ソフトウェアにも勝るとも劣らないものができるのだと感じました。しかし実際に成功例ばかりが取り上げられていたのですが、今後は失敗例というものも見てみたい気がします。
<萌えるSE 業界ノベルズ> お兄ちゃんはプログラマ
藤山 哲人 (技術評論社 2005年04月23日)
非常に素晴らしい本 (獅堂 光さん 2006-09-17)
プログラマと言うのがどういう職種なのか、現場の空気、大変さ、面白さ(?)等色々と伝わってきました。
プログラマを目指す、あるいは現在プログラマ、過去プログラマを経験した人は絶対読んで損は無いと思います。
1つ残念なのが、表紙のピンク色の髪の毛の女の子(あずみちゃん)が、表紙ほど中に描かれている挿絵が可愛くないという事です(ぉぃ。
まぁぜひとも読むべき一冊として強くお勧めします。
非常に良い本でした。これをアニメ化して欲しいとすら思えました。
プログラマを目指す人は必読? (rutoriaさん 2005-05-12)
パッと見は萌え系の内容を想像させますが、実はほとんど萌えはありません(笑)。多少プログラムをかじったことのある人なら、より楽しめると思いますが、そうでない人でも、プログラマという職業に興味を持っている人なら、読んでみて損はないと思います。プログラム以外の専門的な用語などもちゃんと解説されていますし(笑)。普段知ることのないプログラマの日常がわかって、なかなか面白い本でした。
意外に真実 (2005-05-08)
オタク受けしそうな表紙に違和感を覚える方もいらっしゃるでしょうが、業界の実態についてするどく書いています。中身は小説風ですが中身はそこそこ濃いです。
アマゾン・ドット・コムの光と影
横田増生 (情報センター出版局 2005年04月19日)
格差社会が必然だったと痛感させられます。 (ケンパパさん 2009-07-11)
この本は著者が配送センターにアルバイトとして潜入して、アマゾンの実態(?)を解説した本です。
東京国税局がamazonに追徴課税したニュースを見て、気になったので読み直してレビューを書きました。
amazonの中でも最底辺のピックアップ作業から得た知識なので、最底辺の過酷な労働条件がよく理解できます。
(ただしこの経験から格差社会がどうのこうのって話にはあまりつながりません。)
このような、「システムを考え管理する人」と「道具代わりの人」の2層構造の成功は、まさに「光と影」
ですが、図らずも今回のニュースで光は米本国に影は日本に振り分けられている事がわかってしまいました。
ニュースとあわせて読むとamazonの仕組みがより理解できると思います。
また、効率と顧客の利便性を求める限り、このようなシステムは避けられず、現在の格差社会が
必然的なものであったと痛感させられます。
ずいぶん前の本なので、今度はもっとつっこんで、ぜひ続編を書いてもらいたいです。
書籍の流通に関わる方などにはぜひ読んでもらいたい1冊です。
ひねりもどんでん返しもなく淡々として読みやすい (ねぼすけ2004さん 2009-05-24)
アマゾンを利用する人は多い。他のWEB書店と大きく違う点は、そのレコメンデーション機能の優秀さであろう。これこそ、ONE-TO-ONEマーケティングに他ならない。ただいくら優れた機能を持っていても、個人固有の書籍の入手方法は、そのスタイル自身が長い間個人にフィットしているので多分これからもそうは変わらないだろう。
本書は、筆者はフリーのジャーナリストとして2003.11から2004.3までの半年間(2か月毎の契約)、時給900円のアルバイトとして千葉県市川塩浜の日通アマゾン商品センター(物流センター)で、ピッキング作業(在庫から注文の本を探して抜き出す作業)に従事し、この体験を潜入ルポとしてまとめたものである。
潜入ルポといっても単にアルバイトとしてはアマゾン・ジャパン全体の実態を知りうる範囲は限られているし、単にIT企業をはじめとするサービス産業が、熟練の要らない使い捨てのアルバイトを低賃金で働かせてる現場の悲惨さを「潜入」として報告したとしても、今更「それで何か」・「みんな知ってるよ」って感じではある。とは言うものの、ひねりもどんでん返しもなく淡々と読みやすいことだけは確かである。
ランドオブザデッド (MATHMATICSさん 2009-05-20)
ここでは売ってないかなとも思いましたが、ありました。内容は、著者の(潜入)取材記です、最後のエリートと非エリートに分かれるとの記述がとても印象にのこっております。なにか、息苦しい時代ですね
アマゾンの内部がよく分かる (松坂さん 2009-04-22)
アマゾンの舞台裏でくり広げられている人海戦術の姿がよく分かった。
仕組みを構築する上で考えること (なかさん 2009-01-23)
本書では、amazon.comが「人よりシステムでもっている会社」で
あることを現場目線から生々しく伝えています。
amazon.comは言わずと知れた書籍をはじめとするネットショップ
です。日本進出の経緯や運営の裏側を本書で知ることができます。
CEOのジェフ=ベゾスは「顧客第一主義」を掲げ、それ故に固定費
となりがちな物流コストを変動費に変える仕組みを築いています。
効率的に、そして、徹底的に。アルバイト活用術と言えば聞こえ
は良いが、「アマゾン社員を頂点にいただく"カースト制度"」と
のこと。「一分三冊」などのノルマにより賃金以上に働かせる仕
組みがあり、アルバイトは時給のための時間の切り売りと割り切
っている、そして肝心の正社員の定着率も良くない。
仕組みを構築する上では、仕組みの上で働く人間のこともきちん
と考える必要がある、いや、ぜひとも考えたいと思います。
YAPPA 十七歳
伊藤 正裕 (講談社 2005年04月15日)
特殊な環境で育った方だがやってることは凄い (月に捧ぐオアシスさん 2007-11-22)
若さゆえの稚拙さが垣間見えますが、それを差し引いてもなおビジネスに対する真摯な姿勢は素晴らしい。
以前雑誌のインタビューで著者が『本当に役に立つことは本からは学べない、』
というようなことをおっしゃっていましたが本当にそのとおりだと思います。
実務経験をつまないといざというときに力は出せないということでしょうが、それでもひとつでもいいから参考になる話はないかなという気持ちでよまれたらいいかもしれません。
実行力 (研究者さん 2006-02-05)
今現在22才。上場に向けて、50人の社員をリードし、世界に変革を起こしている。そんな伊藤氏が起業をすることになったのは小さなきっかけから。実行力、人間の可能性について考えさせられる本です。ビジネスに関心のある人だけに限らず、自分の力を信じてみたいと思う人にとって最高の本です。
いろいろ意見はあると思いますが (evanさん 2005-12-22)
単純に感想を言いますと、ご本人の英語力なくしては語れないと思います。
生い立ちはともかく、日本の様な島国を若くして飛び出しての経験が
礎になっているのも間違いありません。
発想もすばらしいですが、相手を見る洞察力は、幼少時代の経験がものを
いっているもだと思います。
お父さんの社会的立場などは、この本文から察することは出来ませんが
普通のお父さんであるならばこうもいかないでしょう。
1人息子を自分のそばで育てない親が居りますか?
いざとなったときの存在が陰ながら影響しているとだとも思います。
ストーリーだけからすると面白い内容の本だと思います。
また読みやすいです。
なぜなら普通も本に比べると故意にページ数が多いだけに見え
文字を小さくつめれば薄い本になると思います。
ともかく、たいした人であることには間違いありません。
私達凡人には出来得ない事をしたのですから。
ベンチャーになりたいという凡人には何の参考にもならない本 (2005-07-21)
著者は今、注目の最若手ベンチャー起業家である。恐らくこの会社は数年内に株式を公開することになるだろう。しかしこの著で、「ベンチャーに学歴や年齢は関係ない」と強調されればされるほど、皮肉にも、著者が伊藤ハム社長のご子息であるというバックグラウンドは強調されてしまう。著者自身は出来る限り無視したいのだろうが、残念ながら、経済的後ろ盾、という強力なバックグラウンドは、現在、ベンチャーとして成功するかどうかでは、大きな要件である。波紋を呼ぶことを承知の上で敢えて言わせてもらえば、貧乏人だったら、果たしてここまベンチャー起業家として成功できたかどうか、ということだ。理想に燃えるのはいいことだが、理想に燃える余り、厳然たる事実の一端を無視し切っていいと言うのであれば、それは有害な本にしかならない。いずれにしても、私のような凡人には何の参考にもならない本だ。
100%好感の持てる書ではないけれど、こういう人物が活躍しやすい日本であってほしい (yukkiebeerさん 2005-06-03)
3D技術を駆使して大手企業の広報宣伝ビジネスを請け負っている会社YAPPA。これを17歳で起業したのが著者です。本書は著者が起業の経緯や今後の夢などについて綴った一冊。まず苦言をいくつか。文章が高校生の作文並みに稚拙です。一例を挙げるなら、146~147頁では「しかし」で始まる段落の次に「ところが」で始まる段落が続き、その2つ先の段落はまたしても「ところが」で始まって、それに続く段落が「しかし」で始まっています。否定が4度も連続するため読んでいてクラクラします。インターナショナル・スクール卒で日本語よりも英語のほうが得意というだけあって、本書の文章はよく分からない箇所が幾つもあります。また「ITビジネスに学歴は関係ない」と表紙にありますが、インターナショナル・スクールを出た伊藤ハム社長の御曹司という肩書きは大いに関係あると思います。さらに言えば、起業の過程で様々な人々に欺かれた経験を延々と綴っていますが、その筆致は出版を通じた意趣返しであり、度を越した“はしたなさ”を感じました。著者にしてみれば、腹立たしかった思い出なのでしょうが、読まされる側にしてみれば「そういう恨み節はどこかよそでやって欲しい」というものです。書きようによっては賛同を得られたでしょうが、本書の場合は著者の幼さばかりを印象づける結果となっています。一方、経営者としての著者のビジネス観には見るべきところがあると感じます。供給側や開発側の発想ではなく需要側の発想に徹するべき、ベンチャー企業は目先の利益に走らないことを心得るべき、といった企業人としての哲学は、大抵の企業人が旨としていることかもしれません。それでも私は一消費者として、著者に対してその若さに似合わない頼もしさを感じました。ビジネスに栄枯盛衰はつきもの。著者が、20年後にも気炎を吐き続けている経営者であってもらいたいものです。
ITソリューション企業総覧〈Vol.3〉
(日刊工業新聞社 2005年04月)
今後に期待しています。 (東京ブリブリボーイズさん 2006-02-14)
このようなまとめ方の本は最近ではなかなか見られないので、手にとって見た。業界大手さんの情報には困らない内容であったが、もう少しベンチャー企業などの内容がわかるとありがたかった。少し意外性にかけていた。日刊工業さんならではの情報に期待します。
裏から見たIT業界 (Yell books)
島野 清志 (エール出版社 2005年04月)
IT業界ってなんだっけ? (jungさん 2006-01-16)
IT業界、とありますが、これはインターネット企業やSIerに限った狭義
のIT業界ではなく、NTTなどの通信業界、携帯電話業界、さらにはデジ
タル家電や古くはパンチ業者など、およそデジタルとキーボードに関す
るすべての業界について語ろうとしています。
それを200ページに満たない書籍で試みるのはいくらなんでも無理があ
ります。さらには、初心者への対応なのかもしれませんが、最初の50ペ
ージはIT業界にいるもの、志すものであれば誰でも知っているような話
に費やされます。
はっきり言ってしまうと、内容があまりにうすっぺらいです。うすっぺ
らい上に、変に裏話(それも裏話といえないような内容)にページをさ
いており、実務上役立つことは皆無といってしまっていいと思います。
正直いって、言葉の使い方ひとつとっても、著者がどれだけ情報技術に
対して通じているか甚だ疑問です。
きちんとした知識をみにつけたければ専門書を、裏話と言われる類のも
のを知りたければ実話誌でも読めばいいと思います。
シニカルだが事実 (風流坊主さん 2005-06-11)
危ない会社シリーズの著者らしいシニカルな内容。ただデータを踏まえているので頷ける部分は多い。いずれ一部のIT企業の暗部は暴かれ、無知な株主は泣くことになるのでしょう。
図解 ソフトウエア業界ハンドブック
岩田 昭男 (東洋経済新報社 2005年04月)
SEの仕事、儲けの仕組みが分かります! (カニ歩きさん 2006-12-18)
就職活動するに当たり、ソフトウエア業界の会社やその勢力図等、大まかなことは知っていたので、
特に、実際の仕事や儲けの仕組み知りたくて買いました。
この本で、一番役立ったことは、SEの儲けの仕組み(ゼネコン体質)や
SEの賃金体系など、SEの仕事の実態を少しは知れる点です。
個人的に、就職活動時にそういった事を知ることで、他の業界と比べ、儲け具合はどうなのか
多少なりとも意識したかったので。
また、内容全般として、
業界の現状・最新情報・過去のあゆみ、SEの仕事・資格、経営者の視点、海外の業界
といったように、バランスよく載せてあるのもいい点です。
一般的な業界本は、会社だけや業界の現状だけといったように偏った内容の本が多いのに対し、
この本は、内容のバランスがとてもいいので、
業界を知るために、まず最初に読んでみる本として、いいと思います。
そしてこれを読んだ上で、もっと知りたいことがあれば、そのことについて書かれた別の本で
知識を深めるという形がいいと思います。
自分は、会社選びで、もっと情報が必要と感じ、ソフトウエア業界の会社について
詳しく書かれた本を別に買いました。
■IT業界で働きたいという方へ (kass0048さん 2005-06-09)
★業界の構造についての書籍です。ゼネコンと同じような会社同士で構成されるピラミッド構造になっています。その中で、具体的にどの会社がどのような役割を果たしているのかが記載されています。IT業界は、以下の2点で建設業界と構造が非常に似通っています。ポイント1:受注を受けてからプロジェクトをはじめるという仕事のスタイル。ポイント2:大手が受注をし、そこから複数の下請け、孫請け、ひ孫受けに仕事を流すという、会社同士のつながり。ただし、1点だけ大事な点が記載されていません。それは、技術進歩のスピードでしょう。IT業界では、建設業界の技術進歩のスピードよりもはるかに速いため、その技術に対する習得度が低いのが現実です。このため、プロジェクト自体に大きく遅れがでたり、予算をオーバーすることは少なくありません。
SEになりたい学生必読 (ハチさん 2005-06-05)
就職活動を控えた学生さんが、OB訪問をする前に読んでおくと良いでしょう。(もちろん、就職活動中でも、OB訪問後でも読む価値はあります)学生以外の方でも、このソフトウェア業界の構造を、悪いところまで含めて捉えることができる良書です。この手の業界研究本の中で比較して、このこの本の良いところは次の通りです。●業界に関する基礎知識(独立系・ユーザ系・メーカ系?、SCM・CRM・ERP??)が丁寧に解説されている点●業界の上辺だけではなく、ネガティブな情報(ゼネコン的下請け構造など)の指摘がある点●日本のソフトウェア業界の歴史を簡潔にまとめている点●SEを目指す学生が、どのようなスキルを身につけるべきか言及されている点●海外のソフトウェア業界の動きもカバーしている点業界について良く知っている方、または業界で仕事をされている方には特に新しい情報は得られないかも知れません。しかし、これからこの業界について知りたい方にとって、まとまった知識を短時間で(且つ読み応えを感じながら)手に入れられるベストな書籍だと思いました。
日本のSEはこれからどうなるのか
萩原 佳明 (翔泳社 2005年03月15日)
自己啓発本として読める (エパメイノンダスさん 2005-09-21)
海外の技術者、日本の他業種の方々、海外に出た日本人技術者のインタビューからなる。私としては、とりわけ元家電屋プログラマーと一級建築士の話が参考になった。タイトルでは日本のSEはーとなっているが、別にSEに限定されず、仕事の仕方、仕事への意識の持ち方について考えさせてくれる本である。
日本でSEを職種としている方へ (ガウさん 2005-05-21)
「日本のSE」と言う職種を16の職・業種(中には漫画家も)の方とのインタビューの中で、それぞれの考え方、日本のSEとの違いを対比し、その中から、読者(日本のSE)へ進むべき方向性(指針)を考えさせる内容となっている。本文は全てインタビュー形式で、用語説明、要点箇所が太文字となっているため読みやすい。忙しいSEさんも是非!
『Yahoo!BB』マイナスからの挑戦―顧客満足度 復活への軌跡
鈴木 信之、大谷 聖治 (リックテレコム 2005年03月)
英国公営電話事業ハル(=キングストン・コミュニケーションズ)の歴史 (学術叢書)
佐中 忠司 (日本図書センター 2005年03月)
図解でスッキリ!SI(システム・インテグレータ)業界 知りたいことがスグわかる!!
白井 和夫、宮野 ナナ (こう書房 2005年03月)
エッセンシャルSIP―基礎から応用
ソフトフロント、阪口 克彦 (日経BP社 2005年03月)
読みやすい! (はるさん 2005-09-18)
仕事でSIPを勉強中ということもあって購入しました。内容がSIPを取り巻く各機能毎(プレゼンス、IM、NAT越えなど)に細かく掘り下げて書かれているし、最新の情報が織り込まれているので、SIPに関して初心者の人にもある程度知識のある人にもオススメします。SIPって「IP電話のプロトコルでしょ?」って、思っている人は恥かく前に読んだ方がいいかも?(私はそう思ってた・・・)ただし、索引が無いのが難点。
初心者には最適な一冊 (momo2532さん 2005-09-09)
私はSIPの入門書としてこの本を使いました。この本にはSIPのプロトコル概要だけでなく、SIPのヘッダーの詳細、各種機能について細かく、冗長なくらい丁寧に書いてあります。そのため、初心者が最初に読む本としては最適な一冊であると思いますが、ある程度SIPについて知っている人には向かないかもしれません。但し、部分部分の詳しい説明を辞書代りに使いたい方には向いています。また、この本を読み終えたあとにSIP教科書を読めば、SIPについては十分な知識を得られるはずです。
図解 あの新“勝ち組”IT企業はなぜ儲かるのか?
三浦 優子 (技術評論社 2005年03月)
なぜ儲かるのか分かった! (練馬のよっちゃんさん 2005-09-07)
無料ばっかりのインターネットでなぜ儲かるのか、この本で分かりました。意外と単純なことで儲けてるんですね。でも最初にそれを思いつくのがすごいなー。
で!?結局IT企業って何やってる会社なの? (2005-03-23)
名前はよく聞くけど「で!?ココは結局何やってる会社なの?」と言った疑問を持った人は私だけではないと思います。そんな人にはIT企業のビジネスモデルを理解し易いように分類し、収益の仕組みまで図解で解説してくれているので「この会社は、こんな事やってたのね。」と納得できると思います。ただ、「何故あんなに羽振りが良いの?」と言う疑問までは分かりませんでした。
ソフトウェアビジネスの競争力
ソフトウェア産業研究会 (中央経済社 2005年03月)
日本のソフトウェア業界がおかれている概況把握には悪くない (T.Chikaraさん 2007-05-17)
小生この業界にいるので、本書の内容から、新たな発見は特にないが、日本のソフトウェア業界の概況を理解されたい方には、悪くない本だと思う。構造上の問題(ゼネコン体質、ユーザーのレベルに依存したベンダー選定など)を的確に指摘している点は、本業界を知らない人には、参考になるはずだ。
ソフトウェア業界のビジネスモデルを概説 (nyさん 2007-02-13)
情報サービス産業に分類されるこの業界は何をやっているのかわかりづらい。
本書は、ソフトウェア業界のビジネスモデルを受託開発型、派遣型、カスタマイズ
パッケージ型、純粋パッケージ型、組み込みソフト型といった風に分類し、それ
ぞれのタイプの利点、欠点をアンケートデータを使いながら説明している。
今後のビジネスモデルを検討したり、新規参入をめざすような場合の入門的な
情報としては参考になると思う。情報はたくさん盛り込まれているからだ。
本書の立場は最終的には、今後のソフトウェア業界はパッケージ型のビジネス
モデル(組み込み型も含めて)を目指すべきであるというのが結論のようである。
業界の動向を俯瞰するには最適 (三毛猫みけさん 2005-08-15)
この本に興味を持った人が、もし、普段からビジネス誌等も含め、情報収集を行っているのであれば、この本の内容は各メディアで断片的に取り上げられているソフトウェア業界の課題、将来性に関する集大成として頭の中を整理するにはいいと思われる。実際に開発などに携わっている人で、この手の本をはじめて読むという人なら、開発の現場から少し離れて、自分の置かれている業界がどういう問題と可能性を秘めているかを考えるよりどころにはなると思う
日本にフォーカスした記述は面白い (にゃすけさん 2005-06-18)
豊富なアンケート結果、調査結果が載っておりソフトウェア産業に従事する人々とり、現状を把握するにはとても有用な書籍ではなかろうかと思われる。一冊持っていてもよい本だろう。
パソコンで金儲け全仕事
谷口 光弘 (データハウス 2005年03月)
買う前に考えよう (aoiさん 2006-06-02)
書いてある事いろいろとやってみましたが、ほとんど役に立たないです。サイトの会員登録など当然面倒ですが、面倒+登録ができないものまであります。そう簡単にはいかないものです(T.T)
実際試してみました! (2005-05-24)
「すごい分厚い~」と思ったけど、パラパラっと見て自分ができそうなのを2,3ピックアップしてやってみました。書いてあることが具体的で分かりやすいから「ヒマ~」と思ったときのお小遣い稼ぎにちょうどいいと思います。
待望の一冊! (franciscoxavierjpさん 2005-05-06)
350ページを超える量は圧巻だが、どうやってパソコンを使って仕事にありつくかということが具体的に書かれているのであっという間に読めてしまう。世の中こんなにパソコンを使ってできる仕事があるのかということに感心させられる。中に紹介されている豊富なリンク集、そして最終章の”インターネットで儲ける方法!”にはかなり具体的で実践的なことが書かれてありインターネットでビジネスを飛躍的に伸ばそうと思っている人は是非読むべし!
あのほりえもんが取締役をしていたサイトがお金を稼げるサイトとして紹介されています。 (和田さん 2005-03-26)
この本には何とあのほりえもんが取締役をしていたサイトがお金を稼げるサイトとして紹介されています。しかし、そのサイトは数年前から休眠状態で、現在は存在しません。この本が出版されたときはすでにサイトとして機能していませんでした。だから、なぜこの本で紹介されているのか疑問です。
ライブドアの事件、及びほりえもんの闇の部分を知る上でこの本も結構いい資料かも知れません。(そのサイトの記事は1ページ程度ですが)
不器用な技術屋 iモードを生む
中野 不二男 (NTT出版 2005年03月)
突っ込み不足。 (drivenさん 2005-04-06)
iモード本はリクルートから転身しiモードコンテンツ制作に携わった松永さんの「iモード事件」が有名ですが、本書は今のタイミングで出版し、このようなタイトルで売るならもっと技術面で突っ込むとか特色が欲しかったと思います。NTTドコモでiモードを立ち上げたゲートウェイセクションの関係者への取材に基づいて書かれていますが、「iモード事件」を初めとする関連本やビジネス紙で「既出」の内容も多く掘り下げ度に不満が残ります。iモード商品化にあたりボトルネックになった技術・コンテンツ充実作戦などを短時間でざっと知りたい方にはよいのかも。最大の問題はおそらく著者ご本人がケータイのヘビーユーザーには程遠く、経歴を拝見する限りにおいては情報通信に関する造詣が深いとは言えないような印象を受けること。やっぱりこの種のテーマはある程度「わかってる人」が書かないと読者にとって面白いものにはなりにくいと思います。
図解ネット業界「儲け」のしくみ (翔泳社図解シリーズ)
久我 勝利 (翔泳社 2005年02月16日)
2時間で読みました (むらさんさんさん 2007-06-17)
この本の内容はいたって簡単。
裏返せば、中身が薄いともいえる。
IT業界に多少の知識がある人は1〜2時間で読めるでしょう。
おぼろげに感じていたことを活字で再確認できます。
表紙を見て買った人はがっくりくるかもしれませんが、
内容が浅いだけで、まじめに書いてはあるので星2つの評価にしました。
こんな人にお買い得 (the brack eyed peasさん 2006-01-28)
私はこの本を就職活動のために使いました。
インターネットサービス企業はどんな企業があるのか、
収入源は何か。
売上げ、利益率で見る業界構図はどういったものか。
業界用語とその意味、使われる場面。
インターネットサービス業界について浅く広く
知りたいという方にはとてもお勧めです。
大まかに内容を知るには良い (Silverfangさん 2006-01-08)
インターネットがたくさんの広告で成り立っていることは分かっているのだけれども・・・。そんななんとなくの業界のイメージを持っている程度の人間だった私にとって、知名度の高いサイトの集金方法が1円単位で示されていたり、企業間の規模や成績の違いを「人間の身体」に例えて理解し易いように工夫していたりするこの本はとても有意義だった。漠然とした「ネット業界」に対するイメージが少し裏付けられ、新しい知識も増えた。
しかし、ときどき戸惑うような断定的な表現でその業務内容を褒めたり、説明に登場する競合会社が網羅されていなかったりした。作者自身の意見には賛同しにくい部分もあった。
簡単な文章で分かりやすいので、まだこの業界について良く分かっていないが興味がある方が、大まかに内容を知るには良い本だと思う。細かい内容を期待するべきではない。
データが2004年次までなので、業界の地図も移り変わってきているだろうが、少なくともこの本の中で代表的な企業として取り上げられている会社は今でも大きな影響力を持っていて、その業態もそう変わっていないものと思われる。まだ有効だろう。
ネット業界を概観する。 (汐菱Qさん 2005-05-15)
インターネット上には、様様な企業が棲息している。ショッピングモール、ECサイト、ポータルサイト、検索エンジン、ネット広告、ネットインフラ、などなど、いろんな業態で儲ける、楽天、アマゾン、ヤフー、グーグル、サイバーエージェント、ソフトバンク、といった、企業群。これらの企業は、どのようにして儲けているのか?簡単に想像がつくものもあれば、そういえばどうやっているんだろう?と、想像もつかないものもある。この本では、そんなネット業界のビジネスモデルと儲けの仕組みと、それに関連して、我我ユーザーがネットを利用するときのちょっとした有益な情報を、教えてくれる。広く浅く、という感じなので、今、インターネット業界の中は、どうなっているのか?私たちは、どう利用していけるのか?そんなことを知る、あるいは、考えるきっかけになる。私も、グーグルの『アドセンス』を、始めてみようと思った。
期待させておきつつ・・・ (hybrid_dirbyhさん 2005-03-29)
1普段インターネットを使用している人ならほとんど知っている内容ばかり。2何年か前の企業情報をグラフにして、それで、いかにも現在の企業間の競争力の違いであるかのように断定的に言い切っている。酷い。3‘2ちゃんねる’もやっぱり広告費で運営されているの?答えは「分からない」。等など、いかにも「以下に解答が書かれていますよ」という章のタイトルが並ぶ。詐欺だ。4内容のわりに値段が高い。そうか、これが『出版業界の儲けのしくみ』だったのだ。
IT業界標準―国際ビジネスの技術戦略
梶浦 雅己 (文眞堂 2005年02月)
逆転戦略 ウィルコム-「弱み」を「強み」に変える意志の経営
鈴木 貴博 (ダイヤモンド社 2005年01月28日)
通信業界の栄枯盛衰の果てにPHSが逆転する? (くろやぎさん 2007-01-19)
本書は、通信業界の歴史や現在の動向を分析した一書です。
分析の結果、著者は、「PHSのウィルコム社が通信業界に“逆転”をもたらすのでは?」と結論しました。
なかなか、刺激的な本ですよ。
かつて携帯電話はレンタルで、保証金10万円、新規加入料約4万6千円、基本料金が2万円を超えていました。おまけに、業界で「第一次参入」とよばれる1980年代後半、当時の郵政省は1地域2社という参入数制限がありました。
1992年にNTTドコモが独立しましたが、今のような巨大な市場が見えていたわけではなく、民営化後のNTTから何か分離分割させなければカッコつかない、という政治的な圧力による独立でした。
その後、レンタル制度の廃止で市場が爆発し、iモード、写メール、パケット定額制、おサイフケータイなど、次々と各社で新しいサービスを投入するのは、ここ6〜7年の出来事ですので、まだまだ記憶に新しいところでしょう。
かたや、携帯電話会社は、コツコツと基地局の増設、第3世代基地局への移行などに莫大な投資を行っています。
ユーザー離れを起こす最大の原因が、「つながらない」という評判だからです。
他にも、新機種がほとんどタダで手に入るイセンティブモデル(販売奨励金制度)は日本独自のものである、とか、電波は有限な資源なのでもうすぐ伝送情報量に限界がやってくる、ということが分かってくると、ちょっとした業界通になった気分になれますよ。
さあ、そこで、なぜウィルコム社が通信業界に“逆転”をもたらすのか。
詳しくは本書を読んでいただくとして、ヒントは「限られた電波資源を有効に活用できるのはPHS」ということです。
もし、完全定額制――音声もノートPCもつなぎ放題というサービスをPHSが実現したら、業界地図が塗り替えられるかもしれません。
ドキドキしてきませんか?
非常に明快でわかりやすい謎解きを実現した書 (htxさん 2006-09-30)
○なぜカーライルなのか?
○なぜPHSなのか?
○なぜ今の時期なのか?
○etc.
米国投資会社カーライルによるDDIポケット買収は、だれも想像がつかない、想像がつかなすぎて、”えっ”と言う声も出なかった発表だったような感じだったことを覚えています。
そのもやもやした気持ちを持ちながらこの本を読んだので、タイトル通り、謎解きができ、すっきりした気分を味わえた書でした。
また、内容はDDIポケットに限らず、他の携帯電話事業者の立場と内情、ウィルコムとの関係や、中国のPHS事情も丁寧に書かれており、携帯電話に関わるビジネスに関わる人にはぴったりな教科書という感じもします。
ジャーナリスティックな業界分析 (山田たえこさん 2006-03-31)
この本はジャーナリストがまとめた、携帯電話とPHS業界の最新動向が書かれている。そして、技術的な観点から考慮すると、ウィルコムが大躍進する可能性があるという結論になっている。この本が発売してから1年経過しているが、おおむねこの本に近い現象が起こっているように思える。ウィルコムは実際に顧客も増やしている。
研究者にとっては、最新動向を知るという意味では、拍子抜けするかもしれない。MBAやMOTの学生にとってはケーススタディとして使用できるであろう。ビジネスマンはこういったやり方で企業の盛衰が決まるという勉強になると思う。
簡単な本であるので、1日あれば読める。一度手にとってみるのもいいかもしれない。
音声定額サービスの衝撃 (otu13さん 2006-03-27)
携帯電話がかけ放題。
ウィルコムの音声定額サービス開始当初、
登場に驚いた方は多いんじゃないかと思います。
そのサービスを実現するに至った背景となった、
京セラグループ、カーライルグループの投資や
PHSの特性、とりわけ携帯電話い対する優位な点などが
詳しくない方にも分かりやすく書かれています。
タイトルから感じるインパクトほどウィルコムの
経営方針みたいな話は内容は詳述されていませんが、
現在、そして未来のPHS・携帯電話市場の動向に
興味を持ちながら読み終えることができるはずです。
携帯電話業界のビジネスモデルを体系的に知りたい方に (makoto_wayさん 2006-03-25)
料金定額制をはじめ、業界に旋風を巻き起こしつつあるウィルコム。
最近では、国内初のWindows Mobileを搭載した「W-ZERO3」を市場に投入し、ビジネスマンの支持を集めている。
ウィルコムに関し、ルイスガースナー氏率いるカーライルグループが噛んでいることから手にとった著作だったが、意図せぬ意味で良著だった。
タイトルからウィルコムの戦略についての内容がメインだと思いきや、実際のボリュームは多くはない。
本書で参考になったと感じた内容は主に以下である。
・携帯業界のビジネスモデルの歴史と今後
・PHSの衰退と復活、そして次の打ち手への仮説
・カーライルグループについて
ただ、書かれている内容は著者がコンサルタントであることも手伝ってか論理的で極めて明確で、読みやすい。
文章の参考としても、ためになる著書だと思う。
また、ウィルコムの次の手の根拠も明示してあり、参考になった。
ターゲットは以下になるだろう。
・携帯業界の歴史を知りたい方
・ウィルコムの成り立ちと経営側を知りたい方
値段も安く、購入して損はない。
内容的には5つ☆だけれど、タイトルと内容に異なりがある点で4つ☆。
これから情報・通信市場で何が起こるのか IT市場ナビゲーター
野村総合研究所 (東洋経済新報社 2005年01月14日)
優れた推計書 (螺旋巻鳥さん 2005-10-20)
情報・通信市場の将来像を予想した推計書である。推計書の中には、数値的なデータ・分析の羅列に終始しているものや、希望的な観測を叙述しているだけのものも多いが、本書は様々な数値的なデータを多角的に分析した上で、将来像をわかりやすく描いている。特に、各市場の将来性をグラフ化するだけではなく、マーケットと社会的・経済的環境の影響関係を図示している点が良い。この図があることにより、わかりやすさが飛躍的に高まっている。例えば、ケーブルインターネット市場の場合、市場規模予測や加入者数成長率の推計値のグラフを掲載するだけではなく、ケーブルテレビ事業者を対象世帯数と対象エリアタイプの2軸で4分類した図を掲示している。あるいは、課金・決済市場の場合、市場規模予測や通貨発行量の推計値のグラフだけではなく、支払い方法と支払いの2軸で電子商取引のシステムを分類・整理しており、前提知識がない人でもマーケットの大凡の構造が理解できる。但し、本書は毎年のように発刊されているので、購入するタイミングには気を付けたい。
業界をざっと眺めるのに適している (はーぶがーでんさん 2005-06-24)
題名通り、情報・通信市場の動向に関する予測書NRIという一流のシンクタンクが、市場をどう見ているのかを知ることができまた、幅広い知識の補充用に使うのにも適する数箇所、文意がつかみ難い表現があるのが残念出版から5ヶ月たって読んだので、鮮度も重視する私としては☆3つ鮮度を重視しなければ☆4つ
NTTが描く新世代事業ビジョン
(日経BP社 2005年01月06日)
ネットワーク・ビジネス 25の成功法則
ジョン セクスミス、ジゼル セクスミス (メタモル出版 2005年01月)
プロマネは見た!
伊藤 靖 (翔泳社 2004年12月02日)
どこも同じだ、と。 (moonwalkerさん 2005-09-16)
ほんと今の現場そのまま。もしかして日本社会の縮図?みんな同じなんだ、と軽く読む分には楽しめます。解決策は・・・自分で模索するしかないですね。
これって、ウチの会社のこと? 思わずうなずくプロマネの極意 (べんさんさん 2005-07-01)
惹きつけられる内容と楽しい事例は、新幹線に乗って東京から名古屋までの間で読めてしまうお手軽さだ。「世界一高い見積を出すことで有名」な、超エクセレントなIT企業に転職した「伊藤部長代理」が目にする驚愕の大企業の実態!ウチの会社でもこんなことあるよな~、と思わずうなずいたり、引きつった笑みを浮かべたり、大いに反省したり、日本のIT業界のプロマネは、結局どこもおなじなんだなあと、安心したり。伊藤部長代理の信条は、「プロジェクトとは利益を出すもの」。「次の案件を受注するために、この案件は赤字で受注する」だの「○○会社の情報システムに食い込むために、今回は赤字で受注する」などという、大会社ならではの「公認の赤字」はとんでもないことと切って捨てる。こんなことをしていると、赤字をなんとも思わない体質が染み付いて、企業や従業員は利益を出す努力をしなくなるという。伊藤部長代理は、このほか、プロマネ自身の問題、プロジェクトをダメにするSEや営業の問題など、身近な題材を取り上げて、プロマネの極意をさらりと示す。プロジェクトマネジメントの教科書が氾濫しているが、モデルケースを作って物語りの中でポイントを説明するのは読者にとっては事例が示されることで興味深く、インパクトもあって頭に入り易い。この本もそういった面で、教科書式のプロマネ本に飽きた読者や、プロマネ初心者にとって気楽に読める良いテキストになる。長年に渡って培って来た日本の経験的な(ドロドロした?)プロジェクト体質はそう簡単に変わるもんじゃない。「わかっちゃいるけどやめられない」なのだ。そこをどうやって変えてゆくのか。この本はその具体的な道を少し示してくれる。
問題解決編は次に出るのでしょうか? (エナちゃんのママさん 2005-05-07)
ちょうど森正久さんの「暗黒のシステムインテグレーション2」を読んで、ITの現場のプロジェクトといえども結局は人間関係がポイントなのね、と思っていたら、次に読んだこの本で、失敗するプロジェクトの原因は人や組織の問題とあり、何だか自分の思ったことは間違いではなかったのだなと。この本では、実際にあったことや聞いた話などが33の具体的なショートストーリーに整理され、それぞれの締めくくりとして教訓が書かれています。業種は違えど、「ある、あるこんなこと」「いる、いるこんなヤツ」と思う事例がたくさん紹介されています。だから、IT業界やプロマネでない一般の社会人が読んでも同じようなことを体験していると思います。社会人になってまだ日の浅い人が読めば「転ばぬ先の杖」になるかもしれません。しかし、最初の話で、失敗するのが明らかなプロジェクトは引き受けないようにノーといえる勇気を!と教訓に書かれても言えないのが現実だったりするよなぁと、思ってしまいます。著者も問題解決の特効薬はみつけにくいと書いておりますが、教訓の次にやはり解決策を読みたいと思ってしまいます。この本は、あくまで問題の原因を明らかにするのが目的なんだとは思いますが、解決方法は様々だとしても、たとえばこんな方法が考えられると提示されていたらもっと良かったと思います。問題の指摘に関しては、よく整理されているので、自分の仕事で気が付かなかった問題点を理解することはできると思いますので、入門編、初級者にオススメといえますね。
技術も重要だが、モチベーションはもっと重要か。 (ボンベイマンさん 2005-01-27)
事例の中には、確かにいくつか身に覚えがあるものがあります。結局のところ、チームで活動するからには、メンバのモチベーションをいかに向上させるかがもっとも重要、ということですね。マネジメントのスキルを身につける、というよりは、日常のマナーや心掛けを見直すための1冊です。
超エクセレント会社って、もしかして (izuminoaさん 2004-12-19)
超エクセレント会社の架空の話だが、どこかで聞いたことがあるような話。だいたい社員が1万人以上の会社って、そんなにないし。書かれている内容は、内輪ネタっぽいのが多いかな。うーん、間違えて2回レビューを書いてしまった。
IT業界のためのプロジェクトマネジメント教科書
キャシー シュワルブ (アスキー 2004年12月)
プロジェクト管理はなぜ必要なのかがわかる (osm10さん 2005-05-21)
ピンボックの各項目に対応して、なぜその活動が必要なのか、しないとどうなるのか、するとどうなるのか、それが身近な(と私は思う)ケーススタディで展開される。必要性と方法を認識するには十分な内容。検討する項目もあげてもらっているし。これで勉強すればそれなりに身に付くと思う。あとは、実践練習あるのみ。プロジェクトは思ったようにはいかないし、それに対応する力は結局現場でしか身に付かないが、準備とアイデアを与えてくれる。
発行時期が遅すぎる。PMBOK新版がすでに発行されている。 (ケンさん 2005-03-18)
PMBOKと同じ切り口の構成なので、PMBOK読者には読みやすいし、PMBOKの補足という意味の価値はある。しかし、何と言っても発行時期が遅すぎる。PMBOK新版が発行された後で、旧版対応本が出ても有益性が薄い。
事例が秀逸。 (2004-12-21)
ビジネス・スクールでプロマネを教えている現役の先生が書いているだけあってCritical Chainなど最新の内容が含まれている。シックスシグマや心理学的な手法などPMBOKにないツールや技法も知識エリアの枠組みの中で紹介されていて参考になる。事例の中には身につまされるような話もあり結構これだけでも楽しめる。中には実社名を出して大丈夫なのかと心配になるような辛辣な失敗プロジェクトも。ITの現場を知っている人がPMBOKのフレームワークを理解するには最適な良書といえよう。
PMBOK for IT業界PMといった感じ! (Toshiさん 2004-12-20)
PMBOKは業種を問わず、普遍的なPMの教科書としての位置づけですが、IT業界のPMにとっては、(実際の業務にあっている)+(PMBOKに準拠している)といった内容の本を望んでいたのではないでしょうか?本書はまさしくそれを満たす本です。例も多いですので、非常にわかりやすいと思います。IT業界でこれからPMP試験を受験される方にも、非常にとっつきやすい内容だと思います。
ソフトウエアに挑む人たち―情報サービス産業人物列伝 (情報サービス産業人物列伝)
梅沢 隆、内田 賢 (コンピュータエージ社 2004年12月)
エンジニアとしての考え方や行動 (lemonerikaさん 2005-02-03)
30人弱のシステムエンジニア(今は管理職の人が多かったですが)の紹介です。1人10ページ程度で、なぜソフトウエアにかかわるようになったか、これまでの経歴、特徴的な仕事(苦労話)、SEや管理者として、どのように考え、どのように行動したか。今の目標などが紹介してあります。エンジニアとして顧客とどのように接したか、技術的な困難にどのようにチャレンジしたか、プロジェクトマネージャとして、どのような手法をとったか、という話題が多かったような印象です。分野としては、ほとんどが、ビジネス系のアプリケーション開発です。情報技術っぽい話は、ホトンドありません。自慢話っぽくなく、気持ちよく読める本でした。文章もわかりやすく、読みやすい本です。皆さんの前向きな心持が伝わってきて、明るい気分にさせてくれます。エンジニアやプロジェクトマネージャとしての考え方や行動を教えてくれる本でした。
SEの現場が分かり面白い (2005-01-30)
さまざまなソフトの開発に関わったSE・プロジェクトマネージャー26人にインタビューを行い、まとめたもの。パンチカードの時代の話から、最新のWebシステムに至るまで、面白かった。繰り返し述べられるのは次の二つ・大なり小なり失敗はあるが、そこから教訓を得ることの重要性・開発する技術も大切だが、開発社・客先を含め人々を纏め上げるマネージメントの重要性銀行の前を通り、端末が動いているかどうか気になる、携帯電話のサービスを止めないため、常にニュースを気にかけ、サーバに負荷がかからないよう、待機用サーバに切り替えるなど、SEの現場が分かり、面白かった。
ソフトウエア企業の競争戦略
マイケル・A. クスマノ (ダイヤモンド社 2004年12月)
戦略なき組織に明るい未来はない (mktarknさん 2005-07-17)
ソフトウェアをビジネスとする企業が取るべき戦略について米国の事例研究を元に語っている。開発プロセスのベスト・プラクティスについてもマイクロソフト、IBMやSEIを例に取り上げていて、非常に参考にできる。ページ数が多く、読み応えがあることがいい点でもあり、一気に読めないため難点でもある。(そのため評価を下げました。再度読むと評価はひとつ上がるかもしれません。)自社の置かれている立場により、参考にできる度合いが異なると思うが、多くの日本のソフトウェア企業に欠けている戦略面の視点が得られるのでは。
ソフトウエア開発の上で開発になることも多々です (lemonerikaさん 2005-02-14)
大きく3つでしょうか。1つは、製品開発型の企業、サービスを提供する企業、その両方を提供する企業にわけて、その戦略(市場、企業の方向はどうあるべきか、競争戦略、資源の蓄積など)等を歴史を振り返りながら、分析しています。また、各タイプの企業が、今後どうあるべきか、の意見が述べられています。2つめは、本職のソフトウエア開発を成功させるには、どのような組織で開発手法を取ればよいのか、をマイクロソフトやネットスケープ、IBM、日本企業の例等を引き、分析してあります。3つめは、ソフトウエアのベンチャー企業が成功するためには?というものです。筆者がかかわった企業の事例が10個ほど詳細に解説され、その中で、筆者達の考えた成功のためのチェックリストがどれだけ有効化を検証し、また、成功要因を探ります。その他、海外へのアウトソーシングの話題等もあります。日本企業の開発手法や、これまでの戦略について、触れられているところが多かったです。個人的には、マイクロソフト等のソフトウエア開発の様子が、リアルに描かれていて、参考になりました。経営等の前提知識は、あった方が良いですが、なくても楽しく読めます。SEさんにも、参考になるところが多々あるのでは、ないでしょうか。
事例を中心にソフトウェア企業特有の戦略を解説 (the_worldさん 2005-02-14)
約450ページにわたって、ソフトウエア企業の戦略から方法論、そして精神論に至るまで、事例を中心に事細かに解説されています。著者自身がMITの教授であると同時に、コンサルタントや取締役として活躍されていることもあり、1つ1つの事例(ケーススタディ)が非常に示唆に富んでおり、説得力があるものになっています。ソフトウエア企業の経営者だけでなく、ソフトウエア企業に何らかの形で携わっている方全てにお勧めできます。ただ読みやすさという観点から言いますと、難しいと言うほどではありませんが、入門書のように気軽に読めるものでもありません。ある程度腰を落ち着けて読む必要があると思います。最も、それだけ内容が濃いとも言えます。あと日本語訳に関して多少誤植があったことが残念です。
ソフトウエアビジネスの参考書 (しばちゃんさん 2005-02-02)
パッケージビジネスを生業とする会社にいますが、ちょうど事業計画を立てている時にタイミングよく出版されました。まずは、翻訳された有志の方々に感謝いたします。大変厚い本ですが、第二章と第四章だけでも参考になります。今一度、自社のビジネススタイルと比較すると有意義かと思います。欲を言うと日本での成功企業(サイボウズなど)についての分析もあれば申し分なかったのですが。まあ、グローバルに進出するレベルではないので致し方ないかもしれません。あと残念ながら誤植がいくつかあります。特に冒頭日本の企業を分析した表の中で会社名を間違えていたりしてちょっと残念でした。
ソフトウェアは「ビジネス」だということを再確認 (2005-01-12)
クスマノ先生は、親日家でも知られているMITスローンの教授ですが、日本人のソフトウェアに従事している我々に宛てた、重要なメッセージだと思いました。ソフトウェアを「ビジネス(商売)」と考えている日本人は確かに少ないと感じます。各書店のソフトのコーナーには、ソフトウェア業界の経営戦略論を言及している和書は、本当に存在していなかった。まさに待望の書と感じます。これをきっかけに、ソフトウェアをビジネスとして軌道に乗せるためには、どうすべきかを考えてみるきっかけをもらったような気がします。ソフトウェアのMOT論をしっかりと言及している優れた教科書です。実際、MITスローンのクスマノ先生の講座では、その原書は教科書になっています。最後に、ボランティア精神みなぎる翻訳者のご尽力には頭がさがります。必ずしも翻訳者の皆さんすべてが、ソフトウェアがご専門ではないにもかかわらず、そのバイタリティーに多謝。まさに、MOT精神そのものですね。
コンテンツ消滅 音楽・ゲーム・アニメ ペーパーバックス
小林 雅一 (光文社 2004年11月19日)
読みにくいけど面白い (次郎柿さん 2006-10-07)
音楽・ゲーム・アニメ、日本の三大コンテンツが崩壊するかもしれないと言う、いわゆる警鐘本。
Winny事件の顛末。三つの産業が抱える、その歴史から根ざす根源的な問題。
漠然としたテーマを扱っているせいか、個々の切り口のバラバラ感は否めないが、ゲーム開発の歴史など面白い点はいくつかある。編集じゃなくて、個人で書いたと思うとかなりの力作。
文体に、かなり癖のある本なので、とにかく一度斜め読みしてから、興味深いところだけ拾い読みしてもいいかもしれない。
読みやすい (おぎはらさん 2005-02-04)
一貫した流れで構成されており、全体としては読みやすい。著作権という概念が比較的最近のものであることからはじめ、P2P、ファイルローグ、Winnyに触れながら現状を把握する。そして、ビジネスとして成り立つ領域の変化に言及する。大きな流れとしてはCDなどのパッケージ販売から、ライブや場の提供・時間の共有が価値を相対的に高めると述べる。書名の「コンテンツ消滅」の意味は、上の現状を踏まえた上で後進国へのオフショアリングが進み、日本としては次に力を入れるものがない現状をさしていると思われる。アメリカには3Dへ力を入れるなどの明確さがある。
おまけの5つ星 (totoro3さん 2005-02-03)
批判的なレビューが多いので応援の意味の5つ星内容は面白く読ませていただきました。この本の賛否はコンテンツを作る側か受ける側かで捉え方が変わってくるように思います。違法コピーが普通の事として行われている現状は作る側にとってみたら死活問題なのでしょう。友達にCDを借りるような感覚で共有ソフトで違法コピーを行っているわけだから、仕組み自体が変わらないと変わらないでしょうね。作者は割とニュートラルな立場をとって執筆していると思います。いろんな立場の意見をのせてあるのは良いと思いますよ。
会社で回覧されて読みました (2005-01-06)
コンテンツの会社に勤務しているが、非常にわかりやすく面白い本だった。周りのみんなも面白いと言っていた。ここのレビューは批判的な意見が多いが、一体どういう職種の方がこのレビューを書いてるのだろう?コンテンツ業界の最先端で働いている私たちが面白いと感じるのに、それを学生の卒論だと言うあたり、きっと評論家の方なのだろう。仮にその批判が事実だとすれば、コンテンツ業界はいわゆる学生の卒論のレベルで切磋琢磨してるといえるし(実際その通りかもしれない)、そのレベルでうまくいっていることもまた事実だ。その批判が事実でないとすれば、この本をコンテンツ業界だけでなく、幅広い方々にお奨めしたい。
問題意識はわかりますが... (takadaさん 2004-12-05)
本書では,音楽・ゲーム・アニメの3つのコンテンツ産業が斜陽化する現状を,特に日本における対応の立ち遅れに焦点を当てて考察している.P2Pや中古ゲームがこれらの産業から収益を奪っていくとして,警鐘を鳴らしており,問題の着眼点は非常によいと思う.しかしながら,少なくとも音楽業界に関しては,既存のレコード業界に甘い書きぶりとなっている.レコード会社が広告に大金をはたいてミリオンセラーを生産するという古い体質から脱却したようには見えないし,不正ユーザばかりを視野に入れ,本当の音楽ファンの立場にたったネット配信のモデルを真剣に考えていないように見えるが,筆者はどちらかといえば彼らの保守的な態度を弁護し,「CDが出せなくなる」と警鐘を鳴らしているのには,賛成できない.とはいえ,指揮者チョン・ミョンフン氏の「音楽はほとんどただになるべきだ」というインタビューを引用し,録音物から生演奏への収益モデルの変化を示唆している.音楽の作り手は一義的には作者・演奏者でありレコード会社ではないことを思うと,この意見が一番まともではないかと思われた.
ドコモとau (光文社新書)
塚本 潔 (光文社 2004年11月13日)
大局的にケータイを見てみる。 (ビヨーク大好きさん 2009-01-04)
2002年から2004年にかけての両社の戦略や方向性などを描いた本。ちょうどその時期に大手CPと仕事をしていた私にとっては、「あの時のあれはそういうことだったのか」と、業界裏事情がよくわかった。単一の視野しか持っていなかったために不可解だったことにたいして、納得がいく説明が得られた。
携帯ビジネスがどのように特殊かが分かり、どのようなリソースの動きかが分かる良著。特に無線の方式がどのようにコンテンツに影響を与えるかなど、携帯電話にまつわる複数の方向からの視野を持つためには必読とも言える。
2年前の出版ですが、今読んでも色褪せていません (otu13さん 2007-03-05)
モバイルナンバーポータビリティ開始以降、
auの好調さとドコモの一人負けが目立っています。
本書ではそうした現在に携帯電話業界が形作られるまでの
背景が分かりやすくまとめられています。
2年以上前の出版ですが、内容は色褪せていません。
KDD、DDI、IDOが合併してKDDIが誕生した経緯に触れ、
iモードで飛躍したドコモのFOMA立ち上げにおけるつまづき、
着うたやデザイン戦略を生かしたauの躍進と、
内容は時系列に沿って進められていきます。
ソフトバンクもとい旧ボーダフォンはほとんど触れられておらず、
物足りないと思う方もいるかもしれません。
それでもドコモとauの2社の比較に絞られていることで、
両社の違いが鮮明に浮かび上がり、読み易くなっていると思います。
まるでプロジェクトX (りゅ?さん 2006-09-16)
ドコモとau、それぞれが直面した問題とその克服の過程が
当事者のインタビューを踏まえた会話文形式の構成による臨場感溢れる文体で描かれている。
本書は、この分野の本でありがちな単なる技術的な比較や解説といった表面的な内容(←それはそれでいいのですが)にとどまることなく、
モノづくりの現場で実際に繰り広げられたストーリーを追う一種のノンフィクションドキュメンタリーであるといえよう。
書名から受けた第一印象では、対比というより対決や決着をつけるようなものかと思っていたが、終始全くそういうことはなかった。
読後の爽快感も、きっとそんな著者の中立的な立場と文体によるものだろう。
日本におけるMNP開始まであと少し。
本書は出版時期もさることながら、前述の通りキャリアの良し悪しをメインテーマに扱っているわけではないので、
直接的にはキャリア選択の一助になるとは思わない。
だが、各キャリアの秘める熱い思いを感じ取れることは間違いない。
そして、それはきっとキャリア選択の一助になることだろう。
携帯電話のメーカーは? (113系さん 2006-07-27)
この本は、比較的分かりやすく書いてあると思います。今や携帯電話業界の上位をゆく2社のさまざまな形態や技術方針、そして最終的にはどちらの携帯を自分で選ぶかなど、これから初めて携帯を手にする人、機種変する人などは必見だと思います。
ドコモとauの違いが良く分かります (かつおどり君さん 2005-08-27)
携帯電話の最大大手であるドコモと、ドコモを追撃するauの違いを、歴史、戦略、通信方式、端末メーカーなどの違いから読み解いていく。この本を読むことにより、これまで、デザインや通信範囲のなど漠然とした違いしか見えていなかった両社に、実は大きな違いがあることが理解できる。2006年には携帯電話の会社を変えても、それまで使っていた携帯電話の番号を変える必要のないナンバー・ポータビリティがスタートする。それに伴い、多くの人が、携帯電話の会社を変えることになるであろう。そういう状況に備え、デザインやカタログ上の機能だけでなく、この本で説明されている様々な違いを理解しておくとよいのではないだろうか?
ソフトバンクの参戦で変わるケータイ業界勢力図―ケータイ3社の戦略と孫正義の描く革命シナリオ
溝上 幸伸 (ぱる出版 2004年11月)
業界の今が理解可能 (2004-11-14)
タイトルのとおり、ソフトバンクが携帯業界にいかにこれから関わるか、が最初の章で書かれています。その後は携帯業界の現状について述べられており、ソフトバンクはちらほら出てくるのみ(ソフトバンクメインの章もありますが)。ですので、携帯業界の今について知りたい人と、今後どうなるか、を知りたい方は買ってみてもいいんではないか、と。ただ、致命的な誤植を何点か発見しています(P50の基地局説明など)。その点が残念です。
楽天市場公認 楽天アフィリエイト&楽天広場 徹底ガイド
楽天株式会社、藍玉 (インプレス 2004年10月29日)
楽天アフィリエイト&楽天広場入門です (汐菱Qさん 2005-10-16)
楽天株式会社と、カリスマアフィリエイター藍玉さんが監修。アフィリエイトのしくみから、楽天広場(ブログ)を利用して、とりあえずアフィリエイトを始めましょう、という内容の本です。アフィリエイトをするには、独自ドメインでホームページを持つことが一番いいと思うのですが、その場合は少し専門知識が必要で(決して難しくはないのですが)とっつきにくいと思われがちです。楽天広場-楽天アフィリエイトであれば、誰でも簡単に始められますよ。ということです。ただし、簡単に始められますが、儲けられるかどうかは、まったく別の話です。月数万円のお小遣い程度が稼げるようになるまででも、数カ月の地道な活動が必要です。楽天広場(ブログ)もアフィリエイトも、やってみたいけどまだ全然手をつけたことがない、という人の入門書という感じです。既に始めている人には、基本を見直すという意味ではいいと思います。
簡単ではないアフィリエイト (exp100さん 2005-03-19)
アフィリエイトとはどんなものなのか?ということにはじまり、楽天広場でのHPの作り方やHPのちょっとしたコツなど、一通り書かれてありよくまとめられています。HPを作ったことのある人にはあまりお勧めできませんが、これから始めよう(特に楽天広場にて)という人には、視覚的に分かり易く書かれていますのでおすすめです。とはいうものの、HP作りにはやはり慣れが必要ですし、アフィリエイト用ということを考えた場合、”テクニックと忍耐そして持続力”が必要なことをもう少し書いていれば星5つです。簡単にはじめることはできるが、アフィリエイトは簡単ではありませんから。
アフィリエイト入門にはGOOD! (三月の虎さん 2005-01-31)
文章もレイアウトもわかりやすく丁寧でした。楽天で実際にアフィリエイトをしている方、初心者にも親切ですね。私も楽天でアフィリイトをしていますが、まだ使いこなしていない機能が紹介されていて目にうろこ状態でした。この本を読んでもっとアフィエイトがしたくなりました。・・マンガは、邪魔に思えもっと事例を多くしてくれたら満点です。
初心者向きですね (2005-01-22)
ある程度HPを作ったり、楽天広場をいじれる人には物足りないかもしれません。見よう見まねでアフィリエイトを作り始めていたので購入してみましたが、わりと知っていることばかりだったので残念でした。これから初めてチャレンジする方には参考になるかと思います。
初めてでも大丈夫! (ミーママさん 2004-12-26)
初めてアフィリエイトを始める人でも分かりやすく書かれていてとっても参考になりました!
ITスキル標準ガイドブック―ITサービス人材育成への活用 ITプロをいかに育成するか? (セレクト・ブックス)
情報処理推進機構(IPA)ITスキル標準センター (メディアセレクト 2004年10月)
本当に必要なプロはどういうプロか? (kaizenさん 2008-04-03)
ITSSは、IT分野のスキルを体系化しようとした努力の賜物です。
情報処理技術者試験と同様、参加している人達の偏りを反映しているかもしれません。
ITでもドメインの専門家が一番重要で、そこがしっかりしていないと、いいかげんなシステムになってしまいます。
なぜ、ドメインの専門家が一番上までないのかの説明がないところが残念なところかもしれません。
内容の統一と改訂を望む (IT野郎さん 2006-06-29)
執筆者が章ごと?に異なるような印象を受け、ひとつひとつは参考になる内容だが、全体の流れが悪く感じる。読む側のことをあまり考えずに、書く事に専念しただけのような印象を受ける。これではITSSの作り方と同じではないだろうか。使う側(ここでは読み手)の視点が必要だ。
ソフトウェア最前線―日本の情報サービス産業界に革新をもたらす7つの真実
前川 徹 (アスペクト 2004年09月)
知見として検証されていない”真実” (親カッパさん 2008-08-25)
元通産省の役人が書くIT産業の状況を記した本
著者は7つの真実が革新をもたらすとしています。
7つの真実はオビにも書いているので書き出すと
1.世界はソフトウェアに依存している
2.このままでは日本のソフトウェアはダメになる
3.ソフトウェア工学で問題がすべて解決するわけでない
4.ウォーターフォール・モデルはソフトウェア開発に適していない
5.優秀な人が優秀なソフトウェアをつくる
6.ソフトウェアの天才は身近なところにいる
7.ソフトウェア産業を育てるのはユーザーである
だそうです。
全部の章に言えることですが、論旨展開が強引です。
たとえば短い章である”6.ソフトウェアの天才は身近なところにいる”
では30ページにわたって外国の天才たちを紹介し、日本では
著者が関わっていた情報処理機構の「未踏ソフトウェア創造事業」にて
発見できる。として3ページで結んでいます。
さすがに外国はあまり「身近」と言えないと考えます。
また、結局ビジネスで成功したのは天才たちではなく
それを利用したというオチもあります。
また日本の例は、通産省の事業でまだこれからという内容です。
さすがに強引と評するのが適切ではないかと思います。
引用している書籍はまともなものが多いのですが、
こんな展開の文書になるのは、お役所として「何か」しなければ
ならない苦労の跡ではないかと類推します。
内容は無茶苦茶に近いですが、コラムなどは昔の話などが
載っており、ITに造詣が浅い人には役立つのでは無いかと思います。
物足りない内容でした (はるかなたさん 2007-10-14)
様々な開発手法などが記載されているので
そういった内容を勉強するにはいいのかもしれません。
しかし、作者自身が開発の現場に立ったことがあるわけでは
ないため、非常に説得力に欠ける内容だと感じました。
過去と現在を知り、未来を学ぶ (torafanさん 2005-07-28)
日本のソフトウェア業界について知りたい方に自信をもってお勧めです。日本特有の問題、ソフトウェアというものが抱える問題が歴史的経緯と現在の開発現場の状況をふまえて書かれているのでとても読みやすく、とてもリアリティのあるものになっています。「なぜ日本ではパッケージが使われないのか」などわかっていそうで今まで知らなかったことが多く、非常に参考になりました。
新しい視点 (2005-02-23)
内容的には、みんな気づいているけれどもなかなか正面きっていえない内容についてかかれています。特に、上流工程とプログラマとの位置づけ、開発手法に関してはなかなかうまく書いてあると思います。今後、日本のソフトウエア産業が進むべき道が書かれていると思います。
しっかりとした研究に基づいた、読みやすい本 (the_worldさん 2005-02-22)
日本のソフトウェア業界について、日本特有の問題を中心に、いろいろな視点から切り裂いています。文章中に多くの参考文献や引用が載せられており、しっかりと研究をして書かれていることがよくわかります。文章もわかりやすく、また所々に息抜きのコラムも挟まれており、非常に読みやすいと感じました。ソフトウェア業界についてまったく知らない人でも十分楽しめると思います。ただ、新鮮みや斬新さはそれほど多くないため、業界関係者の方には少しものたりないと思われるかもしれません。
アフィリエイトでめざせ!月収100万円―ウェブサイトでバナー広告収入を得る秘訣とは?
あびる やすみつ (秀和システム 2004年08月)
アフィリエイトに必要なのは「安心」と「快適」 (マリノーヴェさん 2009-03-17)
数あるアフィリエイト関係の書籍の中でも、「ユーザビリティ」に重点を置いた、非常に説得力のある本です。
他によくあるような「ビジターをその気にさせて、いかにリンクを踏ませるか」というノウハウではなく、「どうすれば訪れた人に気持ちよくサイトを閲覧してもらえるか。安心してリンク先に飛ぶことができるか」という点が重視されているので、売る気満々のサイト作りで効果が上がらない人は、ぜひ一読されることをおすすめします。
また、そうした「安全」「快適」のサイト作りが、多少、遠回りすることになっても、結局は、サイトへの信頼→商品への興味→売り上げに繋がっていくのではないでしょうか。
みんなの財布の事情がますます厳しくなっている中、これからは「何を買うか」ではなく、「誰から買うか」という価値観のもとに、ネットショッピングする時代になると思います。
その時、生き残るのは、あびるさんが仰られているような、ユーザビリティを考えた「安心と信頼のおけるサイト」だと思います。
考え方は好きですが・・・ (barubaruさん 2006-12-17)
アフィリエイト本として2冊目に購入した本です。
あくまで自分の得意なことを生かして稼ぐことを主題としており、質を保ったサイト作りをした結果の収入としてアフィリエイトを捉えている本です。この辺りは個人的な考えと一致したこともあり、気に入っています。
ただ、この本で示されているのはサイトの作り方までで、具体的なアクセスアップの方法などについては殆ど言及されていません。あくまで基礎を学ぶ入門的な本と言えると思います。
基本を抑える本 (◎おらくるくる◎さん 2006-06-06)
初めてアフィリエイトをやってみようと思う人は、必須の本だと思います。または、真剣にやってるのに伸びない人に。
基本をしっかり抑えてあるので、ひとつひとつチェックするとよいでしょう。
そういう意味では★5つ。ただ、tips的なことはないのでそういう意味で物足りないかも。
具体的な内容が非常に良い、初心者からの脱却向け (よねくんさん 2006-06-01)
アフィリエイトの教科書的な本だと思います。
この本をまず一度は読んで見る事をおすすめ致します。
星を5つつけましたのは、アフィリエイトとの本としてはという意味にります。
この本読んでアフィリエイトに興味が向かなかったらやめましよう。
ウェブサイトの方向性が一番大事 (Jam-Croftさん 2005-12-12)
アフィリエイトサイトは、どんなに見栄えが良いサイトを作っても、どんなに時間を掛けた文章を掲載して作っても、最初のプランニングで失敗してしまうと殆ど成果に繋がりません。
この書籍は、アフィリエイトの始め方から、サイトプランニングで失敗しない為のコンパスとヒントが非常に丁寧に一冊にまとめられています。
「これからサイトを構築し始める人」「何故、自分は成果が上がらないのか?」と疑問に思っている人には、特にオススメすべき一冊です。
インターネット白書2004
(インプレス 2004年07月01日)
インターネットビジネスにあたって役立つ一冊 (ココアパイさん 2004-07-05)
今年の始めからずっとこの本を待っていた。韓国の会社が、日本でインターネットビジネスを展開するに当たって必要な情報をこの本から得られると思ったからだ。今までは本当に困っていた。去年日本は非常にブロードバンドが普及した。しかし、その「非常に」がどれほどの数値か知る術がなかった。インターネットで探しても探しても、出てくるのは全て古い数値ばっかりだった。しかし、その「非常に」は古い数値からの予測も許してくれない。インターネット白書2004、この一冊で私はもうこれ以上正確に近い数値を求めて無駄ウェブサーフィンしないで済む。まだ情報はインターネットより本にある、日本。この日本でインターネットビジネスを展開するに当たって欠かせない一冊と言えるだろう。
情報通信白書〈平成16年版〉世界に拡がるユビキタスネットワーク社会の構築
(ぎょうせい 2004年07月)
資料としてとても有効である (虚弱大学生さん 2005-08-02)
本書は総務省が発行したというだけあり具体的な数値や根拠を提示してあり、資料としての価値はとても高い。大学生などのレポートなどはこの一冊あるだけが書きやすくなるのではないか。しかし、これからのビジョンというものがよく語られていない気がするので星は4つとさせていただきました。付属のCDもありがたかったです。
IT業界図鑑
Mint(経営情報研究会) (翔泳社 2004年06月16日)
職種ごとの“典型的な人物像”が面白い (k.tさん 2006-02-27)
所謂IT業界の多様な職種について、仕事内容やキャリアパスの紹介+「典型的にはこんな人」というイメージ絵とプロフィールが載っています。
仕事内容やキャリアパスはわかりやすく、くどくないのでさらりと読めて参考になります。人物像については、“いかにも”な絵に何となく笑え、「確かにそうかも…」と納得したり、「この職種はそうじゃないんじゃ?」と思ったり、なかなか楽しめます。面白いです。人物像については100%信じるよりは面白い読み物として眺めるのが吉と思われます。
業界の実体を実生活の目線で知ることができる本 (XPさん 2004-09-12)
IT業界とひと言で言っても、細分化され、実にさまざまな職種があるのが分かる。とはいえ、変化が激しい業界なので、長い職業人生においては、次々に新たな業種が出てくるのでしょう。年収がバブル当時を思わせるというコメントがあったが、それでも年収が1,000万円を超えているのは、ICOとシステム監査人・情報セキュリティ監査人程度で、決して高給がとれる業界ではないと思いました。業界の実体を実生活の目線で知ることができる本でした。
絵が・・・・ (ばびゅ茂作さん 2004-07-30)
IT業界について様々な人物像が描かれている。正味、業界人の絵がおもろい!!
IT業とは? (おたかさん 2004-07-25)
○現役IT業の人がキャリアパスを考える際にお薦め。IT業の様々な職種が紹介されている。目指す職種に有利な資格や、年収、その職種の需要等が参考になる。また、職種毎に参考となる書籍が紹介されている点も良いと感じた。○IT業へ就職、転職したい人には、IT業の仕事紹介としてお薦め。色々な仕事が紹介されていて、IT業を理解するのに役立つと思う。ただ、紹介されている職種が細かすぎるので、実際の採用募集枠とは合わないと思う。一人が複数の職種を兼務しているのが実態だと思うので、職種紹介と言うよりは仕事紹介として読むと良いかと感じた。業界用語というコラムは、面接時に業界研究をしている事を印象づけ出来そうなキーワードが紹介されていた。
IT業界を狙う学生にとっては必読書か? (izuminoaさん 2004-07-04)
IT業界に関連する職種50種について、特徴や年収、キャリアパスなどを説明した本である。かなり細かい情報まで書かれていて面白い。イラストは、「うーん、これは誰をモデルに・・」と思ってしまったものもあるが、欠点はそれくらいである。各職種になれる率なんかも書かれているし、各職種の人間関係(パートナーとか敵とか)も書かれている。この本は、就職本のエリアに置かれてあたが、IT業界に進もうと考えている学生にとっては必読かな。もちろん、現在IT業界に生息しているひとにとっても、有益なのはいうまでもない。
規制と競争のネットワーク産業
井手 秀樹 (勁草書房 2004年06月)
ソフトバンクの3年後を読む!―孫正義は何を見据えているか
八木 勤 (中経出版 2004年06月)
この作者は何を考えているのか? (アウグスト von マイヤーさん 2005-12-21)
提灯本でした。
こんな本、最低です。
はっきり言ってヤフーBBとソフトバンクBBのよいしょ記事だけ
孫さんの考え・今後がわかる (所さんさん 2005-03-06)
図書館で借りて、読みました。ソフトバンクの孫さんの考え・今後の展開がわかり、孫さんから目が離せなくなりました。さっそく、ヤフーBBの12mADSLを試しています。
一読の価値あり! (異邦人816さん 2005-02-05)
4,5年前に竹村健一氏との対談本「孫正義大いに語る!!―ネット革命・新世紀への挑戦」を読んでから、孫氏の壮大な夢を描くすごさには感銘を受けていました。